会社を無断欠勤した場合ついてよくある質問
Q.職場の人間関係のせいでストレスが限界です。会社に行きたくないのですが、もし無断欠勤したらどうなりますか?
A.無断欠勤した場合、会社から以下のような対応を受ける可能性があります。
・会社から電話やメールで連絡が来る
・上司や同僚が安否確認のために自宅を訪れる
・会社から家族や緊急連絡先に連絡がいく
・損害賠償を請求される可能性がある
・降格や懲戒解雇といった処分が下る可能性がある
無断欠勤をする理由は、「寝坊、過労、個人的なトラブル、事故や病気」など様々ですが、
会社に迷惑をかけたり上司や同僚からの信頼を失うことに繋がってしまいます。
すると、職場での居心地が悪くなったりさらに
人間関係のストレスを感じるようになってしまうかもしれませんので無断欠勤は控えましょう。
Q.もし会社を無断欠勤し続けた場合、処分を受けることになりますか?
A.会社の就業規則に記載があれば、その内容に沿った処分を受けることになるでしょう。
もし無断欠勤が続き会社側に損害が発生した場合は、損害賠償を請求される可能性や
解雇の中で最も重い処分である「懲戒解雇」を受ける可能性もあります。
Q.もし長期の無断欠勤により懲戒解雇を受けてしまったら、失業保険は受け取れないのでしょうか?
A.懲戒解雇を受けた場合でも、失業保険を受け取ることは可能です。
そのためには会社が発行する離職票が必要なので必ず受け取りましょう。
まずは失業保険を受給する条件を満たしているかを確認してみてくださいね。
Q.寝坊で無断欠勤をしてしまいました。上司から電話とメールで連絡が来ていますが、どうしたら良いでしょうか?
A.気付いた時点ですぐに折り返しの連絡を入れましょう。
連絡する際は、嘘をついたり言い訳をすると
会社からの信用を失ってしまいかねませんので
正直に事情を説明することが大事ですよ。
その後出勤した際は、迷惑を掛けてしまったことの謝罪をきちんと伝えましょう。
Q.上司からのパワハラに耐えられず、3日間無断欠勤をしてしまいました。解雇や処分を受けることになりますか?
A.パワハラなどのハラスメントが原因の場合は、無断欠勤が認められる可能性があります。
さらに、事故や自然災害といったやむを得ない事情の場合や、うつなどの症状が原因の場合も、会社側は社員を解雇できず無断欠勤が認められるケースがあります。
もし無断欠勤の原因が仕事の悩みやストレスにあるならば、あなた一人で抱えて限界を迎える前に、上司に相談してみるとストレス解消や問題解決に繋がるかもしれません。
Q.会社への不満が積み重なり今すぐ現職を辞めたいと考えています。そこで、退職前に無断欠勤をして転職活動をしても良いでしょうか?
A.退職前に無断欠勤をするのはおすすめしません。
無断欠勤をすると、会社によっては減給されたり、
退職金が減額もしくは受け取れない可能性があります。
また万が一、無断欠勤により「懲戒解雇」を受けた場合、その事実を応募企業に知られてしまうと転職活動で不利になってしまいます。
懲戒解雇されたことは、履歴書の「賞罰欄」への記載が必須ですし、面接時に退職理由を聞かれた場合は正直に答える必要があります。
もし事実を隠して入社できても、後からバレてしまうと経歴詐称となり懲戒解雇になってしまう可能性もあるのです。
無断欠勤をして転職活動を進めるとこのような高いリスクがあるので控えた方が良いでしょう。
Q.現職の残業がきつく無断欠勤をしてしまいました。この場合、会社からそれまで働いていた分の残業代は支払われるのでしょうか?
A.無断欠勤した場合も残業代は支払われます。
労働基準法によって、企業は労働分の賃金や残業代を支払う義務があります。
無断欠勤をした場合も、企業は社員に金銭面でのペナルティを与えることはできません。
Q.会社をやむを得ず無断欠勤してしまった場合、その分を有給休暇に充てることはできますか?
A.有給休暇を無断欠勤に充てることはできません。
有給休暇を使用する場合は、必ず本人による事前の申請が必要なので、無断欠勤による事後の申請は基本的に認められません。
Q.転職活動をしています。現職を退職する際はどのような流れで準備を進めたら良いですか?
A.以下のような流れで進めると良いでしょう。
①退職の意思を伝える(退職願を提出する)
②退職を認められたら退職日を決める
③退職届を提出する
④業務の引き継ぎや有給休暇の消化、退職の挨拶を行う
⑤退職する
民法上、2週間前までに退職の意思を伝えれば退職は可能です。
ただし、ポジションの後任を探したり引き継ぎの期間が必要なので、最低でも退職希望日の「1~2ヶ月前」には退職の意思を伝えることがマナーとされていますよ。
Q.退職を引き留められた場合、どのように対応したら良いですか?無断欠勤をして退職するのはダメですか?
A.会社から退職を引き留められる場合は「すでに転職先に入社承諾書を提出した」と伝えると良いでしょう。
強い意志を伝えるためにも退職を報告する時期は繁忙期を避けるなど、会社のスケジュールに配慮することが大事です。
また、無断欠勤をすると会社からの信頼を損なったり同僚との関係性にもマイナスな影響を与えてしまい、円満退職から遠のいてしまうので控えましょう。
Q.疲労やストレスが溜まり、毎日「無断欠勤してしまいたい」と憂鬱な気分で仕事をしています。今すぐ転職をした方が良いでしょうか?
A.憂鬱な気分が続き健康面にも影響が出る場合は、転職を視野に入れても良いでしょう。
疲労やストレスが溜まると判断力が鈍ってしまうこともあるので、まずはストレスや仕事の悩みを抱えていたら信頼できる相手に打ち明けてみることをおすすめします。
また、もし現状のままではストレスを解消できないと判断したら、第三者からあなたの状況について客観的な意見をもらうことも大事です。
身近な友人や家族だけでなく転職市場に詳しいキャリアアドバイザーに相談することも有効な手段の一つですよ。
まずはあなたの職場のストレスや不満を改善するために、今できることからアクションを起こしてみてくださいね。
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