内勤事務オフィススタッフにカンタンになれない理由

「今の仕事はやりがいがあるけど、体力的にずっと続けられないな…」
「デスクワークがしたいけど、何かを書いたり企画したりはしたことない…事務やオフィスアシスタントに転職しようかな」
「そこまで良い待遇を求めてないから、内勤事務オフィススタッフなら、すぐに見つかりそう」

実は、こんなキャリア相談がすごく多いって知っていますか?

確かに、社会経験があって、パソコンがある程度使えて、残業が少なくて、ある程度人とのコミュニケーションが取れる仕事を想像すると「内勤事務オフィススタッフ」はかなりイメージしやすいかもしれません。
「ちょっとパソコンが出来れば誰でも出来るし、求人も出てるんじゃないの?」と思ったかもしれません。

確かに、内勤事務オフィススタッフの求人自体は珍しくありません。
ですが、多くは正社員ではなく、派遣社員や契約社員のみを募集していたりと、人気の職種なのに正社員での募集はドンドンと減少している傾向があるのです。

それはなぜか、あなたは知っていますか?

人気はあるのになかなかなれない?内勤事務オフィススタッフの実情

求人広告を見ていても、チラホラ見かける内勤事務オフィススタッフ。とても狭き門には見えません。ですが、各社よく条件を見てみると、、、

▲実務経験のある人や
▲エクセルなどのパソコンスキルがある人や
▲企業によっては営業アシスタントを兼ねていたり
▲秘書役にもなれる臨機応変さやコミュニケーション力

等々、単純にデスクワークが出来れば良い、というものでもないことが分かると思います。
さらに、募集枠も各社1人など、採用の枠もかなり少ないのが共通項と言えます。

それだけではなく…
この問題もコロナ禍によるもの…ではなく、会計ソフトやプログラムの進歩で、企業に求められる税理士のような仕事まで仕組み化で解決出来るようになったためでもあるんですよ。

ですので、もう少し先の未来には、内勤事務オフィススタッフというポストはパソコン1台とAIで事足りてしまうと言われていることから
「人気だけど、未来がない」と言われているゆえんになってしまっているんですね。

そういえば、
内勤事務オフィススタッフを目指す人の志望理由としては冒頭でもお話したように

■営業職で休日返上で取引先と昼夜を問わずやり取りして疲れてしまった…

■土日休みが魅力だから、内勤事務オフィススタッフに転職したい

■アパレル職種はやりがいもあったけど不定休は予定も入れにくくて立ち仕事は体が辛くて
もっとライフバランスをなんとかしたい…

■腰を据えて働けるホワイトカラーに憧れてる…

■施策に追われているとノルマや営業のない事務部署とすれ違った時
のんびりしてそうで羨ましくなる…

内勤事務オフィススタッフにキャリアチェンジして仕事に対して
精神的なゆとりがほしい…

■現職は上司の昔かたぎが捨てられず手書きやアナログが多すぎて‥時代に逆行してる…これからはもっと
時代に合ったパソコンスキルを伸ばしていきたい         

等々があげられます。

ですが、あらためて考えてみても、、
ただ安定していると思って内勤事務オフィススタッフを志望して求人票を見ても、全ての企業が土日固定休というワケではありませんし、入力だけではなくエクセルやワードを素早く操作したり、使いこなすことが必要になるんです。

さらに、内勤事務オフィススタッフへの転職や就職活動の
選択肢の幅を広げるためにあるものを絶対向上させる必要がある
ということをご存じですか?

内勤事務オフィススタッフに必要…けど獲得は実は簡単じゃないものって?

その必要なものとは先ほど条件の1つに挙げた
実務職の経験によるキャリアやスキルです。

漠然とした答えに受け取ってしまうかもしれませんね。
具体的に言いますと、

例えば、先ほどお伝えした内勤事務オフィススタッフを目指すためには書類作成を行うエクセル操作はもちろん、
速度のあるデータ入力のためのブラインドタッチは
必須で最低限とされるスキルと言えます。これは長くパソコンを操作していないと身に付きません。

さらに、一般事務はマニュアルのある単純作業の繰り返しに見えますが
細々とした雑務や自社システムの処理、来客時の応対や受電まで担当する企業も少なくありません。

ですので、
あなたが一般内勤事務オフィススタッフの就職や転職活動に悩んでいて、実務経験がないとしたらこれらのスキルを向上させることによって問題解消に導くことができるとも言えます。

でも、そうは言っても
必須のスキルの獲得は簡単ではありませんし、
習得するためには時間も労力もセミナーやパソコン教室などで費用もかかります。

それに、「実績や内勤事務オフィススタッフの実務経験がなくてもいいって言う、
一般事務の求人をしている企業もあるんだけど…それはどうなの?」
と感じたかもしれません。

