未経験からのエンジニアに転職可能?

「どうせ転職活動をするなら、エンジニアとして手に職のついた働き方をしたい」
昨今、エンジニアを希望する人材は増えています。

「肉体労働はいつまで出来るか分からない」「待遇の良いエンジニアなら、将来的にも安心だ」
「これから先も活かせる仕事を選びたい」と思うかもしれません。
様々な理由はあるものの、エンジニアは新しい世代の「なりたい職種」の代表格と言えるのです。

ですが、もともと文系であったり、PCとは無縁の働き方をしている場合
未経験での「エンジニア」への転職はどのように行えば良いでしょうか?

未経験からエンジニアへ。まずはプログラミングスクールに通うべき?


エンジニアとしての道を進みたい、と考えた場合、まずは基本となる「プログラミング」の知識を得ることが必須です。

この「プログラミング」というものは、システムやアプリケーションを動かすために必要な「脳」や「筋肉」、「骨」というくらい重要なもの。数字や英語の羅列から、指示に従うように組み込みます。

このプログラミングの知識がなければエンジニアとしての仕事は困難ですし、
「もっと良いシステムを作ってほしい」「使いやすく改善してほしい」という要望にも応えることは出来ませんよね?
ですので、まず未経験からプログラミングのスキルを手に入れるためには

・独学でプログラミングのスキルを磨く
・プログラミングスクールに通ってスキルを身に付ける
・知り合いのエンジニアやプログラマーから習う

この3つの手段のいずれかが必要になります。
特に、割高にはなりますが、現役のエンジニアやプログラマーに疑問を聞いてもらったり、
分からない部分を解決してもられるプログラミングスクールを受講する人は目立ちます。

プログラミングスクールはハローワークの職業訓練でもOKですし、
文科省に推奨されて、受講をしてある一定の条件を満たすと利用料金がキャッシュバックされる場合もあるので、
本気でプログラミングを学ぼうと思い立ったとしたら、まずは自分にマッチした学習方法をリサーチすることがオススメです。

ですが、あくまで職業訓練やプログラミングスクールで学べる技術は「基礎」になりますので、
自分でオリジナルのアプリケーションやシステムを構築するには
独学で学ぶことが前提です。

プログラミングスクールに入ってもエンジニアになれない?向かない人は

プログラミングスクールなら未経験からでもプログラミングスキルを磨けます。
また、一緒に学べる仲間とも出会えるスクールもあるので、モチベーションも保たれやすいメリットもあります。

ですが、プログラミングを一時的に学んでも、必ずしもエンジニアになれるわけではありません。

なぜなら、エンジニアのスキルは日進月歩で進化しています。むしろ、場合によっては革新的なアイデア1つで、ガラッと仕様が変わってしまうことも珍しくありません。

つまり、IT分野は発展すればするほど学習をする必要があるということです。
同じくらいの技術を持つスクール生とライバルになり、自走して成長し続けなければいけません。

たとえ、プロの目線のプログラミングスクールのカリキュラムを受けても、
授業だけではなく自己研鑽をしなければ企業レベルで求められるエンジニアになることは狭き門と言えるんですね。
また、同じ基礎だけのスキルではなく、他の求職者と差を付ける必要があるのです。

もしあなたが、これからのキャリアのためにシステムエンジニアを目指していて、さらにテレワークを希望しているとしたら、このことを理解しないままスキルを身に付けることはやめておいた方がいいかもしれません。

さらに、エンジニアの機材は決して安いものではありません。
PCを持っていない場合はなくてはなりませんし、自宅で作業するとなるとネット環境も左右されます。
安全性の高いセキュリティーソフトやオシロスコープなどといった専門機材がなければいけないことを考えると、プログラミングスクールの受講費もプラスしそれなりに初期投資に費用がかかると考える必要がありますね。

ですので、もしあなたが先にお話したプログラミングスクールや情報商材で独自にシステムエンジニアを目指すという場合、

◎どんな企業で
◎どんなスキルを磨いて武器にして
◎どんな働き方でシステムエンジニアを目指すか

ということを考えることを忘れないでくださいね。

リサーチをもとに必要なスキルを磨くことで、そんな未来が実現するかもしれません。
ですが、それはあなたが行動しなくては変わりません。
今の不安を解消したいなら、まずは一歩を踏み出して
本当のあなたに出会えるチャンスを掴んでくださいね。

 
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