転職に踏み出すタイミングは早い者勝ち?

 
 
突然ですが、質問です。
 
Q. あなたがもし、電車のシートに座っていて
駆け込み乗車した乗客が隣に座って
何度も身体や荷物をぶつけてきたら
 
A.怖いからすぐ別の車両に移る
 
B.「ぶつかってますよ」と
    気付いてもらえるよう
    やんわり注意する
 
C.自分も負けずに腕などでぶつけ返す
 
A,B,Cのうち、どちらの対応をしますか?
 
もちろん、
この質問に答えはありません。
 
実際に起きた場面なら、
相手の雰囲気を見て話をすれば
聞いてもらえそうだったら
意思を伝えてみようという
余裕が生まれることもあるでしょう。
 
でも、たまたま
自分が足にケガをしていたり
熱があったり体調が悪いとしたら
 
もう席を立つ余裕もないから
ぶつけられても
我慢するしかなかった…
 
など、
状況によって選択も
変わってくるかと思います。
 
 
今お話しした電車だったら
乗客は皆同じ立場なので
はっきり意見を伝えたり、
 
途中駅で下車して
別ルートに進むことも出来ます。
 
人生に正解はないので、
遠回りになっても
結果として「目的地」にたどり着けさえすれば
間違いではないのです。
 
ですが、この電車を
「現職」に置き換えてみると
もしあなたが
就職・転職活動に悩んでいたとしたら、
 
電車を乗り換えるように
違和感を感じたら「即退職」することは、
おかしくないのでしょうか?
 
 
 
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃電車を乗り換えるように
┃今の仕事にミスマッチを感じたら…
┃すぐにでも退職して転職活動するべき?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
入社1日目で即日退社も
珍しくないご時世です。
 
1日目というのは極端な例かもしれませんが、
1ヵ月、4ヵ月、1年…と
職場の人間関係や待遇で
思い悩んだ結果、
 
「このまま現職を続けるべきか…」
「キャリアチェンジした方が
自分の未来が開ける気がするんだけど…」
など、
 
考えがまとまらないせいで
決断が出来ず
仕事でもずるずると成果や
目標を達成出来ないままだと辛いですよね。
 
でも、「なんとなく向いてない」
という理由で
退職してしまうと
 
■業務で得られる実績やスキルが身につかなくて
 
■仕事で自分がやりがいを感じるものが分からなくなって
 
■「なんとなく」「次こそは」と転職する回数だけが増えていって
 
■次第に転職活動をするも書類選考で落ちてばかりになってしまって
 結局「仕事を選べなくなってしまう」
 
というような悪循環のサイクルが
生まれかねません。
 
もちろん、もしあなたが心身ともに
ストレスを受けていて、
仕事を続けることが困難な場合は、
迷わず退職して休養とる必要があります。
 
唯一無二の自分を守るために、
「後退的前進」の選択肢を決して
忘れないでください。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃「なんとなく退職」は失敗の恐れ大!
┃なら、現職は耐えて我慢するしかない?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「軽率な退職は危険があることは分かったけど、
じゃあ現状維持するしかないんだ…」
と諦めてませんか?
 
もちろん転職自体は
ネガティブな意味だけではなく、
将来に向けて前向きで健全な、
当たり前の活動です。
 
ですので、もしあなたが
ジョブチェンジを考えているのなら
「まず退職!」と焦るのではなく、
 
「なぜそう感じているのか」ということを
箇条書きでも良いのでまとめることから
スタートしてみてください。
 
例えば、
■同期は上司に評価されて、
仕事の飲み込みも早いのに比べて
   自分は要領が悪くて
   向いてないと感じるから…
 
■職場の業務スピードに
  ついていくのがやっとだから…
 
■施策はいくつかあるけど、
   成果に繋がらなくて
 もう投げ出したいから…
 
というような悩みが
あげられるかもしれませんね。
 
書き出すことで自分の不満や
悩みを意識化できるので、
視野が狭くなりにくいのておすすめです。
 
そして、キャリアアップを急いだり、
優秀な同僚をそばで見ていると
つい忘れがちになってしまいますが、
 
よほどの経験やスキルがない限り、
初めから上手くいく人はいないということを
思い出してくださいね。
 
月並みな表現ですが
輝くダイヤモンドですら、
原石はそこらで落ちている
石と見かけに大差がないのです。
 
 
実力や知識不足を感じるために
退職を考えているのなら
せっかく身に着きはじめたスキルを
磨く機会を損失させかねません。
 
少し見方を変えることで、
あなたのスキル向上に繋がり、
カッティングされたダイヤモンドのように洗練され
武器や強みの他に可能性へと結びつくでしょう。
 
 
 
そしてなにより自信がつくことで
実績やスキルが身につかないまま
将来に対して漠然とした不安を
抱えてしまうことは回避できるはずですよ。
 
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
┃そうは言っても、やっぱり不安…
┃そもそも自分のスキルを
 見定める方法はある?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
もしあなたが今
退職を考えていて、
大きな不安を抱え込んでいるとしたら、
 
先にお伝えしました通り、
まずは自分の
退職・転職に繋がる考えを
整理することからトライしてほしいのですが、
 
「自分はネガティブだから、
整理したら余計不安な気持ちになりそう」
 
「いつも極端な結論に進んでしまう…
理想論過ぎて実行できないのでは?」
 
「そもそも気持ちを整理して
書き出す余裕も時間もない…」
 
なんて感じてしまったら
まずはキャリアアドバイザーに相談してみることもポイントです。
 
 
専任のキャリアアドバイザーが
あなたの転職・就職に関する不安を
徹底したヒアリングによって解消に導きます。
 
そして、アドバイスからスキルアップすることで
悩みが解決できると分かった場合は
前向きに必要な技術を磨いていくことが出来ますよね。
 
 
大切な就職・転職のことですので、
少しでも不安がある時は
ひとりで悩まず、キャリアアドバイザーを活用することで問題解決の近道になりますよ。
 
 
 
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