Q.転職活動中です。入社日は自分で決めることができますか？
A.基本的に求職者自身で決めることが可能です。
内定をもらってから、退職や引っ越しなど様々な入社準備をする期間が必要なので
企業側も求職者の希望を尊重してくれる場合が多いでしょう。

ただし、入社後の研修の日程が決められている場合などは企業側から入社希望日を伝えられるケースもあります。
この場合は、あくまでも希望日なので必ずしも従わなければいけないわけではありません。

Q.転職活動をしています。どうやって入社日を決めたら良いでしょうか？
A.以下のようなポイントを考慮して入社日を決めるようにしましょう。
・現職の就業規則
まずは現職の就業規則で定められている退職の申し出の期間を確認しましょう。
就業規則に沿って退職しないと受け取れるはずの退職金がもらえなかったり、円満退職できない可能性があります。

・現在携わっている業務
繁忙期や大きなプロジェクトの最中、引継ぎができないまま退職するのは控えましょう。
なるべく企業側に負担をかけないタイミングで退職できるようにスケジュールを組むと円満退職に繋がります。

・有給休暇
有給休暇が残っている場合は消化してから退職できるよう日程を決めると良いでしょう。

・プライベートの状況
引っ越しや家庭の状況などを考慮して入社までスムーズに進められるように、家族とも相談した上で退職・入社の日程を決めましょう。

Q.転職活動の最終面接が控えています。もし入社希望日を聞かれたら、具体的に答えなくてはいけませんか？
A.具体的な日にちが決まっていなくても大まかな期間を回答しましょう。
曖昧な回答をしてしまうと、企業側が日程を決めにくくなったり「志望度が低いのでは？」と感じられてしまう可能性があります。

一般的に、退職交渉や引継ぎなどを踏まえて
入社までの手続きには「2～3ヶ月」かかるとされています。
そのため、入社希望日はあなたのプライベートの状況なども考慮した上で、大体「2～3ヶ月後」に設定しておくのがおすすめですよ。

Q.転職活動中です。急募の求人なのですが、面接で入社希望日を聞かれて「2～3ヶ月後」と答えるのは遅いですか？
A.急募の求人の場合は、「2～3ヶ月後」の入社日では遅い可能性があります。
企業によっては内定を受けてから数日後に入社してほしいというケースもあります。
そのため、急募の求人では「1か月以内」に入社可能だと伝えた方が良いでしょう。

また、あなたの望む入社時期に合わせて転職活動を進めたい場合は、転職エージェントを活用して希望に合わせて転職スケジュールを組んでもらうのも一つの方法ですよ。

Q.近々、転職活動の面接を予定しています。面接で企業側から入社希望日を提示される可能性があると聞きました。もし承諾できない場合はどうしたら良いでしょうか？
A.企業の希望日に対応できない理由を答えられるようにしておきましょう。
もし提示された入社希望日に対応できなくても、あくまで希望なので必ずしも承諾しなくてはいけないわけではありません。
そのため、承諾できない事情を説明した上で「最短入社可能日」と「入社希望日」を伝えると良いでしょう。
「最短入社可能日」と「入社希望日」を決める際は、まず退職から入社までにやるべき準備や手続きを確認して、余裕を持って入社できる日を検討してみてくださいね。

Q.転職活動中です。もし退職手続きや入社準備でトラブルが発生した場合に、入社日を変更することは可能ですか？
A.入社日が変更可能かどうかは企業によって異なります。
基本的には、最初に決めた入社日を守ることが前提です。
もし退職手続きや退職交渉が上手くいかない場合や、やむを得ない事情がある場合は、できるだけ早めに電話でその旨を伝えましょう。
連絡する際は「謝罪、入社日の変更の依頼、事情の説明」をきちんと行うことが大事です。

Q.転職活動をしています。内定をもらった後に退職交渉が上手くいくか不安です。予定していた入社日に間に合わない場合、内定取り消しの可能性はありますか？
A.場合によっては内定取り消しの可能性もあります。
また、内定取り消しでなくても期日に入社できないと、企業には「スケジュール管理ができない」「入社意欲が低い」といったマイナスな印象を与えてしまいかねません。

もしあなたが入社日の変更を避けたいと思ったら、
はじめから転職エージェントを活用して転職活動を進めるのも有効な手段の一つです。
転職エージェントサービスによっては、あなたに代わって応募企業とのやり取りを進めてくれる場合もありますよ。
入社日に関する悩みだけでなく転職全般の疑問や不安を解消しながら、安心かつ効率的に進める方法も検討してみてくださいね。
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