テレワークでも生産性アップ!仕事を集中に導く習慣7選
「緊急事態宣言が明けて強制出社で辛い…オフィスじゃなくても仕事が出来るのに」
「上司に合わせてテレワーク無しにする会社にうんざり」
朝の駅では通勤が再開することのため息や不満が散見されています。
確かに、緊急事態宣言が明けたとしても感染リスクを減らすべく、在宅勤務が続行出来る環境であれば密を減らす対策を行うべきですよね。
ですが、意外と「強制出社したくない」という意見の反対で「オフィスで働きたい」という意見も多いもの。
例えば、
「夫も在宅勤務で仕事ばかりで家事をしない。同じ条件なのにイライラする」
「実家には他の家族もいるから、集中出来る環境で仕事をしたい」
「家という自分のテリトリーで、そもそも1mmも仕事を持ち込みたくないから出社自体は歓迎」
「オフィスは仕事以外することがないから、生産性が上がるし集中できる」
等々…。
テレワークの問題のなかでも、一人暮らしの賃貸では日中のweb会議の声が聞こえる「壁の薄さが嫌」という理由もありますよね。さらに、問題のひとつに「自宅じゃ集中出来ない」というものも。オフィスは「強制的に集中する空間」でもあるので、自分では仕事スイッチが入りづらい場合には出社することはとても有効です。
あなたはいかがですか?もし、現在テレワークをしているとしたら、ちゃんと生産性が高まる集中が生み出せていますか?
今まさに「そういえば、仕事のスピードがオフィス出社の時より落ちたかも…」と感じているとしたら、働く環境というものはとても重要なことですので、今回は在宅勤務で集中力と生産性を上げるための7つのポイントを紹介いたしますね。
在宅勤務で集中力と生産性を上げるための7つのポイントを今すぐ取り入れて
1.部屋着のまま仕事をいきなり始めない
始業時間に寝起きで作業をいきなり始めるのではなく、外出出来るくらいの服装を整えてから仕事をすることがおすすめです。人は「ドレス効果」と言って、着ているものによって「やる気」や「エンジンがかかる」状態になりやすいと言われています。オフィスに向かうように、軽くメイクをしたり腕時計などのアクセサリーをつけることも有効ですよ。
2.仕事をする場所を決めておく
自宅にはソファやベッドなど、ノートパソコンなどのデバイスを広げられる空間がありますよね。ですが、普段寝たりくつろぐ場所では仕事のスイッチが入りにくい状況を作ってしまいがちです。ついつい「少しだけ…」と横になってしまうことで、仕事が捗らなかったり、寝過ごしてwebミーティングに遅れてしまったら大惨事ですよね。ワンルームであっても、デスクのある場所で仕事をする、リラックスや食事はそれ以外の場所でするということを習慣にしてみましょう。
3.一貫した労働時間を守る
「今日は残業しとくか…」「自宅だから、融通が利くし…」と無計画に仕事時間を伸ばすことは得策ではありません。また、仕事に集中しだしてしまうとつい時間経過が分からなくなる、という人もいますが、これも基本的におすすめできないのです。なぜかと言うと、その時の生産性がアップするかもしれませんが、長い目で見て仕事にムラが生まれてしまう、集中するために時間が必要になってしまう、なんてことに繋がりかねませんので、無理せず決められた時間内で仕事をしてくださいね。
4.決まった時間に栄養のある食事をとる
「今日もファーストフードのテイクアウトだ」「ヤバイ!もう14時だ!カップ麺で軽くすまそう」とはなっていませんか?リモートワークは基本的に好きな時間に休憩を取れることがメリットではありますが、バラバラの食事、休憩時間は仕事のリズムが乱れやすく悪影響の可能性が。さらに、電子レンジで調理出来たり、レトルト食品は時間節約には良いかもしれませんが栄養も偏ります。体調管理は仕事の生産性に大きな影響を及ぼすので、出来るだけ調理した、薄味のお腹に優しい食品をとることがおすすめです。
また、昼食後に仮眠をとる場合も、食事と同じく時間を決めた方が生活リズムが乱れにくいですよ。
5.朝と夕方に運動のルーティーンを決めておく
少しの時間でも、朝に歩いたり、夜に軽いジョギングやスクワットなどの筋トレをしてみてください。
運動して、心拍数が上がると人は強制的にネガティブな気持ちをシャットダウンする働きがあります。1日3分のラジオ体操でも、10分のウォーキングを継続することで目標を達成する実感が得られ自己肯定感が高まります。運動の滑り出しは面倒でも、5分、10分と続けることで「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが分泌され、明るい気持ちになることが期待できます。
家から出てコンビニでコーヒーを買いに行くことからはじめてみてくださいね。
ただし、高すぎる運動目標は継続出来ないと自己肯定感を下げてしまいかねません。あくまで「だるい」「面倒くさい」と感じてしまう日でもこなせる程度のレベルから始めることがおすすめです。
6.やることリストを作っておく
仕事をスタートする前や、終わる直前に明日の「やることリスト」を作ることは有効です。あらかじめリストアップすることで慌てずにすんだり、やり残しを防ぐことが出来ます。さらに終わらせられなかったチェックリストもあれば進捗確認もスムーズに出来ますね。在宅勤務では自分で仕事を管理することが基本なので、すぐにでも取り入れてみてくださいね。
7.集中出来る音楽のプレイリストを作っておく
在宅勤務では好きな音楽を聴きながら仕事が出来ることがメリットです。どうしても自力で集中力が保てないという時、BGMの助けによって脳が集中力をアップさせる効果は有名ですよ。オフィスのざわつきを再現したASMRやカフェ音楽など、無料動画サイトで手軽に聴くことも出来るので、自分にピッタリのプレイリストを作ってみてくださいね。
集中力や生産性は環境を整えれば自然と身に付くもの
7つのポイントを紹介しました。「自分はどうせテレワークじゃないし」と思っても、在宅勤務に限らず、身だしなみなど仕事の準備のプロセスから集中力と生産性を高めることは可能です。
働く環境を見直すことで仕事の生産性の向上をはかることも出来るので、オフィス出社や現場での作業だとしても、いくつかのポイントを意識して取り入れてみてくださいね。
ですが、テレワークや在宅勤務であっても、これからのキャリアで悩んで暗い気持ちになってしまって、
家族や友人にも相談できないという時は不安な気持ちが膨らんでしまうもの。
そんな時はご紹介した7つのポイントの他に、誰かに相談したり、助言を聞くことも大切です。特に仕事に関わることでしたら、親身になってくれて、かつこれまで数多くのキャリアカウンセリングの経験のある専門の転職エージェントに相談してみることが有効ですよ。
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キャリアの不安も、これからの働き方に対する不安な思考もカウンセリングを通してポジティブシンキングを高めていくことが出来ますので、ほんの少しのコツを取り入れてみてくださいね。