転職活動で「人の意見を取り入れるべきポイント」と「譲らない軸」の見極め方は
SNSソーシャルメディアで匿名で自由に発言することは日常生活のストレス発散になる、という人は多いですよね?
テレビ報道よりもインターネットニュースを見る回数も増えた、という声も散見されます。
ですが、SNS上では誤情報や単純な誹謗中傷など真実とは逆に遠ざかる結果にもつながることが分かっています。
例えば、友人と話していても
「あのアカウントでは●●だって言ってたよ」
「うそ!ワイドショーの専門家は違うって!」
「報道番組でも●●って言ってたけど、反対意見の人もいてさ…」
何が正しい情報か、混乱してしまいます!
インターネット黎明期(れいめいき)では最新の情報であっても、インターネットリテラシーとの向き合い方が変わった今、掲示板やSNSでの姿勢はしっかり意識する必要があります。
なぜなら、単にPV数や視聴率を稼ぐことを目的としたメディアが勘違いしてしまうような記事をアップしている可能性も考えられるからです。
でも、そうは言ってももしかしたらあなたは「自分は人の意見にあまり左右されないし、気にしない方だし問題ない」と思っているかもしれません。
ですが、何か商品やサービスを購入する時って、価格や特典とあわせて「絶対あるもの」をチェックしませんか?
それは、「実際の体験した感想や当事者としての情報」です。
この「情報」を集めることで、自分にとって納得出来るものなのかどうかを見極めますよね?
上手に活用すれば損なく理想の商品やサービスを手に入れられる情報ですが、注意点があるって知ってますか?
その情報は正しいですか?20代キャリア採用・転職を惑わされないために
「プロサッカー選手の○○さん絶賛!」
「投資家の△△さんが絶対におススメしている商品!」
社会的に地位があったり、その道のプロ、誠実なイメージのある人のすすめる商品なら、間違いないと感じてしまうもの。
逆に、無名の一般人が全く同じ商品を逆に批判しても意見がかすんでしまうことも。
「人の意見は一切聞かない!俺が信じた道を進む!」というタイプの人も、親しい友人や憧れの師匠のアドバイスには耳を傾けるということもありますよね??
芸能人やインフルエンサーの炎上は日々ニュースをにぎわせますが、そんな情報が人から人へ広がっていきます。
情報というものは口コミや体験談をはじめ、誹謗中傷全般を指しますが…人間の心理に遺伝子レベルで働きかける効果があると言われています。
確かに、人間の使う言語は情報をより正確に伝達するために生まれたものなので、興味があって当然かもしれませんね。
正しい情報ってどうやって手に入れる?
ぜっかくお金を払う以上、損はしたくないし、似た商品やサービスから、自分に最適なものを選びたいですよね。
ですが、検討するというのは言うことはカンタンですが…例えば、もしあなたが「心から納得する情報」をチェックしたいなら、抑えるべきポイントを知る必要があります。
例えば、転職したくて、企業選びをする時をイメージしてみてください。どうしますか?
「選ぶ…」と思った時、
もしかして、あなたはまさか匿名掲示板やSNSの書き込みから選んではいませんよね?
確かに、企業の社員や元社員からの詳しい情報を見ることが出来るサイトもありますよね。
現職の声や、退職した人の声はよりリアリティーを感じることが出来ます。
でも、極端に良いレビューが並んでいたら
「本当にそうかな?」と感じてしまいますし、
そもそも日本は大中小企業合わせて約380万社以上の会社があります。
この全ての企業に正しい情報があることはまず考えられません。
ですので、良いか悪いかを情報の「高評価」で決めたり
「あの会社は○○らしい」という噂で判断することは逆にチャンスを逃している可能性が高いと思いませんか?
