【名誉棄損?】レビューサイトが転職に悪影響を及ぼすの?
SNSソーシャルメディアで匿名で自由に発言することは日常生活のストレス発散になる、という人は多いですよね?
あなたも、例えばTwitterで会社の上司や同僚、パートナーについて、誰にも打ち明けられない気持ちを書き込むことがあるかもしれません。
匿名だからこそ、ふだん身近にいる人の目を気にせずいられることは気持ちを整理するためにも大切な行為でもありますよね。
モヤモヤした悩みや思いを書き込む自体は、何も悪いことではないのです。
ですが、、匿名だからと言って、特定の有名人やアスリート、議員や企業・その従業員について悪意を持って書き込むことは匿名といえど「名誉棄損」になるということを知っていますか?
インターネット黎明期(れいめいき)では問題にされづらい・中傷されても泣き寝入りするしかない環境でしたが、インターネットリテラシーとの向き合い方が変わった今、掲示板やSNSでの姿勢はしっかり意識する必要があります。
さらに、気軽にアップした画像1枚からでも、居場所や生活範囲が特定もされてしまうので、トラブルを避けるためにも自身で投稿や発信することにも注意したいですよね。
でも、そうは言ってももしかしたらあなたは「自分は人の意見にあまり左右されないし、気にしない方だ」と思っているかもしれません。
ですが、何か商品やサービスを購入する時って、価格や特典とあわせて「絶対あるもの」をチェックしませんか?
それは、「レビュー」です。
レビューは実際に商品を使用した人のコメントです。「買い物に失敗したくない」と思うほど、レビューサイトの★の数や似たサービスを活用した比較など、人それぞれの体験談をチェックして、納得してから商品を買う人がほとんどではないでしょうか?
レビューをチェックすることで商品を購入する時、「似たような歳で、似たような地域で、似たような境遇の人が良いって言ってるなら間違いないな」と思ってしまうのです。
上手に活用すれば損なく理想の商品やサービスを手に入れられるレビューですが、注意点があるって知ってますか?
鵜呑みは危険!誹謗中傷とレビューの罠
「アイドルの○○さん愛用!」
こんな見出しを見ると…そのアイドルのファンだったりしたら
全く興味を持っていない商品だとしても
「いいかも…」と一気に興味を持ってしまうことってありますよね。
逆に、超人気YouTuberが「あのチェーン店は最悪!スタッフの態度も悪ければご飯も不味かった」と言えば「美味しくて良かったな」と思っていた店すら嫌いになってしまうことがあると思います。
人の意見は一切聞かない!というタイプもいますが、親しい友人のアドバイスには耳を傾けるということもありますよね??芸能人やインフルエンサーの炎上は日々ニュースをにぎわせますが、それも「レビュー」によって人から人へ広がっていきます。
レビューや体験談、誹謗中傷は人間の心理に遺伝子レベルで働きかける効果があることは、人間社会で生きる私たちには大きな注目を受けるということは分かってもらえると思います
。
レビューや誹謗中傷は気にしないっていうけど本当ですか?
欲しい商品やいいなと感じている商品があるとしたら
レビューを見て考えることが出来ます。お金を払う以上、損はしたくないし似た商品や値段から、自分に最適なものを選びたいですよね。
ですが、同じ選んだり比較して検討するというのはカンタンですが…例えば、もしあなたが今の仕事を変えたいなと思っていたとしたら、チェックすべきポイントを抑える必要があります。
もしかして、あなたは企業を選ぶとき、まさか匿名掲示板やSNSの書き込みから選んはいませんよね?
確かに、企業の社員や元社員からのレビューを見ることが出来るサイトもありますよね。
現職の声や、退職した人の声はよりリアリティーを感じることが出来ます。
でも、極端に良いレビューが並んでいたら
「本当にそうかな?」と感じてしまいますし、
そもそも日本は大中小企業合わせて約380万社以上の会社があります。
この全ての企業に正しいレビューが書き込まれているとは考えられません。
ですので、良いか悪いかをレビューで決めたり
「あの会社は○○らしい」という噂で判断することは逆にチャンスを逃している可能性が高いと思いませんか?
