羨ましがられるものに囲まれることが「クオリティオブライフ」の高い生活だと思った末路
あなたはGDP(ジーディーピー)という言葉を聞いたことはありますか?
GDPの国の総生産と言う意味を持っていて、
Gross Domestic Product<グロスドメスティックプロダクト>の略です。
日本の国内で作られた財産やサービスを合わせてまとめた数値をこのGDPとして数字にしています。
毎年算出されて、2020年4月~6月までの日本の年間のGDPは
コロナウィルスが拡大した影響で戦後最悪と言われていることが話題になっています。
普段なかなか実感出来ないGDPですが、このGDPが低くなってしまっているということは
私たちが暮らす日本の経済そのものが低下しているということに直結します。
働き盛りの年代が多ければ、GDPが向上する見込みがもちろんありますが、日本は少子高齢化社会と呼ばれ、日本が目標としている「GDPを600兆円」にするには厳しいとされていることがなんとなく感じられるかもしれませんね。
ですが、日本人のGDPが低下しているというものは、あくまでG7の中だけで世界各国から比べると決して低いものではないという意見もあります。現状の日本に失望せずに、今自分に出来る精一杯の働き方をすることで、将来的にGDPは向上していくかもしれませんね。
さて、このGDPの引き合いとしてQOL(キューオーエル)という言葉がありますが、あなたはこの言葉を知っていますか?
GDPが国内総生産という意味なら、QOLはどんなものでしょうか?
実は、QOLというものはGDP以上に私たちの暮らしに密着した存在なんです。
QOLって何?生きていくために大切・なくてはならないものの正体は
QOLはquality of lifeという文字の頭文字をとったものになります。
Quality of life<クオリティオブライフ>というと、イメージが付きにくいかもしれませんが、
意訳「生活の質」と言えば分かりやすいかもしれません。
QOLを高めるということは生活の質を高めるということ。
この生活の質は精神的にも物質的にも満足しているという状態を意味します。
たくさんの物を持っているわけではなく、暮らしに生きがいや幸福感を感じられるかどうかですね。
こんな、自分にとって本当に良いものに囲まれて「幸せを感じて生きる」概念のQOLは
日本全体を盛り上げるためにひたすら経済活動をしていくGDPより高める必要があるとも言われています。
確かに、QOL<クオリティオブライフ>は自分の気持ちや生き方で気分よく暮らすことが出来るので今日からでもスタート出来るものなので積極的に取り入れることが出来そうです。
ですが一方で、クオリティオブライフを感じる暮らし方がセレブや大富豪のようなイメージをしてしまうと大失敗してしまうことも。
希少なもの・羨ましがられるものに囲まれることが「クオリティオブライフ」の高い生活だと思ったら…
では、「幸せを感じて生きる」ためのクオリティオブライフを実現するためには
あなたはどうすれば良いと思いますか?
「専門家に聞く?」
「クオリティオブライフの専門書を買う?」
もちろん、本を読んだり人に聞くことで
このクオリティオブライフの概念をしっかり知ることは出来ます。
ですが、このクオリティオブライフは
ひとりひとり快適に感じること、幸せに感じることが違うため、誰かの真似をすればOKというものではないんです!
さらにたった1つの「NG行動」をすることで逆にクオリティオブライフを感じる生活から遠ざかってしまうということがあるので
チェックしてみてくださいね!
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NG!クオリティオブライフを邪魔するのは
もしあなたが自分が快適に暮らすための
クオリティオブライフを実現したいという時は
絶対NGな行動が1つあります。
それは、「人の真似をすること」です。
これを聞いて、あなたは「真似することのどこが悪いの?」と感じてしまったかもしれません。
先にお話ししたように、クオリティオブライフはそれぞれの幸福を感じる暮らしを意味します。
なので、そもそも誰かと同じ基準にすることが
クオリティオブライフを高めるわけではなく、むしろ比較してしまうせいで今の自分が「足りない」「まだ幸せじゃない」と見てゴールを遠ざけてしまう場合があるのです。
クオリティオブライフは自分で見つけることが大切です。
自分にとって丁度良い睡眠をとったり
適度な運動をして免疫力をアップさせたり、
食事ひとつとっても
ただ空腹を満たすためではなく、
新鮮な食べ物の食感やスパイスの香りを感じるなど、
あなたにとっての食事の行為そのものを楽しむことが大切と言えます。
同僚がランチタイムだから合わせて食べるのではなく、お腹が本当に空いた時だけ食べるなども
あなたのクオリティオブライフを向上させる一歩かもしれません。
見栄えや「皆がやってるから」という理由でも物事を決めることをやめてみることもおススメです。
真似をしない生き方をすることで、本当にあなたが必要としている生活の質が実感できますよ。
人と比べることはやめて、クオリティオブライフが実現する本当の自分を見つけよう
あなたは友人や家族に比べて「劣っている」と感じたり
足りないからと穴埋めのために働く無理をしてはいませんか?
もし、あなたが「自分は○○さんに比べれば努力も足りないし才能もない」と感じているとしたら、出来るだけ今の自分を認めて、比べることをやめてみることもおススメです。
人と比べてしまうと、あなたにとってやりがいのある仕事だから選んでいるのではなく
「人に見栄えがいい」という理由のために働いているということになってしまいます。
ですので、まずは人と比べるための選択をやめて
本当に自分にマッチした生き方からクオリティオブライフを選ぶことが大切です。
もし、あなたが今クオリティオブライフを仕事上に感じることが出来ていないとすると、今の働き方そのものを見直す必要があるかもしれません。
それはなぜかというと、フルタイムで仕事をしている場合、職場での人間関係や休憩時間、休日の取り方なども大きく影響を受けてしまうからです。
さらに、働くということは職場の環境も深く関わるので、もしあなたがこれから自分自身のクオリティオブライフをよりよくしたいと考えている場合は、環境、人間関係、睡眠時間、食事に大きく関わる「働くこと」そのものを見直してみてくださいね。
やりがいを感じられない仕事ですと、それだけでストレスを感じ、ストレス解消のために衝動買いでいらないものに囲まれたり、暴飲暴食をしてしまったり、疲れを取るために休日午後まで眠って趣味も出来ないということになってしまいます。
あなたのクオリティオブライフを充実させるためには
働き方そのもの見直すという選択を忘れないでくださいね。
あなたが自分らしくいられる場所でキャリアアップすることでネガティブに負けず、クオリティオブライフを高めることが出来ますよ!