春の熱中症に警鐘!体調不良でも休めない仕事は
「熱中症ぎみで辛いけど、仕事は絶対休めない…」
「人手が足りないから、怠いけどシフトに入らなきゃダメなんだよな…」
「生理痛でお腹が痛い…でも男性上司だし言い出せない…」
「低気圧で頭痛がひどい…薬を飲んでまで仕事したくない…」
「この作業、誰も引き継ぎ出来ないし…無理して出勤するしかない…」
日々全力で働いていると、どうしても体調が良いときばかりじゃないですよね。特に春は夏のように気温が上がる日もあり、熱中症も心配です。
しかも頑張って無茶をし過ぎてしまうと、気づかないうちにメンタルも削られてしまうもの。
あなたはどうですか?仕事を休みたいけど、色々な責任感から「休めない」状態が続いていたり、有給が溜まってはいませんか?
健康でいることは「楽しく働く」以上に「楽しく生きる」上で外せない、何にも変えられないものです。自分のメンタルが不安定になると、誰に対しても優しく接することが出来ません。
ですが、いくら気持ちで気をつけても、避けられない体調不良もありますよね。
仕事で体調不良は甘え?自己管理出来ない範囲も…
いくら「体調管理は仕事の基本!」と言われても、避けられない不調・不具合は誰にでも起きます。
例えば、女性なら月経などが月に1回ありますよね。月経は痛みや倦怠感など個人差がありますが一週間ほどの期間に成人女性に起こる生理現象です。
さらに男性でも季節によってひどい花粉症で「薬を飲まなければ仕事が出来ない」という状態や、通勤時間、電車に乗ると腹痛になってしまうということも。
そして昨今は、男女問わず新型コロナウィルス感染や、モデルナ、ファイザー等の予防のワクチンの副反応の高熱に悩まされるなど…悩みの種は尽きないものです。
一過性でも体調不良な状況が続くと、気持ちも振り回されたり、左右されてしまいます。例えば
「人手が足りないから、休めなくて病状もメンタルの不安も悪化してしまう」
「月経はデリケートな問題だから男性の上司に報告しづらくてストレスも溜まってしまう」
「鼻をかみ過ぎて皮膚が炎症して痛むから仕事に集中出来なくて気持ちが落ち込む」
「生理で休むことなんて職場の人に知られたくない・恥ずかしくて辛い」
「体調不良で病弱な印象を持たれて大きな仕事を任せてもらえないのではと追い込まれる」
ということがあげられました。
花粉症も生理痛も、無理を押し通して出勤をするしかないのでしょうか?
体調不良で休むことはあなたの「権利」であることを忘れないで。
予期せぬ体調不良で仕事を休まざるを得ない…そんな時は無理をして出勤することはNGです。
なぜなら、感染症対策や社内のモチベーションも含めて、周囲に与える影響も大きいから。労働基準法にも「生理休暇」は明確に権利として記載されています。
ですが、花粉症や低気圧による頭痛など、変則的なものにはどうしてもそれに準ずる休暇制度は設けられていないので、適度に有給休暇を使うなどする必要がありますね。
そうは言っても、女性として…社会人として体調はセンシティブな問題だと思ってる?
「生理現象だからと言って気を使われたくない」という心理もありますし、「休んで上司や同僚に迷惑をかけたくない」というような後ろめたさを感じてしまっていませんか?
もし、あなたが今自分の体調不良より「罪悪感」に負けてしまいそうな時は、自分に対して厳し過ぎたり、完璧主義過ぎるのかもしれません。
仕事において強い責任感を持っていることは大切ですが…責め過ぎては休んでいても、休んだ気になりませんし、回復して出勤する時も、オフィスに向かう足が重くなってしまいますよね。
もっと不安な気持ちを感じずに働ける方法はないのでしょうか?
もちろん、男女平等の働き方が進むことによって、徐々に女性としても不良に関する見方にも変化が見られてきましたよ。
それは、女性の代表取締やCEO、管理職が増えるほか、世間的に「バリバリ働く」という価値観が薄まり、業務時間内で作業を完結させる成果主義が浸透したためと言えます。
成果主義はスケジュール通りに目的を達成出来れば問題ない、というジョブ型雇用制度に基づいているので、裁量で体調管理を含めて仕事を進めることが出来ます。
さらに企業の生産性を上げるために
辛い時、「無理しないでね」「皆でフォロー出来るから」と
お互い支え合うことが当たり前の環境があると気持ちも前向きになれますね。
私たちは皆、働くための知識やスキルより第一に「健康」であることが重要です。
健康であれば、多少の無理や挑戦を続けることが出来ますし、困っている人を手伝うことが出来ます。
そうすると、今度は手伝ってもった側も誰かを助けるでしょう。
良いサイクルの中で働けるかは、ちょっとしたキッカケ次第なんですね。
あなたももし、もっと自分らしく働きたいと考えているとしたら
今の状況に諦めず、あなたらしく働ける環境に一歩踏み出してみてくださいね!