職場で「要注意人物」認定される人の特徴
一方的な価値感は完全に「ありがた迷惑」だし悪印象になる
▼忙しいから整理する暇がない!▼掃除するなんて時間のロスだからしない!▼自分は散らかってるとは思わない!失礼だな!
■本当は綺麗なロッカーを保ちたいのに、着手する暇がない自覚がある■年始にまとまって掃除する方が効率が良いという持論がある■自分はこのままできれいだ思ってるんだから、人に考えを押し付けないでほしいと思っている
気づいてる?「自分の価値感」が潰すチャンスの数々
突然ですが、転職・就活の面接でも一発NGになってしまうことってなんだと思いますか?
それは、先に伝えたように「自分の価値感」を主張することです。
でも、あなたが今まで受けた面接や面談で
「自分の価値感なんて言ったこともない」と他人事に思っているかもしれません。
ですが、この受け答えはどう思いますか?
Q:あなたは会社に、従業員の立場でどのようなものを求めますか?
A「はい。それは、自分の頑張りに対して正当に評価してくれる企業です。
ノルマや業績も大切だと分かってはいますが、
過程やお客様へのコミュニケーションなど
自分の能力をもっと活かせる企業としての姿勢は大切ではないかと感じています。」
この応答はよくありがちと思われていますが、
企業にとってはNGな部分がいくつか散見されます。
それは、「自分の頑張り」や
「成果も大切だけど過程も評価してほしい」など
雇用する企業側の目線ではなく、
「自分の待遇」にしか着目していないのです。
まさに、自分の価値感でしか物事がはかれていません。
この他にも、
「こんな時期に年末だからって帰省するヤツはどうかしている」
「メールの書き方が統一されてない!それくらい一般常識だろ」
「酒が飲めないのに営業になんかなるなよ。皆我慢して飲んでるんだぞ」
というように、自分が「正しい」と思っている価値観ばかり主張していると
人との出会いもチャンスも遠ざけてしまいかねません。
せっかくあなたにスキルやセンスがあるのに、もったいないことだと思いませんか?
相手と自分の適度な価値感を確保するために
かといって、社会に出たり、
会社で働くとなると価値感を口にすることを恐れるあまり無言でいるわけにもいきません。
最初にお話した「散らかっているロッカー」も
周りの人も実際迷惑をしているかもしれないので
解決する必要があります。
ですが自分が正しい!と先ほどのように
価値感の優位性のために全力で戦うのはNGです。
自分が青信号だ!と徒歩で横断歩道を直進しても
注意力散漫な人が信号無視して車の運転で突っ込んできたら
大事故になってしまうように不穏な空気になってしまいかねません。
(これは相手が100%悪いですが、
だからと言っていたずらに怪我をしたくないですよね)
相手に価値感を伝えるためには、あなたが完全に正しいと思う気持ちをひとまず置いておくとスムーズです。
例えば、
「今忙しい?申し訳ないけど、通路が通りにくくて、ケガをする人が出ちゃうかもしれない。
空いた時でいいから片付けてもらえると助かるなあ」
というように、ワンクッションするだけで
「邪魔で迷惑だから」というような刺がなくなりますよね。
面接でも、「自分は悪くない。評価しない会社が悪い」と断言するだけじゃなく、
「自分の能力が至らず、目標についていけなかったために
転職を決意しました。意識することで
改善しながら、御社に貢献するべく全力で
コミュニケーション能力を生かしお客様と良好な関係を築いてまいります」
このように、自分のデメリットもプレゼンすることで、自分の価値感ではなく、客観的に見れているんだな、ということを伝えることが出来ます。
相手の立場から物事を多面的に見ることで、スキルアップももちろん、人間性の成長にも繋がりますよ。
ですが、もしあなたが
現状の職場の改善が見込めなかったり、
逆に自分の正義を通す上司がいて辛い…という場合は
思い切って新しい環境に進むことも検討してください。
それはなぜかというと、同僚なら立場が同じなので話し合いで解決出来る見込みがありますが、上司になると会社で成果をあげている場合が考えられるからです。
企業で働く以上、成果をあげているということは何より重要なことになってしまいます。
特に小さな企業だと起こりがちかもしれません。
ですので、あなたの価値感が合わないと感じたり、心身ともにストレスを感じていたらその環境から脱却することを忘れないでくださいね。
もし、あなたが新しい環境へ脱却を考えているとしたら、まずはプロのキャリアアドバイザーに相談することがオススメです。
1対1の対話を重視するキャリアアドバイザーのカウンセリングを通して、あなたの目指す条件や、マッチングする方向性をサポートしてくれます。
これからの時代に必要とされるスキルを知れたり、興味がある職種についてリアルタイムの転職市場を知る事が出来ます。すぐにでも有効活用してくださいね。