聖火リレーとNGな職場の意外な共通点
あなたは友人と出かけた時に、別にコンビニに行きたくないのに「コンビ二に行こう?」と誘われたことはないですか?
1対1で遊んでいるとしたら「別に今は行きたくないから」と断りやすいですが、4人で遊んでいて自分だけが反対している場合、黙ってコンビニに行くことがほとんどかもしれません。
「自分のワガママを通しても、雰囲気悪くしちゃうし…」
「コンビニ行くくらいなら大したことないし…」
例え、本音で行きたくなくても3人を敵に回すメリットはなく感じます。これを集団主義と言います。
実はこの集団主義は、2021年3月25日からスタートした聖火リレーでも注目されているワードなんです。
それは、開催予定日が大きくズレてしまったことで、多くの著名人が走者を辞退したり、コロナウィルス感染拡大の警戒により参加が出来なくなってしまったことが原因と言われているんですよ。
確かに「●●さんは参加しないのに、自分は参加するのは…」と考えて辞退した可能性もゼロとは言えません。
さらにこの集団主義は、働いている企業にも大きく影響しているものなんです。
集団主義が企業に与えるものって?残業・早出の真実
さて、企業で見られる代表的な集団主義的な行動はなんだと思いますか?それは、
▲早朝会議や長すぎるミーティング
▲当番制の朝の職場の掃除
▲サービス残業
というものかもしれません。
通勤時間はリモートワークの導入や近場に引っ越すという手段を取れば無くすことが出来ますが、こんな集団主義の強い職場では少しでもルールに外れることが厳しいという側面があります。
そのせいで、
「定時で終わったけど…皆終わってない人の仕事の手伝いしてる…」
「自分だけ帰るのは感じ悪いかな…?と思ってつい残業が続いている…」
なんて悩みに繋がってしまうのです。
ですが…実際、企業で働いていると、完全にひとりで業務をこなすことってないですよね?
割り振られて作業自体をひとりでしているとしても、最終的に完成させるにはチームや部署の協力や意思疎通が必要です。
「ひとりで仕事をしたい…」という場合は、個人事業主やフリーランスになる必要がありますよね?
⇒フリーランス・個人事業主のメリットとデメリットを詳しい記事を見てみる
もちろん、割り切って手伝うこと自体苦痛じゃないとしても…気が付いたら時間が足りなくなって定時退社が出来ず勤務後の約束に遅れてばかりだとうんざりしてしまいます。
繰り返される同調圧力から脱却するためにはどんなアクションを起こせばいいと思いますか?
集団主義からの解放されたい?偉人の力を借りると…
あなたがもし、先にお話しした「職場の同調に折れて残業が続いている」ことに悩んでいるとしたら、
心理学者のアドラーがアドバイスを参考にすることがオススメです。そのアドバイスは、「課題の分離」をするということ。
あなたは「課題の分離」を聞いたことはありますか?
ザックリ説明すると、「課題の分離」が意味することは
「あなたと他人の問題は完全に別物」ということなんですよ。
つまり、
「あの人の仕事は終わらないのはその人の責任」であり、
あなたの責任ではないということです。
あなたはあなたの仕事を通じてあなた自身の人生を生きれば良いですし、
良くも悪くも「私がやらないと」という依存から脱却することが大切です。
それでも集団主義から逃げ出せない…そんな時は?
もし、同僚の仕事の負担以外に、上司が業務を必要以上に圧迫してきたり、あなたや部署や会社自体に心のない言葉ばかりかけているの場合は
自分が上位に立たなけれな不安になってしまっていることが考えられます。
あなたはマイナスな感情に振り回される必要はありません。
消耗しないように、自分から椅子を引くことが大切です。
今の会社の息苦しさを感じているのなら、環境から脱出することは逃げではありません。
あなたはやるべき仕事はそこにないだけなんです。
あなたが本当にやる気の出る仕事を目指した方が心身ともに良い影響を与える、本当の意味でやりがいを持って働ける企業は必ず見つかります。
時間泥棒だったり、モチベーションを奪うような場所ではなく、あなたのワークライフバランスが充実出来るチャンスを掴んでくださいね!