なぜなら、あなたにとって良いか悪いかを決めるのはあなた自身です。
情報や体験談は他人の主観なので、
辛口のカレーを「めっちゃ辛い!」と感じるか「全然辛くない」というように
ほぼほぼ当てはまることがないんです。
情報を見るのは間違いたくないから…でも忘れてはいけないこと
どんなに情報が素晴らしい企業でも
「仕事が忙し過ぎる」「ハイレベル過ぎて社員に寄り添えてない」など
必ずデメリットがあるものです。
なぜなら、人によって体感は違うから。
辛いものが好きな人でも、「激辛」の程度って違います。
逆に情報的にマイナスイメージの多い企業にも
「自分の裁量しだいで自由に働ける」「結果がついてくるとゲーム感覚でやる気が出るし楽しい」
というようなメリットになる場合があります。
ただ良い情報だけを鵜呑みにエントリーして入社出来ても、Amazonや楽天市場の高評価商品を買ったものの、「全然違った!」というガッカリ感を、印象の良い情報のある企業に持ってしまいかねません。
でも、誰かに聞きたい!正しい情報を見る以外の対処法は?
それでも、エントリーしたい企業について求人票だけを見るのは不安ですよね。
やっぱり「たくさんの情報を見るだけなら自分でも出来る」と思ってしまいます。
ですが、「まずとにかく情報を調べて見る!」と寝る間も惜しんでネットサーフィンをするよりも
企業の公式サイトを隅から隅まで読んでみる方がバイアス(偏った見方をすること)を受けずにすみます。
企業理念や働き方を詳しく知ることも出来るので、仕事についての理解も深まるのでとてもおススメですよ。
さらに疑問に思ったことはメモしておくと、実際にエントリーして面接する際に直接聞くことも出来ますよね。
そもそも公式サイトがない企業はどうすればいい?と感じた場合は
その時点で情報提示が少なく不信感を強く感じてしまう要素があるので、気になる場合は除外した方が良いかもしれません。
なぜなら、先にお話したように、あなたの良い・悪いを決めることはあなた自身です。
人の体験談では測れませんし、公式サイトの情報だけで決められたら誰も迷いはしません。
最後の決め手になるのは
「この商品を買いたい!」と感じるように
「ここで働いてみたい!」とあなたが思うかどうかだと思いませんか?
この情報の比較するために難しいところは、そう思える企業と出会うために実際にアクションを起こす必要があることです。
あなたにとって「出来る!」「ちょっと厳しい」などどちらに感じますか?
確かに実際にエントリー数を増やすと時間を使いますし、準備も大変です。
それは事実です。
ですが、ネットサーフィンしているだけでは分からない、バイアスのない事実を知ることが出来ます。
そうすると、
「あれ?思ったより良い企業だぞ」
「おや?何か聞いていた話と違って楽しそう」
「意外とチームワークが良いんだな」
というように企業のリアルを知ることが出来ます。
その経験はさらに次の企業に生かされますし、誰からも買うことが出来ないあなただけの資産です。
ですので、積極的にweb面談でもいいので、参加してみてくださいね。
そうは言っても、GETした情報の比較候補ありすぎ!そんな時は
もしあなたが希望しているエンジニア関係や接客関係の職種など
獲得した情報の比較をする企業が多すぎる場合は、全ての企業にエントリーすることが難しいですよね。
出来るだけ候補を絞って、自分にマッチしている会社を比較したいものです。
そんな時はそもそも何を基準に選べばいいか迷ってしまって、
情報の比較まで出来ないことも厄介な問題です。
ですので、そんな時はプロのキャリアアドバイザーなど第三者からの客観的なアドバイスを活用・相談することが大切です。
客観視をすることで条件の合う企業とともに
あなたにマッチした働き方の出来る案件も紹介してくれるのもポイントですよ。
さて、
今回はメディアやネットから集まる情報だけに頼らない企業選びの方法を紹介しました。
あなたが今、新しい環境に踏み出したかったり
自分の働き方をあらためて考えて悩んでいるとしたら
少しでも早くアクションを起こしてほしいです。