過度な緊張から面接の自己アピールで「●●しすぎ」に注意
「志望理由は間違えずスラスラ話せるように何度も練習」
「面接で聞かれそうな質問はあらかじめ回答を考えて暗記」
「緊張しいだから面接前は『緊張しないコツ』を調べて対策!」
「本番は面接官に緊張が伝わらないようにしっかりイメトレをして挑む」
あなたにも、面接前にこんな対策や練習をしたことはありませんか?
面接などの失敗できない大事な場面では、なかなか緊張から逃れることは難しいですよね。
特に人前で話すのに苦手意識が強いと、
なおさら「緊張しないように」と対策をして面接に臨む人も少なくありません。
ですが、もしあなたが過度な緊張から自分の名前を伝えることすら精一杯で、自己紹介もカミカミになってしまった…といった様子では、
第一印象から「この人はプレッシャーに弱い人かもしれない」と感じられてしまいますし、
アピールしたいことも思うように答えられずマイナスな印象に繋がりかねません。
ところで、実は緊張を見せないように・緊張しないように、と考えるより
あえて自ら「緊張している」と伝えてしまうことも緊張を軽減させる一つの方法だということを知っていますか?
例えば、自己紹介の時点で「大変緊張しておりますが、本日はよろしくお願いいたします」と伝えてしまえば、
あなたが緊張しやすいことを相手も認識しているため、途中で言葉に詰まっても落ち着いて会話のテンポを取り戻すことが出来るかもしれません。
あなたが少しでも緊張を和らげて面接に臨むために、このようなちょっとしたコツも活用してくださいね。
ところで、面接の場面では自信を持っていないことが態度や表情、受け答えにも表れてしまうものです…。
自信を持って堂々とアピールするためには、まずはあなた自身の強みやアピールポイントを明確にすることが重要になります。
もし現在あなたが面接でアピールすべき強みが明確でないなら、まずはあなたの現状を見直すことからアクションを起こしてみてくださいね。
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今回の記事は、「面接で自信を持って自己アピールするためのコツ」についてお話しいたしますので、自己アピールが苦手な場合や転職の面接経験が少なく緊張しがちという場合は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
万全に対策をしたのに、いざ面接官を前にすると緊張で話せない…そんな時の対策は
「せっかく自己アピールをする練習をしたのに、緊張で内容が飛んでしまった…」
あなたは面接でこのような後悔をした経験はありませんか?
これは場慣れしていないことも考えられますが、
もしかすると、あなたは上手く話そうと意識しすぎているのかもしれません。
ですが面接ではスラスラと話せること以上に、真摯な思いを伝える姿勢を見せることも大事ですよ。
面接官の質問に対して暗記してきた内容を模範解答のように答えるだけでは、
質問と回答が嚙み合わなかったり、面接官の印象に残りにくい可能性があるからです。
そこで、あなた自身の言葉で答えることが面接の成功に繋がるかもしれません。
「あなたの言葉で伝える」ためには、以下のポイントを意識してみてください。
・想定した質問の回答を何度も口に出して練習する
・あなたの強みやそれを裏付けるエピソードについてキーワードを用いて内容を組み立てる
何度も練習を繰り返すことで、たとえ本番で緊張しても自然と言葉が出てきたり、キーワードを思い出せれば話の筋を通して伝えることが出来ますよ。
どんなに緊張しいな性格でも練習を重ねることで本番での緊張の度合いも大きく変わるはずです。
また、面接練習をする際は、面接官と実際に話すときの「間」や「相槌」などコミュニケーションをとることを意識してみると、本番で一方的に話しすぎてしまうミスも防げるかもしれません。
しかし、そうは言っても一人二役で面接練習をするなんて難しい…と思ったら、プロのキャリアアドバイザーに相談することもおすすめです。
プロのキャリアアドバイザーに相談すれば、面談対策として模擬面接を実施してくれる場合があります。
応募企業に対する正しいアプローチを把握したプロの目線から、面接の基本マナーや受け答えに関してあなたに合わせたアドバイスを受けとることも可能ですよ。
また、キャリアアドバイザーによっては模擬面接や本番の面接結果についてフィードバックをもらえるので転職の成功率は圧倒的にアップします。
面接官との会話の流れやリズムをつかむことが出来るので本番の自信にも繋がるはずです。
他にも、自己アピールについてこんな勘違いをしていませんか?
あなたは面接で
「あなたの強みを教えてください」という質問に、何もアピール出来ないまま面接が終わってしまった…
という経験はありませんか?
せっかく準備してきたのに、手応えなく不完全燃焼に終わってしまってはやるせない気持ちになってしまいますよね。
しかし、「面接は必ず自己アピールをする時間が設けられているもの」と思っているなら、それはあなたの勘違いかもしれません。
実は、面接選考では「全ての時間が自己アピールの時間」だと思って挑むことが大切なのです。
もしあなたが面接対策として、一問一答の形式で質問されることを想定していたら注意してください。
どのように質問されるかは面接官によって異なり、時には想定外の質問をされる可能性もあります。
たとえ「あなたの強みを教えてください」といった直接的な質問でなくても、他の質問であなたの強みが伝えられる回答を準備しておくことが大事ですよ。
その際は、あなたの強みは3~5つほど答えられるように用意しておきましょう。
もし自信のある実績が少ない…と不安に思っても大丈夫です。
同じエピソードでも視点や表現の仕方を変えてみると、異なるあなたの強みをアピールすることは可能です。
さらに、1つの強みに対する実績やエピソードはセットで覚えておき、面接でも自然と答えられるよう頭にインプットしておくことも効果的ですよ。
この練習をしておくと、面接でどんな質問をされてもあなたの強みを関連づけてアピールすることが出来るようになるのです。
そうは言っても、もしあなたが、「どんな質問が来るか分からなくて対策が難しい」「そもそも自分の強みなんて頑張っても1つしか見つからない」と不安に感じていたら、転職対策のプロに相談することも有効な手段の一つですよ。