職務履歴書の疑問を解消。20代キャリア採用・転職で求められるポイントは?
これから転職活動やキャリア採用活動を考えていると、真っ先に用意するものがありますよね。
それは、「職務履歴書」です。
新卒であれば不要だった「職務履歴書」は、キャリア採用ではなくてはならないもの。
もし、あなたがいちから「職務履歴書」を用意する必要があるけど、様々な疑問や不安を感じているのなら、最後までチェックしてみてくださいね。
Q.職務経歴書は手書きかPCのどちらが適切ですか?
A.企業から指定がない場合はどちらでも問題ありません。
ですが、IT企業はPCの方が印象が良いなど
業界・職種によって与える印象が異なりますので
志望する業界や職種にあわせたスタイルで作成すると良いでしょう。
PCで作成する場合は、インターネットで
職務経歴書のテンプレートをダウンロードして
あなたのアピールが伝わるように
工夫して作成しましょう。
複数の企業に応募する場合には
手書きよりも効率的に作成することができます。
Q.履歴書との違いは何ですか?
A.履歴書はあなたの基本情報、職務経歴書はあなたのスキルや経験を企業が確認するための書類です。
職務経歴書には、履歴書よりも具体的な
業務内容、活かせる資格やスキルなどを記入して
企業にアピールすることが大事です。
また、職務経歴書は履歴書と違って
決まった形式がないため、
レイアウトを工夫して作成する必要があります。
Q.職務経歴書の適切なサイズはありますか?
A.A4サイズの用紙が一般的です。
エントリーする企業からの指定のサイズがあれば
指定のサイズで職務履歴書を作成してください。
Q.職務経歴書におすすめの文字の大きさ・フォントはありますか?
A.一般的に、文字の大きさは「10.5~12pt」程度で「PCに標準搭載されている明朝体」を使用すると良いでしょう。
本文は基本的に明朝体を使用し、
タイトルや見出しなどはゴシック体で
強調すると読みやすくなります。
明朝体:MS明朝(Windows)、ヒラギノ明朝(Mac)
ゴシック体:メイリオ(Windows)、ヒラギノ角ゴシック(Mac)
完成したら、紙に印刷してバランスを確認してみると良いでしょう。
Q.職務経歴書にはどのような形式のものがありますか?
A.一般的に「編年体式」「逆編年体式」「キャリア式」などがあります。
編年体式は、時系列に経歴を記入していく形式で、
最も一般的に使用されるものです。
転職回数の少ない第二新卒の方や
1つの企業に長く勤めていた方におすすめです。
逆編年体式は、最新の業務内容から時系列を遡って記入する形式です。
社会人経験が豊富な方など
直近の経験をアピールしたい方にはおすすめです。
キャリア式は、時系列ではなく業務内容ごとにまとめて記入する形式です。
転職回数が多い方、企業にアピールしたい実績が明確な方におすすめです。
Q.職務経歴書はどのように書き始めれば良いですか?
A.まずはどの形式で職務経歴書を作成するか決めましょう。
そして全体的な内容は、
以下のものを含めたレイアウトを考えましょう。
・タイトル/氏名/日付
・職務要約
・職務経歴
・活かせる知識・経験
・免許/資格
・自己PR
書き出しは、最初の行に中央揃えで「職務経歴書」と記入します。
次の行に右詰で日付を記入し、
その次の行に右詰で氏名を記入しましょう。
Q.職務経歴書はどれくらいの枚数で収めたら良いですか?
A.職務経歴書は1,2枚にまとめると良いでしょう。
必ず2枚に収める必要はないので、
あくまで読みやすさを意識して作成することが重要です。
もし内容が足りない・付け足したいエピソードがある場合は、
自己PRの内容を具体的に説明したり、
「転職理由」「志望動機」を補足すると良いでしょう。
また、内容を要約して記載する際は
具体的なエピソードは面接で話すなどの手段も
活用してくださいね。
Q.好印象な職務経歴書を書くためのコツはありますか?
A.読みやすさを心がけることです。
以下のポイントを意識してレイアウトを作成しましょう。
・一文は簡潔にする
・専門用語ばかり使用しない
・文字の大きさやフォントを統一する
・適切な改行や余白でバランスを考慮する
・必要に応じて箇条書きを使用する
職務経歴書をパッと見ただけで「読みにくい」と感じられないように
読み手を意識して作成しましょう。
Q.応募求人で「履歴書のみ」と書いてあるのですが、職務経歴書は必要ありませんか?
A.応募求人に記載がない場合は、提出する必要はありません。
ですが、
「履歴書のみ」や「職務経歴書不要」といった
はっきりとした記載がない場合は
用意することをおすすめします。
その際は、職務経歴書を同封していることを
一言添えて提出しましょう。
また、提出不要の場合でも
職務経歴書を作成してみることをおすすめします。
あなたのこれまでのキャリアについて
整理することができ、面接で聞かれた際に
スムーズに答えるためにも役立ちますよ。