人からの過干渉にストレス…意外に視点をリセットする「第一次的現実」って知っていますか?

あなたは家族や友人からの「干渉されすぎ」を経験したことはないですか?

例えば、
・「親に隠し事をするな」と怒られたり、
・「友達なんだから、遅刻くらい許して」「車出して」と押し付けられたり
・「そんな事にお金使うなんて」とアレコレ趣味にも口を出されたり
・「まだ結婚しないの?」「いい人紹介するよ」と無神経にプライバシーを侵害されたり…

「言われるうちが華」と言う人もいますが、、、正直「過干渉」で鬱陶しい部分ってありますよね。

実際、幼少期に過干渉されて育った場合、親が決定したことに従うことが正しいし、自分の選ぶものは間違いと感じてしまうことで自己肯定感が育ちにくく、自信がなくなってしまうと言われています。
「親に隠し事するな」と言われた環境であれば仕方がないかもしれません。

あなたも、もしかしたらこんな経験したかもしれませんね。
ですが、他人や家族からかけられるこの言葉に違和感を感じたり「ハッ」とする瞬間があるとしたら
こんな視点の切り替えから、今あなたが抱える問題を解決する鍵になるかもしれません。

「第一次的現実」って知っていますか?目で見るだけが世界じゃない

人間には五感が備わり、五感から収集した情報が脳が処理し現状を把握するために活用されます。
ですが、五感はそれぞれ感知する場所や特性が違うので実は脳が処理するには少しラグが生まれているということを知っていますか?
分かりやすい例では聴覚よりも視覚から得る情報量があるので人は目で見たことを8割正しいと感じやすいのです。

さて、人間の脳目の前の物事を処理するために、今起きている現象を「カテゴライズ」すると言われています。
まず、そのカテゴライズのうち「第一次的現実」というカテゴリーに注目してほしいのです。

脳は「第一次的現実」というカテゴリーに対して情報処理を行います。

どのような情報処理か一言で言えば、「第一次的現実」は直接的な物理的な現実を意味します。
それは、目の前にリンゴがあるのなら「あ、リンゴがあるな」と思うこと。これが「第一次現実」なんです。
先にお話した、見ることが8割ということですね。

さらに、脳は「第一次的現実」をベースに過去の経験や体験をもとに「二次的現実」を作り出し、それを自分にとっての真実とする働きがあるのです。
これは人間の思考回路が生き残るために複雑化し、さらにインターネットやテレビによって一度に大量の情報を受け取るストレスを少なくさせるためとされています。

そしてこの「二次的現実」が気になるポイントが
「自分にとって見える世界は他人から見ると同じではない」ということなんですね。

自分にとって「それくらい」と感じる「思い込み」。
日常生活では迷惑をかけない程度だとしても、突然のフォーマルな機会だったり、仕事での顧客への対応であらわしてしまうことで恥をかいてしまったり、悪い印象を与えてしまったりクレームに繋がってしまっては厄介です。

では、
「自分ではちゃんとしてるつもりだったのに…」
「意識してないネガティブな発言や姿勢を直したい時はどうすればいいの?」

という無意識を、あなたは改善させることは出来ると思いますか?

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実は、この自分の無意識の姿勢や癖を改善させるには
はじめにお話しした家族や親しい友人など
「あなたを理解している」視点が鍵を握っています。

はじめはそんな『突然のアドバイス』にビックリしたり
イラっとして、反射的に
「そんなことないよ」と言い返すことをやめてみることがオススメです!

もし、『突然のアドバイス』が飛び出た時は
「どうしてそう思うの?」
「いつからそう感じてた?」というように耳を傾けることで

普段、意識することがなかった自分の別の一面や有益な情報を知ることが出来ますよ。

ですが、どうしても「有益な情報なんてあるかな…」とこの話を半信半疑に感じてしまうかもしれません。

そこで、イメージしてください。あなたが、電車に乗って出かけているときのことを。
たまたま乗り合わせたマナーの悪い乗客に
「そういうの直したほうがいいよ」と友人に注意するように
見ず知らずの年上の乗客に声をかけることが出来ますか?

自分にカバンがぶつかっていたり、足を踏まれない限り「まあもう会わないし、ムカつくけど関係ないや」とスルーしてしまったり言い出せずにやり過ごすという人が日本人の場合大多数と言われています。

それくらい、自分にとって興味がない人には注意する気もおきませんし、注意したところでトラブルになったら厄介ですよね。

ですが、身近な人であれば「直してほしい」と伝えられますし、あなたも「もっと早く言ってくれたら直せたのに」と思うかも…ですよね??

家族から聞くと特に叱られているように感じたり、言われることが恥ずかしさに繋がるかもしれない…そんな『アドバイス』ですが、あなたのことを考えているからこそのもの、ということを心に留めておくと良いかもしれません。

ですので、時には反射的に「そんなことないよ」「うるさいなあ」と思わず
素直に『アドバイス』を受け止めることで「脳の思い込み」から解放されて、私生活だけではなく仕事でも少し成長出来るかもしれませんよ。

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気になるけど目に見えない、将来の不安があるときの処方箋

でも、もしあなたが目に見える「姿勢」や第三者から指摘される「口癖」以外に将来や仕事、ワークライフバランスに漠然と不安を感じているという場合はどう解決することが正解だと思いますか?

目に見えない不安は、家族や親友にもなかなか伝わらないので根本的な問題を探してもらうことは姿勢や口癖を指摘されるより難しいかもしれません。

ですので、もしあなたが今、そんな自分の将来で仕事やステップアップに違和感や不安を感じているのに
家族や友人にも相談出来ないという時に、キャリアについて知識は豊富なキャリアアドバイザーに相談することから始めてみることがおすすめです。

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あなたの現状と「なりたい自分」の実現への方向性をヒアリングを通してアドバイス出来るので
もっと自分に合ったキャリアがあるのではと思っているなら、あなたを理解する人たちの『突然のアドバイス』で改善する「思い込み」から脱却するようにアクションを起こしてみてくださいね。

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