量才録用のない職場が地獄?あなたの得意分野で勝負するためにすべきこと
「自分の不得意な開発部署の仕事に、行きたくないな…」
「作業着を着た淡々とした仕事より、ビシッとスーツを着て営業部で働きたい」
「年功序列じゃなくて、自分があげた成果分、歩合制で給与を得たい!」
「給与はそんなに高くなくて良いから、好きなプログラミングを仕事にしたい」
やりがいのある仕事、待遇で納得出来る仕事を実現したい!と思うと転職を考えてしまうもの。
突然ですが、キャリアアップ転職、キャリアチェンジ転職を絶対に成功させたいと思ったら、何が必要だと思いますか?
Q.資格やスキルですか?
Q.とにかく何社もエントリーして場数を踏んで、対策を練ることですか?
Q.これまでの実績や勤続年数ですか?
Q.それとも、運動部や海外ボランティアを経験したことや、無欠席で働ける体力・熱意アピールですか?
どれも大切ですが、実は違います。結論から言えば、転職活動を成功させたいと思ったら、必要なものがあります。
それは、「量才録用(りょうさいろくよう)」のある上司や企業と出会えているかどうかかもしれません。
あなたがもし、自分の理想とする働き方を見つけたいと思っているのなら、「量才録用」について知る必要があります。
仕事の量才録用ってどんなもの?
量才録用とは
自分の能力を知り、その場に最適に合った人物・機能を適切な場所に配置すること
例えば、将棋に例えると、マスに決まった駒が配置されていますよね。
そして対戦相手の動きに合わせて、一番合った配置をして、駒を獲得しながら王将を取ったら勝つ、というゲームです。
それくらい、量才録用が職場でやりがいを持つこと、ものごとをスムーズに進められるかの2つにとっても重要なんですね。
漠然と「やりがいのある仕事」や「苦痛じゃない働き方」を得るためには、何よりそのままのあなたを活かす量才録用のある企業と出会うことを意識してみてください。
量才録用と仕事の関係性は?
量才録用が実現出来る企業にエントリーするために、
まずは必要なまずは落とし穴になる自己分析からお伝えしますね!
ですが…そもそも、自己分析って何か、あなたは説明できますか?
言葉そのままだ!と感じるかもしれませんね。しっかり自己分析で自分を見つめることが出来ていれば、量才録用な進路を決める際に大きな基準になったり、人と比べることで暗い気持ちになることも防げます。さらに、
あなたの適性や自己PRにもなるので大切な要素ですよね。
自己分析をすることで、普段暮らしているだけでは意識しなかった「特徴」が見えてきます。
その特徴から「強み」や企業に知ってほしい「アピールポイント」も導き出せますし
自己分析を深く掘り下げないと面談でしどろもどろになり、回答がブレてしまったりもします。
履歴書作成や面接でかなり重要な部分なので、自己分析はとても大切なものだということが分かってもらえるかと思います。
では、なぜそんな自己分析をすることが逆効果になる場合もあるのです。
そんな自己分析の3つのデメリットをお話しさせていただきますね!
自己分析でやらかした…?デメリット3選
自己分析をする上でゲット出来るメリットは
◎自分の長所をアピール出来る
◎自分の特徴や傾向が分かる
◎傾向から選択が早くなる
ということを紹介しました。
ですが、自己分析が逆効果になるデメリットとして
▲自己分析そのものしかやらなくなる
▲トラウマやネガティブな部分を見つけて心が折れる
▲自分のこれからの可能性を潰してしまう
ということが挙げられます。
自分の内面を深く探ること自体に夢中になってしまうことで
過去の後悔や自分のダメなところばかり目について
まだスタートもしていないことも「どうせ無理」と諦めてしまうという悪循環…
こんな、新しい生活のスタートや転職、就職活動の始めの段階ではとても有効な一方、
人よって足かせになってしまうことも。
「自己分析はめちゃくちゃ大切!」
「まずは自己分析!とにかく自己分析!」と耳にしても
かえって自分の邪魔者になってしまっては大変ですよね。
いくら量才録用されてやりがいのある仕事をスタートするための自己分析でも、使い方を間違うと自分で自分の可能性を失くしてしまうのです。
では、どうすれば自己分析の良いところだけを取り入れることが出来るのでしょうか?
自己分析は第三者の目線取り入れて多面的に自分を見つめよう
人はつい集中してしまうと、物事の一面しか見れなくなってしまいがち。
熱中したり、集中して視野が狭くなっている状態だと、
◆人の話が聞けない
◆目の前のことしか見えなくなる
◆とっさのことに対応できない
という状況になってしまいがちなんです。
あなたも、何かに集中していると
話しかけられても気づかず内容が入ってこないという経験をしたことがないですか?
集中することそのものは良いですが、結果としてダメだと感じる一部分ばかり目についてしまったら、成長するということに希望が持てず、自分からチャンスを掴んだり、新しいことにトライすることが出来なくなってしまいます。
なので、自己分析を失敗させないためには自分以外の
「第三者(他人)の目線」を取り入れることが絶対にオススメです。
あなたにとっての「皆が出来て当然」、というスキルが当たり前じゃないことや、ネガティブに捉えていた短所をアピールポイントとして活用することも出来るのです。
客観的な目線を取り入れた自己分析は新しい自分を見つけるきっかけになりますし、興味があるけど自分には無理…とすぐに諦めてしまうことも避けられます。
また、逆に意識していなかった苦手な部分も発見出来て対策を立てることも出来ますよ!
特に転職や就職活動を考えている場合は選考対策の対応件数の多いキャリアアドバイザーに自己分析のサポートをしてもらうということも忘れないでくださいね。