転職活動で間違えやすい用語に関してよくある質問

Q.転職活動中の20代です。求人票に書いてある「週休2日制」と「完全週休2日制」に違いはありますか?
A.以下のような違いがあります。
【週休2日制】
「1ヶ月のうちに最低1週は2日の休みがあること」
例えば、1ヶ月のうち週休2日の週は1回だけで、他の3週は週休1日の場合があります。
この場合は面接時に、具体的に月に何日休めるのか確認しておきましょう。

【完全週休2日制】
「年間を通して1週間に2日は休みがあること」
この場合は、土日休みの場合や平日が休みの場合もあります。

Q.転職活動では面談が行われますか?また、どのタイミングで設定されるのでしょうか?
A.企業によってはカジュアル面談やオファー面談が行われる場合があります。
【カジュアル面談】
「選考に進む前に、企業と求職者が対等に情報交換するための面談のこと」
カジュアル面談は選考過程ではないので、合否を決めるものではありません。
面接では聞きにくい内容も質問できるチャンスなので、きちんと企業研究をしておくことが重要です。
ただし、実際に選考に進んだ場合にカジュアル面談での印象が採用に影響する可能性はあるので、
面接と同様に基本的なマナーを守って臨みましょう。

【オファー面談】
「内定後に行われる企業との面談のこと」
入社前に労働条件などの最終確認や、内定者の疑問を解消するために行われます。

カジュアル面談とオファー面談は全ての企業で実施されるわけではありませんが、
入社後のミスマッチを防ぐために万全に準備しておきましょう。

Q.転職活動中ですが、求人広告にある「欠員募集」と「増員募集」にはどんな違いがありますか?
A.以下のような違いがあります。
【欠員募集】
「退職者の穴を埋めるために求人募集を出すこと」

【増員募集】
事業拡大などの理由から人員を増やすために求人募集を出すこと。

欠員募集は、増員募集よりも緊急性が高いため、選考もスムーズに進みやすい傾向にあります。

Q.求人票によって【給与】や【給料】と記載の仕方が違います。どう使い分けているのでしょうか?
A.以下のような違いがあります。
【給料】
「企業から受け取る金額から、残業代や各種手当、ボーナスなどを引いたもの(基本給を指す)」

【給与】
「残業代や手当、ボーナスなどの会社から受け取るすべての報酬のこと」
給与には、お金だけでなく現物として支給されるものも含まれる場合があります。
例えば、ボーナスとして自社製品を支給された場合も、報酬と捉えられて、支給された物を金銭に換算した金額に応じた所得税が掛かることになります。
そのため、会社から記念品などをもらった場合は、
それが課税対象かどうかを給与明細で必ず確認しておきましょう。

Q.収入と所得は具体的にどんな違いがありますか?
A.以下のような違いがあります。
【収入】
「税金や社会保険料が天引きされる前の、会社から受け取ったお金の総額のこと」
会社から受け取る源泉徴収票の「支払金額」欄に記載されています。

【所得】
「会社に勤務している場合、収入額から給与所得控除を差し引いた金額のこと」
源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」欄に記載されています。

※給与所得控除:必要経費として差し引かれる金額のことで、収入額に応じてその金額は変わります。

もし、上記のような転職用語に限らず、転職活動を進める中で疑問に感じた点や自力で解決できない悩みがあれば、転職に詳しいプロに相談してみることも有効な手段の一つです。
プロに相談することでインターネットだけでは集められない情報や手厚いサポートを受けながら安心して転職活動を進めることができますよ。

現時点で転職に関して疑問や不安を抱えていたら、あなたが安心して行動できる方法を選んでみてくださいね。
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