テイカーとギバー、あなたはどっち?
いやいや、ギバー、テイカーって一体何??と驚いてしまったかもしれませんね。
このギバーとテイカーはカンタンに言うと、
与える人と受け取る人という意味なんです。
さらに詳しくお話しますね!
仕事場あるある!ギバーとテイカーってこういうこと
あなたの職場の同僚や、もしかしてあなたは人から頼み事をされると、つい忙しいのに手伝いや仕事を引き受けてはしまっていませんか?
この特徴が当てはまるのがギバー(与える人)です。
ギバーは頼まれた仕事を優先してしまうので、自分の仕事より人の仕事に重きを置きがちに。
なので、ついつい仕事が遅れてしまったり、間に合わせるために残業しがちになってしまうのです。
反対に、自分の与えられた仕事をきっちりこなすタイプ・それに応じた報酬も必要ようとする人をテイカー(受け取る・奪う人)と言われています。
テイカータイプは自分の仕事を完結させるために全力を尽くすので、効率よく仕事をすすめることが得意です。
そして、これは良く言われることですが、頼み事を断れないギバータイプの同僚を都合よく活用出来る人がテイカーとされるとか。
あなたはギバーですか?それともテイカー?
もし、あなたがギバーだったり、まさにギバーなためにテイカーに利用されている人を見て、モヤモヤした気持ちになっているかもしれません。
テイカーは仕事の進め方が上手いので、どんどんキャリアアップするんだろうな…と感じてしまいますよね?
将来的に、ギバーとテイカーはどちらが優位だと思いますか?
答えは意外かもしれません。
★ギバーとテイカー…キャリアアップに強いのは?
もしあなたが、自分はギバータイプだから、キャリアアップは出来ないかも…と思っているなら、それはちょっと待ってください!
実は、長期的に見てみると、テイカーよりギバータイプの方が、仕事の成功が挙げられる傾向の研究結果が出ているって知ってますか?
ギバーは自分を犠牲にして、損をしているように見えます。
自分ではなく、他者に与えたり、助けてばかりだからですよね。
ですが、まさにその「他者のため」に活躍するということは、何にも代えられない、
ギバーにとって最強の武器なんです。
例えば、ギバーは
・休日や深夜でもメールが来たらすぐに対応してくれる
・上司に「今日中に」と定時間際に仕事を回された残業を手伝ってくれる
・プレゼンやお店で必要な資材の調達をサポートしてくれた
・勤務中スムーズに皆が働けるよう、前もって準備していた
等々‥
人のために行動することで、
感謝され、ギバーのために恩返ししたいという人脈を作ることに成功しているのです。
もしあなたがギバーで、自分は損をしてばかりだと思っているとしたら、考え方を変える必要があるかもしれません。
なぜなら、あなたは人の役に立ち、感謝をされているかもしれないのです。たとえ、態度に表れていないとしても、あなたが困った時に助けてくれる人はいるかもしれないですよ。
そしてどちからといえばテイカータイプだと思って、自分の仕事だけをきっちりやればいいと思っている…というのも、もちろん間違いではありませんよ。働き方は人それぞれですから。
ですが、もしかして働いている以上に成果が見込めなかったり、待遇が良くなっていないと不満を感じているとしたら、自分の報酬だけに囚われない、ギバーとして、誰かのサポートををしたり、利益以外のことにも目を向けるとよいかもしれませんね。
改めて問い直してみてください。
あなたはギバー?それとも、テイカー?