なぜなら、あなたにとって良いか悪いかを決めることが出来るのはあなた自身だから。
レビューは他人の主観なので、辛口のカレーを「めっちゃ辛い!」と感じるか「全然辛くない」というように
ほぼほぼ当てはまることがないんです。
レビューを見るのは損をしたくないから…でも働くことのメリットだけに目を向けないで
どんなにレビューが素晴らしい企業でも
「仕事が忙し過ぎる」「ハイレベル過ぎて社員に寄り添えてない」など
必ずデメリットがあります。
逆にレビューにマイナスイメージの多い企業にも
「自分の裁量しだいで自由に働ける」「結果がついてくるとゲーム感覚でやる気が出るし楽しい」
というようなメリットになる場合があります。
ただ良いレビューだけを鵜呑みにエントリーして入社出来ても、Amazonや楽天市場の高評価商品を買ったものの、「全然違った!」というガッカリ感を、レビューの良い企業に持ってしまいかねません。
でも、誰かに聞きたい!レビューをチェックする以外の対処法は?
それでも、エントリーしたい企業について求人票だけを見るのは不安ですよね。
やっぱり「レビューをくまなくチェックすることで自分の気になることを答えてくれてる…」と思ってしまいます。
ですが、「まずとにかくレビューを見る!」と寝る間も惜しんでネットサーフィンをするよりも
企業の公式サイトを隅から隅まで読んでみる方がバイアス(偏った見方をすること)を受けずにすみます。
企業理念や働き方を詳しく知ることも出来るので、仕事についての理解も深まるのでとてもおススメですよ。
さらに疑問に思ったことはメモしておくと、実際にエントリーして面接する際に直接聞くことも出来ますよね。
そもそも公式サイトがない企業はどうすればいい?と感じた場合は
その時点で情報提示が少なく不信感を強く感じてしまう要素があるので、気になる場合は除外した方が良いかもしれません。
レビューを見ないで企業を比較が出来るたった1つの方法
レビューサイトや公式サイトを見る他にも比べることが出来る手段はあります。
それは、
実際にたくさんの企業にエントリーすることです。
先にお話したように、あなたの良い・悪いを決めることはあなた自身です。
人の体験談では測れませんし、公式サイトの情報だけで決められたら誰も迷いはしません。
最後の決め手になるのは
「この商品を買いたい!」と感じるように
「ここで働いてみたい!」とあなたが思うかどうかだと思いませんか?
このレビューの比較するために難しいところは、そう思える企業と出会うために実際にアクションを起こす必要があることです。
あなたにとって「出来る!」「ちょっと厳しい」など
どちらに感じますか?
確かに実際にエントリー数を増やすと時間を使いますし、準備も大変です。
それは事実です。
ですが、ネットサーフィンしているだけでは分からない、バイアスのない事実を知ることが出来ます。
そうすると、
「あれ?思ったより良い企業だぞ」
「おや?何か聞いていた話と違って楽しそう」
「意外とチームワークが良いんだな」
というように企業のリアルを知ることが出来ます。
その経験はさらに次の企業に生かされますし、誰からも買うことが出来ないあなただけの資産です。
ですので、積極的にweb面談でもいいので、参加してみてくださいね。
そうは言っても、企業レビューの比較候補ありすぎ!そんな時は
もしあなたが希望しているエンジニア関係や接客関係の職種など
レビューの比較をする企業が多すぎる場合は、全ての企業にエントリーすることが難しいですよね。
出来るだけ候補を絞って、自分にマッチしている会社を比較したいものです。
そんな時はそもそも何を基準に選べばいいか迷ってしまって、
レビューの比較まで出来ないことも厄介な問題です。
ですので、そんな時はプロの転職エージェントに相談することが大切です。
転職エージェントはカウンセリングを通して、あなたの不安に感じていることや
譲れない条件について掘り下げて考えます。
さらに掘り下げた項目をもとに条件の合う企業とともに
あなたにマッチした働き方の出来る案件も紹介してくれるのもポイントですよ。
さて、
今回はレビューに頼らない企業選びの方法を紹介しました。
あなたが今、新しい環境に踏み出したかったり
自分の働き方をあらためて考えて悩んでいるとしたら
少しでも早くアクションを起こしてほしいです。