マスク着用・非着用が転職に及ぼす悪影響
コロナウィルスの変異や感染拡大で、世間ではより一層「マスク着用」に敏感になっていますよね。
マスク着用をしないと飲食店で入店拒否だったり、タクシーや飛行機などの運航手段も利用出来ないなど、身を守るためとはいえ、息苦しさを感じてしまいます。
ですが、マスク着用拒否は、単なる「マナー」だけではなく「ルールを守れるかどうか」という価値観も浮き彫りにしましたよね。
もちろん、マスクを健康上着用が難しい場合、説明をすることで和解出来ますが、ただ「自分には不要だと思うから」では周りも納得出来ません。
ところで、「不要だから」と拒んでも必要なものといえば、「転職する際に書く履歴書・職務経歴書」も同じなんです。
いくら「自分は口頭で伝えるから」「書くほどのものはないから」と言っても、企業が提出を望む以上、履歴書もマスク同様用意する必要があります。ですが、そうは言っても‥‥
あなたは転職やフリーターからの正社員のための就職を思い立っても「履歴書」「職務経歴書」のことを考えるだけで気が重くなってはいませんか?
「サイズはA4かB5、どっちが常識なの?」
「証明写真は写真館でプロに頼んだ方が好印象?」
「手書きは時間がかかるからPCでもいい?」
その他でも、実際に履歴書を目の前に置いたとたん、様々な疑問がよぎるせいで
せっかくキャリアアップ転職やキャリアチェンジ転職を思い立ったのに諦めてしまったことがありませんか?
それとも、今まさに履歴書作成に「詰んでる」と思っていませんか?
あなたの長所やポテンシャルが履歴書に表現出来ず書類選考が通らずに
面接まで進めないせいで企業に熱意をアプローチ出来ないなんて勿体ないですよね?
企業に好印象を持ってもらうための
正しい履歴書と職務経歴書を書き方を最後までチェックしてくださいね。
履歴書と職務経歴書の本当の目的を知っていますか?
そもそも履歴書と職務経歴書の提出を必須にしているのは
あなたの基本的な状況・情報を知るためです。
そのため、履歴書と職務経歴書は求人者の資格やこれまでのキャリアなど基本的な情報をもれなく記載する必要がありますよね?
企業の人事部や面接・採用担当者は初めて出会うあなたのことを
面談に進む前に、まずこの履歴書と職務経歴書から自社にマッチしているか、活躍してくれるかを判断する場合も多いです。
ですので、誤字や脱字がないことはもちろん、
事実に基づいて正確に記載することが前提です。
また、求人者が多い人気が高かったり少数精鋭を希望する企業の場合ですと
限られた情報を明確に伝えてアピールすることが重要になりますので丁寧に作成することは大前提です!
証明写真のポイントは?
履歴書を目にした時に最も目を引くポイントになります。
・必ず正面から撮影し胸から上の構図のカラー写真
・少し微笑むくらいの表情
上記を意識し、リクルートスーツや白い襟付きのシャツを着用して駅などにある証明写真機や写真館などで撮影をしてください。
少しでも費用を抑えたい場合はカメラを正面に固定し、白や青系の背景を用意の上
自分で撮影したものも自宅のプリンターで印刷したものでも問題ありません。
ですが、証明写真機と違い、ガイドがないので何度も撮り直して時間を使ってしまったり
その際はパソコンなどにデータを取り込む手間や縦横4センチ×3センチに編集して使用する必要があるのでご注意ください。さらに、注意点としては
インターネットからダウンロードした場合は
実際に印刷するサイズの倍率を間違えないようにしましょう。
倍率を間違えてしまうと履歴書の写真は縦横4センチ×3センチなので
ズレてしまったり、張り付ける外枠が見えてしまったりと
添付が難しくなります。
パソコンと手書きはどちらが好印象?
履歴書と職務経歴書に求められるものは
正しいあなたの情報という「中身」です。
ですので、特に「手書き必須」など
規定がない限り、パソコンで作成しても
間違いではありません。
また、手書きの場合は文字が「小さい」「薄い」などで
自信がなく受け取られてしまう恐れもあるので
大きく、丁寧に記載してくださいね。
職務経歴書にはアルバイトや短期の仕事も書くべき?
あなたの仕事のキャリアや傾向を職務経歴書で確認できることが大切ですが
学生時代のバイトなど関連性の低いものは全て記載する必要はありません。
ですが、企業の志望動機やあなたの自己PRの強みになることもあります。
職務経歴を作成しながらこれまでのキャリアを洗い出して自己分析してみてくださいね。
さらに、記載をしていなくても、面接官から「この他に仕事をした経験はありますか?」という質問を受けた場合、正直に答える必要があります。
その場合は、「期間が短いので記載しておりませんでしたが…」となぜ期間が短かったかの理由を伝えると納得してもらえて、信頼関係を築くコミュニケーションをとることが出来ます。
自己PRと志望動機に趣味の欄…思いつかない場合は?
企業にあなたの人柄や熱意を伝えるために志望動機は最も重要なポイントになります。
ですが、何社か希望の企業があったり、ジョブチェンジによって
全くキャリアがない場合だとどうしても難しく感じてしまいますよね。
特に個人で転職に挑む際は一社一社
各々に合った文面を考えてエントリーすることが自然と出来ますが、
転職エージェントやキャリアアドバイザーに相談すると5件、8件と同時進行でエントリーすることも珍しくありません。
結論から言えば、志望動機が重い浮かばない…という企業がある場合は、そもそも積極的にエントリーすべきではありません。
せっかく面接まで進めたとしても、曖昧な志望動機だとこれまで採用面接をこなしてきた面接官にはすぐに真剣度が察せられてしまいますし、面接で焦ってしまうせいで気持ちも落ち込んでしまいます。お互いにとって良い影響は与えられません。
また、自身で自己PRを記載する際に注意すべきことは
趣味など「自己紹介」を書くのではなく、
あくまで企業にとって注目する
・スキルや強み
・これまでのキャリアで学んだこと
等々、簡潔に表明してください。
さらに、趣味などの欄を空白にして出してしまいがちなのも勿体ないポイントです。
「業務に必要ないから…」と省略したり、履歴書そのものに空白が目立つと、企業として第一印象が「あんまりウチで働くことに積極的じゃないのかな」というイメージを抱かれやすいのです。
あなたの人柄をアピールするためにも、趣味の欄も記載してみてくださいね。
履歴書や職務経歴を書き間違えたという場合は
履歴書と職務経歴書は企業に提出する
「正式な書類」になりますので
修正液や二重線での修正は好ましくありません。
また、修正のためにいわゆる「消えるボールペン」は
熱など外的な作用で文字が消えてしまうという
デメリットがありますので使用は控えましょう。
記載する前に鉛筆で下書きをすると
書き損じを防ぐことが出来るので取り入れたり、
パソコンで作成し編集可能なデータを保存しておくことで印刷し直すなど間違いを事前に防ぐことも出来ます。
書類選考に通らないと感じてしまったら
いつでもキャリアアドバイザーの「キャリサポ」にご相談くださいね。