【20代】仕事を辞めたい時の相談相手についてよくある質問

Q.20代です。今の労働環境に不満があり仕事を辞めるか悩んでいます。こんな時、まず誰に相談するべきですか?
A.まずは「会社の直属の上司や信頼できる上司」や「身近な家族や友人」に相談することをおすすめします。
業務内容や労働時間、職場の人間関係といった仕事に関する悩みは、会社の上司に相談すると改善のための意見やアドバイスをもらえる可能性があります。
ただし、会社への愚痴や不満に聞こえないように伝え方に注意する必要がありますよ。

また、身近な家族や友人といった気心の知れた相手や社会人の先輩などに相談すると、仕事の苦労を親身になって理解してもらえるでしょう。
会社の人には話しにくいことも相談しやすいので悩みを打ち明けるだけでも気持ちが楽になるかもしれません。

Q.直属の上司からのパワハラに悩んでいます。会社の同僚や他の上司には相談しにくいのですが、誰に相談したら良いでしょうか?
A.会社の人事部や相談窓口、外部の部署や専門機関に相談することをおすすめします。
会社の人事部や相談窓口に相談すると、部署移動や労働環境の改善に向けて行動してもらえる可能性があります。

また、厚生労働省の管轄する「総合労働相談コーナー」に相談することもおすすめです。
パワハラや嫌がらせといったハラスメント行為や
解雇、賃金の引下げなど様々な労働問題を無料で相談することが可能です。
もし労働基準法に反すると判断された場合は、労働基準監督署などに取り次いでもらうこともできますよ。

直属の上司を含め身近に「誰にも相談できない」「自分だけの力では問題を解決出来ない」と感じた場合は、あなたの悩みに合っている・活用しやすい機関に相談しましょう。

Q.仕事の悩みを身近に相談できる相手がいません。専門機関に相談する場合も対面で話すのはハードルが高いのですが、どうしたら良いでしょうか?
A.対面で相談しにくい場合は、電話相談サービスを活用すると良いでしょう。
・厚生労働省が実施している「こころの耳」
特にメンタルヘルスの対策や、過重労働による健康障害といった相談対応に取り組んでいます。
基本的に土日も利用でき、メール相談も可能です。

・厚生労働省が委託している「ほっとライン」
違法な時間外労働や過重労働による健康被害といった仕事の相談を中心に対応しています。
無料・匿名で相談することが可能です。

・法務省が実施している「みんなの人権110番」
仕事に関する内容の他にも、差別やハラスメント、プライバシー問題といった人権に関わる悩みに対応しています。
窓口によっては面接による相談も可能です。

Q.仕事での嫌がらせに関する悩みを誰かに相談したいと考えています。相談相手の決め方や相談をする前にやっておくべきことはありますか?
A.相談の目的によって適切な相手を決めることが大事です。また、事前に相談したい内容を整理して、悩みの原因と改善したいことを明らかにしておきましょう。
仕事の不満や愚痴を聞いてほしいだけなのか、問題を対処してほしいのか、など相談内容によって相談する相手を見極めることが大事です。
特に、ハラスメント行為や違法な労働環境をすぐに改善したい場合は、友人や家族よりも会社の相談窓口や外部の専門機関に相談すると良いでしょう。

相談内容をまとめるには、あなたの視点だけでなく客観的な事実かどうかを踏まえて考えることが大切です。
また、相談する際も客観性を持って悩みや現状を伝えることで相手もアドバイスをしやすくなるでしょう。

Q.職場でのサービス残業に悩んでいます。会社の人事や外部の専門機関にも相談しましたが、状況が改善されません。他にも相談すべき場所があるでしょうか?
A.会社の人事や外部の専門機関に相談しても改善が見込めない場合は、転職エージェントに相談してみるのも一つの手です。
転職エージェントサービスに相談すると、
転職活動のサポート以外にも、現在の働き方についてプロの視点から客観的なアドバイスをもらえたり
あなたの仕事の適性を分析してもらえるため、現状の仕事に関する悩みが解決できることもあります。

あなたに合った働き方をじっくりと考え直す機会にもなるかもしれません。
まずは仕事に関する悩みを解消するために、客観的にあなたの現状を把握することから始めてみてくださいね。
⇒あなたに合った環境の見つけ方を見てみる

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