20代キャリア採用・転職活動で「収入が下がってしまう」原因
一度慣れてしまうと元の条件に戻せないことってありますよね。
例えば、
・引っ越し先の部屋の設備や条件
・PCを買い替えるときのスペック など
その環境に慣れてしまうと、次に同じものを購入・利用する際に今までと同等またはそれ以上の条件を求めてしまうものです。
実は、これと似た現象は転職活動でも起きるって知っていましたか?
例えば、
「転職するなら今より好待遇の企業に転職したい」
「今よりも休みが多い企業に転職したいけど、給与面は妥協できない」
このように今までの条件をクリアした上で転職出来れば理想的ですよね。
しかし、実際には
「転職したいけど現職のポジションを離れたら収入が下がるから我慢しよう」
「キャリアアップ転職を目指せるほど自分のスキルに自信がない」
このように転職活動に踏み出せなくなってしまうことがあります。
とくに初めての転職だったりキャリアアップ転職を希望する場合、年収が下がるのではないか?自分のスキルでキャリアアップは可能なのか?と懸念してしまうことってありますよね。
そもそも、なぜ転職で年収が下がってしまうのかあなたは知っていますか?
転職で収入が下がってしまう原因
一般的に転職後に収入が下がるケースとしては以下のような理由が挙げられます。
●未経験業界・職種に転職する
一般的に未経験からキャリアチェンジ転職をすると
初めから即戦力として会社に貢献することが難しい場合が多く、教育のために時間とコストがかかるので年収が下がってしまう可能性があります。
●面接時に年収の交渉をしていない
選考過程で希望年収について調整しますが、
企業から提示された年収に納得がいかない場合でも
不採用になるかもしれないという不安から適切に交渉できない可能性があり結果的に年収ダウンにつながってしまうかもしれません。
●賞与や諸手当の確認をしていない
求人に記載された月々の給与が高くても、賞与で受け取れる金額が少なければ転職前と比べて年収が下がってしまう場合があります。
賞与や手当の有無は年収に大きく影響するため、見落としのないよう確認が必要です。
●転職先の企業からの評価が良くない
転職先の会社で思うように成果が出せず、昇給やインセンティブ・賞与などの金額が下がってしまうと年収は下がってしまいます。
このように、転職で年収が下がってしまうケースもありますが、必ずしも悪いことではありませんし、転職失敗というわけでもありません。
ですが、あなたが転職活動をする上で年収はどうしても譲れない条件なのであれば、次の年収を下げないためのポイントをチェックしてみてくださいね。
転職で年収アップを目指すには
もし転職をして年収を下げたくないと考えているのなら、
あなたが今持っているスキル、経験、知識を活かせる業界・職種に転職することがポイントです。
たとえあなたが高い専門スキルや資格を持っていたとしても、それを応募企業で活かすことができなければ企業からの評価は上がらず年収アップを目指すことは難しいかもしれません。
転職活動で給与面について妥協したくないのであれば、収入が下がることを恐れ転職活動に踏み出すことを諦める前に、まずは自分自身の強みや適性を知ることが大事です。
このとき、自己分析だけでなく第三者の意見を取り入れると客観的にあなたの特性について分析することができますよ。
もし友人や家族、会社の同僚に相談することが難しければ、キャリアアドバイザーに相談することも検討してみてくださいね。
そして、効率よく業務を行い即戦力として貢献するためには「あなたが転職先で活かせるスキル・経験」を明確に持っており、それを面接で自信をもって伝えることが大事です。
ひとりで転職活動を進めるにあたり、
・自分のスキル・経験を活かして働ける企業を探すのは難しい
・面接時に年収交渉を上手くできる自信がない
と不安に感じたら、キャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
キャリアアドバイザーは年収交渉を代行したり面接対策をして自信をもって伝えるためのサポートも行います。
将来のために転職で妥協したくない方はぜひご活用くださいね。