その動機、転職の足を引っ張ってるかも。なぜなら…

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

「この会社は自分の自主性を受け入れてくれない」
「私の実績をもっと高く認めてくれる企業に転職するために退職する」…。
これらは転職活動をする上で代表的な動機かもしれません。

ですが、確かにプランを持たず、先ほどお話した理由だけの転職は
手放しでオススメ出来ることではない、ということをあなたは知っていますか?

その動機、転職の足を引っ張ってるかも。なぜなら…

なぜなら、「評価」や「スキル」、「実績」は自己判断で決定出来るものではないためです。

「会社からの評価」や「あなたが企業にもたらした実績」は、自己主張するだけではなく、
あくまで上司や企業の売り上げなどによって加味されるもので、自分から主張して自己申告で得られるものということです。
また、「自分を認めてくれない企業にうんざりして」という理由を全面に押し出すこと自体、転職の動機において不利な立場にしてしまうかも。

もし、あなたがどうしても転職したいという時は、

  • 実績やスキルを積み重ねつつ
  • 長く同じ職業に勤めながら、
  • 市場価値を高めたいという過程でのみ

「転職」を選ぶべき…というのが安全策であり、キャリアを構成する上で現実ベースで重要と言われています。

この上昇志向やスキルアップを目的とした転職を【キャリアアップ転職】や【キャリアビルディング】と呼びます。さらに、転職すれば「自分を理解してもらえる」「環境が問題を解決してくれる」と感じているのなら気を付けて判断すべきかもしれません。

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転職すれば「すべて問題解決」…とはならない要因は

「この環境を変えたら収入はきっとアップするだろう」

「自分のスキルを活かせる仕事を見つけられれば問題は解決する」

というように、「~だろう」「きっと~のはず」という楽観視から即、転職に行動に移すことはNGです。

現在の転職市場を知らなかったり、必要な自己分析をおろそかなまま「とりあえず退職してから考える」ということは採用面接でも不安要素となってしまいます。

なぜなら、やはり社会通念上、「いきなり仕事を辞めてから転職活動」するということは収入を絶ってしまいますし、

「え?まだ就職先も決まってないのに、なんでこの人は退職したんだろう?」

「そんなに会社をすぐに辞められるなんて…何か前職で問題を起こしているんじゃないの?」

「引継ぎとかちゃんとしてる?責任感があればしているだろうけど…」

「自分に自信があるのはいいけど、実力はちゃんと伴っている?」

「仕事を任せる上で信頼関係を築くことが出来る人材かな?」

というように、不信感を抱かせてしまいかねません。

十分なスキルや実績のある人材は、そもそも転職活動に困らないと言われています。
ですが、
「自分のスキルや実績を評価してくれない会社にうんざり」
「今の会社では自分らしさが全くない。だから辞めたい」
「まあまあ暮らせてはいるけど、働くことに充実感がない」
という悩みだけにフォーカスしてしまっては、これまであなたが築いてきたキャリアを捨てることになってしまいますよね?

もし、あなたが現在「今、転職すべきタイミングか分からない」と感じているのなら
客観的なアドバイスを受けることも解決の1つの手です。
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ただ、この際相談をするのなら「転職を絶対にすすめる」という方向性のアドバイザーを避けることは重要です。
転職させたいあまりに、あなたの意見や現在地をヒアリングしないどころか
「もっと自分らしく働きたい」を「今すぐに転職すべき」という方向性に固めてしまいかねないのです。

転職は、あくまであなたが無理なく、楽しく働くための手段にすぎませんよね?

実際、パワハラやセクハラなどの問題で急いで転職する必要がなければ、現職でもアプローチや視点を変えるだけでストレスを感じる原因を解決することも可能です。

絶対に今の会社を辞める!転職をする!と決めつけるのではなく、あなたに合った働き方を探すことを忘れないでくださいね。

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