確かに求人票に掲載された条件によっては
事務としての経験を問われない場合もあるんです。

その場合は
面接の場でPC作業の課題も受けた結果、職務を行える技術が認められることで採用選考に残る可能性があるわけです。

ところが、どうしても
一般事務は人気の職業となるので同じ募集があった時に
人柄や熱意が不要というわけではありませんが、
実績やスキルの高い人材が求められてしまう傾向が高いです。

ですので、もしあなたがサービス業から
未経験で一般事務にキャリアチェンジを考えている場合、

やはり
必要な事務処理スキルを見定めてキャリアチェンジに繋げる行動が重要になっていきます。

内勤事務オフィススタッフには逆算して導き出したスキルの獲得が必須…そんなことすぐに出来るの?

だからといって、今すぐPCスキルを身につけよう!と計画を立てても
やみくもに独学で行うことはあまりおすすめできません。

なぜなら、
必要最低限の要素の要領が分からないままだと
習得が遠回りになってしまったり脇道に逸れる事態になってしまって
思ったような成果が出来ない…など

結局、スキルアップ自体を諦めて現状に妥協するしかない…
ということになりかねないのです。

ですが、そうは言っても繰り返しになりますが最低限のスキルとして

・PCの基本知識
・パワーポイントの基本操作
・ブラインドタッチ
・エクセル・ワードの基本操作

などは必要不可欠です。

さらに、オフィスでの人間関係の基本となる
ビジネスマナーを学ぶことも必須となるでしょう。

ところが、今はさらにビジネスマナーやパソコンスキルの他に内勤事務オフィススタッフにも必要とされている「あるもの」があるんです。それって何だと思いますか?

それは、ズバリ
さらに事業に対して主観的にどう経費を節約するか?どうこのデータを活用していくか?を
提案してくれる人です。

事務=サポートスタッフという認識で受け身でいると、どんどん新しいソフトウェアやプログラムの発展で不要になる可能性があります。

そうなってくると、ただのアシストに専念するだけでは将来的にも能力に限界が来てしまうといのはイメージがついてしまうかもしれませんね。

ですが、そうは言っても、冒頭でお話したように全てが自動化するとしても
「まだまだレシートや請求書を整理するための事務作業は人の手でやらなくちゃいけない仕事だ」と思うかもしれません。
実は、すでにそんなことないんです。

例えばレシートをいちいち発行しなくても、
使っているクレジットカードと会社の会計ソフトを同期することで
出先の支払いを全て集計することも出来ます。

事務といえば代表的なこの領収書の集計や集めるための声掛けという業務すら、このようにどんどん手作業の割合は減っているんですよ。

あなたはそうなると、どんな働き方が求められるか、分かってきたかもしれません。
それは、ただ言われた仕事をするというだけではなく、企業のために

どんな効率化をアップさせる方法があるか
効率の良い仕事の戦略を立てるためにはどんなアクションをすればいいか

という提案を出来るまでになることがベストです。

そうでなく、ただ言われた仕事だけをこなすになってしまうと、先にお伝えしたようにシステムやプログラムの仕組みで十分になってしまうからですね。

もちろん今すぐに事務やサポートスタッフが不要になるかと言えば違いますし、
逆にサポートだけではなくプレイヤーとして希少性を上げることがこの先のビジネスで重要になると言えます。

ですので、現在使える事務やサポートスタッフのスキルを磨きながら、これからの時代に合ったスキルを身に付けることが大切ですよ。

もし、ここまで読んでくれたあなたがは
「自分にはそんな特別な希少性ない…でも、
今無くても育てたい!」と思ったとしたら

独学や自己流でスキルアップの勉強をすることはもちろん大切ですが、専任のキャリアアドバイザーに相談することが近道です。

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キャリアアドバイザーに相談することで、今のあなたが
あなたの理想とする働き方のステップアップの
目安や、現在はどのポジションにいるのか把握することが出来ます。

そして、自分のやるべきことが分かったとしたら
キャリアアップのアクションを開始してくださいね。

なぜなら、キャリアアドバイザーはキャリアカウンセリングの他に
あなたのキャリアアップやキャリアチェンジにマッチングした
企業の紹介も行なっているからです。

あなたの目指すキャリアアップも
あなた専任のキャリアアドバイザーが
しっかりヒアリングしているので

他にも面接対策や履歴書の基本的な書き方など少しでも不安な部分があれば徹底的に問題解消に導きます。

ですので、「今更スキルアップについて誰にも相談できない…」なんて思いをひとりで抱え込まずに

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どんな些細なことでも
あなたのキャリアの悩みをご相談くださいね。

 
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