若手で立場が弱いから「断れない」…変えるためにすべきこと3選
社会人になって働いていると「ちょっとコレやっておいてくれない?」と上司や先輩から仕事を頼まれる…。自分の仕事が進まない…。
こんな悩みを抱える人は多いです。
同僚ならまだしも、上司や先輩からのお願いになると「NO」と言う難易度が何倍にも跳ね上がってしまいます。
もし、すでに担当の業務でもうキャパオーバーであるのなら、新しい仕事が降ってくるとなると本当に厄介なものです。あなたはもしかしたら、「はぁ、、、なんで自分はいつも人に仕事を頼まれるんだろう、、、」と憂鬱な気持ちになっているかもしれませんね。
そもそも、頼まれごとをされやすい人の傾向として
こんな人は当てはまりやすいって知ってますか?それは、こんな人です↓↓↓
・はっきり断ることが苦手
・穏やかな人柄で話しかけやすい
・仲が良い・距離が近い
・責任感が強い
・相手の苦労が分かる・共感しやすい
このようなタイプの人です。どうですか?
あなたも「頼まれごとが多いかも…」と感じる場合、
どれかにひとつくらい当てはまっているかもしれません。ですが、もうひとつ「頼み事を頼みやすいタイプ」として
立場が若手・後輩
というものも。
さてそこで、ついつい職場で引き受けて、「またやってしまった」と後悔しがちな頼まれごとの
「断る力」があれば問題が解決しますよね。
今回は相手の気分を害させない対処法をシェアさせていただきますので最後までチェックしてみてくださいね。
ですが、その前に上司や先輩というような力関係の強い相手以前に、あるポイントを注意する必要があります。
「無理です」「出来ません」と断る前に覚えてほしいことは感謝すること。
自分の仕事が大切でも、断る前の注意点、それは
基本的に、どんなに忙しいと思っていたとしても、
仕事を頼んでくれたことに対してひとまず感謝すること。
それは、すぐに
「無理です」
「出来ません!」
と断ってしまったり、あまりに面倒だということが顔に出てしまうと
▼今後仕事を任せて貰えなくなったり
▼職場の人間関係に不調をきたしたり
▼自分が何かを頼む時に断られたり
相手も自分も働きづらい悪循環を生んでしまいかねません。
そのために、忙しく多忙であっても必ず目を見てから
「大変ありがたいことなのですが…」
「ありがとうございます。詳しくお話をお聞きしたいのですが…」
「大変興味深いのですが…」
という【あなたの話を聞いていますよ】という姿勢のワンクッションを忘れないでくださいね。
それでは、忙しい時の頼まれごとに『3つの断る方法』を確認してみましょう。
明日から取り入れて!断り方3選
【1.現状報告型の断る力】
例)「申し訳ありません、現在○○の作業を最優先させていただいておりますので、お受けすることが出来かねます。」
「忙しいので…」だけだと、あなたの誠意が伝わりません。
なので今、あなたが優先して行ってる業務を理由に断りたい時は、きちんと理由を答えればOKです。
【2.代替え案提示型の断る力】
例)「今、取り急ぎの業務がありますので、○○日まででしたら可能ですが、いかがですか?」
今取り組んでいる業務と並行して行うことが難しい場合に活用出来ます。
さらに、代わりの提案として、○○日までだったら出来ることを伝えているので、誠意のある対応として受け入れやすくなりますし、他の手が空いた人に声をかける場合もありますね。
ただし、そのまま提示した締め切りで受け渡される可能性もあるので、余裕を持ったスケジュールで答えた方が好ましいですよ。
【3.アシスト提案型の断る力】
例)「××は取り組めますが、○○まではお手伝いが難しい状況です」
全て引き受けることが難しい場合など、あくまでアシスト出来る範囲を伝えることも大切です。
そうすればあなたの誠意が相手に伝わりますし、あなたが申し訳なく思っている場合には、少しでも相手を手伝うことも出来ますよね。
さて、いかがですか?もし、あなたが
今いっぱいいっぱいなのに、頼まれごとがくる!とパニックになって
つい引き受けて自分の仕事が遅れないように
【現状報告型】
【代替え案提示型】
【アシスト提案型】
この3つの断る力を明日からでも活用してみてください。
もちろん、ワンクッションの
「頼んでくれたことの感謝」を忘れないことで
お互い働きやすい環境を作っていければ良いですよね。
断っても次から次に仕事を押し付けられて困ってる?そんな時は…
ですが、一度断っても、しつこく誰でも出来るような雑用を次から次へと頼まれたら
断ることが困難になってストレスを感じたり、残業をせざるを得ない状況になってしまいます。
そんな時は、思い切って
「どうして私に頼もうと思ったのですか?」と聞いてみることもポイントです。
原因を知ることで対策をすることが出来ますし、
あまりにおかしい・理不尽を感じてしまう場合は上司や相談窓口に報告をしてみたり、
改善されない時は今いる環境から抜け出すことも選択肢の1つですよ。
あなたにお願いをする全ての人がそうではありませんが、
あなたの人柄や立場を利用しているということは避けた方が身のためです。
とは言え、頼まれてすぐに必要な書類のコピーを率先して取ったり、居酒屋の予約をしたり、
会議が始まる前にパソコンを立ち上げる準備をすませたりなどの
小さな雑務をこなすことであなたに対して上司や同僚から信頼が生まれます。
信頼を勝ち取ることはなかなか大変なことですが、地道に行うことであなたの仕事に対する誠実さが伝わりやすいというメリットです。自分のことだけに集中しすぎることも注意が必要ですね。
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そもそも上手く断るより人間関係や仕事が無理のない場所で働きたい!…そんな時は??
さて、ここまで読んでいただきましたが、仕事を頼まれることの大切さや、仕事の断り方のポイントが分かっていただけましたか?
断ることに罪悪感を感じるかもしれませんが、あなた自身の時間をないがしろにしすぎは良くありません。
もしかしたら、延々とあなたが雑務を引き受けることが当たり前になって、あなた本来のやるべき仕事の生産性も落としてしまいます。
だからこそ、あなたが快く引き受けられない仕事が続いた場合は、もっとあなたが自分らしく働ける場所へステップアップする道も検討すべきです。
あなたにマッチする条件のある企業や環境は、必ず見つかります。
でも、そうは言ってもひとりで企業探しをしていても「また雑用ばかりだったらどうしよう」
「転職に失敗したくない…」と不安に感じてしまうかもしれません。
そんな時は、まずキャリアアドバイザーを活用してくださいね。
キャリアアドバイザーは現在の転職市場と合わせて、あなたの長所やスキルにマッチする働き方を探すお手伝いをします。
もちろん、自己流でキャリアアップも間違いではありませんので、あなたが職場の環境を変えてキャリアップを考えているとしたら、比較してベストな方法を選んでくださいね。
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