解雇後の再就職を目指すなら、面接で気を付けるべきポイントはコレ

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

あなたはこれまで解雇されたことによって会社を退職した経験はありますか?
解雇による退職となると、「再就職の際にマイナスな印象になるのでは?」「普通に退職するより、転職活動のハードルが上がってしまうのでは?」と不安を感じるかもしれません。

どうしてもネガティブなイメージを持ってしまいがちな「解雇」ですが、実は転職活動で不利になりにくいケースもあります。
それはどんな状況による「解雇」か知っていますか?

それは「整理解雇」という、いわゆるリストラであるケースです。
なぜ印象として不利にならないかというと、
整理解雇の場合は、企業の業績不振などが原因となる会社都合扱いになり、いち従業員に対して否は認められないのです。
つまり、整理解雇は転職活動において「従業員の落ち度による解雇ではないため、採用に関して不利な要素ではない」と言われています。

一方で、「普通解雇」「諭旨解雇」「懲戒解雇」のいずれかの解雇を言い渡された場合は
先述した「整理解雇」に比べると、どうしても転職活動で不利になる傾向があります。

では、会社都合以外で解雇された場合どういったことに気をつけて転職活動を進めれば良いのでしょうか?
まずは、「履歴書の選び方」について注意してほしいポイントをお話しいたしますね。

履歴書の書き方で「解雇」もネガティブじゃなくなる?ポイントはこれ

履歴書には「賞罰欄」の項目が設けられているものがあります。
賞罰欄の「賞」は受賞歴や表彰歴といったあなたをアピールできる内容、そして「罰」は犯罪歴を書きます。

一般的に、法律に触れる理由での解雇でなければ記載しなくても良いとされていますが、
もしあなたが法律に触れる理由での懲戒解雇を受けた際に、履歴書の賞罰欄に記載をせず
それが発覚した場合は、経歴詐称を問われる可能性があるので注意が必要ですよ。
そのため、特に企業から指定がない限りは、賞罰欄のない履歴書を選ぶと良いかもしれません。

また、履歴書に記載する退職理由は、あなたが解雇された理由によって変わりますが、一般的には
会社都合退職の場合⇒「会社都合により退職」
自己都合退職の場合⇒「一身上の都合により退職」
上記のように簡潔に記載します。

このように、履歴書の選び方や記載の仕方にも注意しながら、あなたの経歴が分かりやすく伝えられるものを選ぶことが大事です。

履歴書以外にも現時点で心配事があるならば、まずはプロに相談するなど解雇後の転職活動に関する疑問を解消するために行動してみてくださいね。
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今回の記事は、「解雇後に行う転職活動の面接で注意すべき点」についてお話いたします。
現在、解雇されてから再就職を目指してアクションを起こそうとしているのであれば、ぜひ最後までチェックしてみてください!

解雇されたことが再就職の際にバレることはある?

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解雇された後に転職活動をスタートすると決めた場合、「再就職の際に応募企業にバレなければ問題ない」と感じるかもしれません。

ですが結論から言うと、解雇された事実がバレる可能性はあります。

具体的には、以下のような書類には解雇された事実が記載されているため、
入社後に企業へ提出する必要があった場合に知られてしまうかもしれません。

【退職証明書】
前職の企業を退職したことを証明する書類で、退職理由や退職の経緯などが記されている場合があります。
応募企業に退職証明書の提出を求められたら解雇された事実を知られる可能性がありますので
選考時点で正直に話すなど、経歴を偽っていると思われないよう誠意を持って対応しておくと良いでしょう。

【離職票】
退職後1週間~10日程度で前職の企業から交付される書類で、失業保険をもらうためにハローワークに提出する必要があります。
退職理由や解雇の旨が記載されていますが、転職先の採用担当者に見せることはありません。

解雇されたかどうかについてはプライベートな情報なので、基本的には前職の企業から再就職先に連絡がいったり
あなた自身から申告したりしない限りは解雇された事実が判明する可能性は低いでしょう。

ですが、転職活動の面接選考や書面において意図的に解雇の事実を隠すと経歴詐称に問われる可能性があるので、履歴書や面接で退職理由を聞かれた際に嘘をつくことは避けた方が賢明です。

ただし、そうは言っても解雇後の転職活動への不安が払拭できないなら…考えてみてください。
仮に経歴に嘘をついて入社できたとしても、いつどのようなタイミングで会社に知られてしまうか分かりませんし、嘘がバレるかもしれないリスクにおびえて過ごすことになるかもしれません。
それよりも、正直な経歴で採用された会社に勤める方があなたも精神的に安定して長く働き続けられると思いませんか?

もしあなたが安心して働ける環境を見つけたいと思ったら、転職に詳しいプロを味方にして転職活動を始める方法も検討してみてくださいね。
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面接では解雇された理由を言わなくても良い?

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一般的に、面接官から聞かれなければ自ら答える必要はありませんが、もし聞かれた場合は正直に事実を伝える必要があります。

なぜなら、先ほどお伝えしたように、解雇した事実を偽った場合は経歴詐称に問われる可能性があるからです。
そこで、面接で解雇理由を聞かれた場合は以下の点を含めて答えることをおすすめします。

【自分に原因がある解雇の場合】
・解雇に至った経緯
・解雇されたことで何を学んだか
・学んだことをどのように業務に活かしていくか
反省の気持ちを言い訳を含めず簡潔に伝え、
応募企業に貢献したいという前向きな気持ちをアピールすることが大事です。

〈例〉
「前職は〇〇という理由で解雇されてしまいました。
自分の〇〇な点に問題があったと気づき深く反省しています。
この経験から〇〇が大切だと学びました。
この反省を活かし、今後は御社に貢献できるよう努めてまいります」

【会社の都合による解雇の場合】
前職の業績状況などを正しく説明して
被害者としてではなく、前向きに応募企業への意気込みを伝えると良いでしょう。

〈例〉
「会社の業績不振により会社都合で退職いたしました。
前職で培った〇〇に関する知識や経験を活かし、御社の業務に貢献したいと考えております」

このように、面接で退職理由を聞かれた際は正直に事実を伝えて、反省点と心機一転して業務に励む意思を示すことが大事ですよ。

また、解雇の説明の仕方に限らず面接全般の受け答えに不安がある場合は、転職に詳しいプロに相談して選考対策を行うことで自信を持って進めることが出来ます。

もし解雇後の転職活動を自力で始めようとしていたら、第三者の意見なども活用しながらスタートしてみてくださいね!
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