これからの働き方で必要になるスキルは「スルースキル」?それとも…
あなたは身近な人からの「干渉されすぎ」を経験したことはないですか?
例えば、
・母親から勝手に「散らかってたから」と部屋の掃除をされてしまったり
・「やりたそうだったから」と友人に自分の名前でモデルやタレントのオーディションに応募されたり
・上司から仕事中にオフの話になってアレコレ趣味にも口を出されたり
・親戚の人に「まだ結婚しないの?」「いい人紹介するよ」と無神経にプライバシーを侵害されたり…
「言われるうちが華」と言う人もいますが、、、正直「過干渉」で鬱陶しい部分ってありますよね。
相手に悪気がないと分かっていても、ついそんな発言が素直に認められなくて
雑だったり不機嫌に返す事が売り言葉に買い言葉になって
最終的に「ギクシャクした関係になってしまった」「口を利かなくなってしまった」
…なんて関係性に発展してしまったという体験談も散見されます。
あなたも、もしかしたらこんな経験したかもしれませんね。
ですが、他人や家族からかけられるこの言葉、
実は、ネガティブな意味だけではなくポジティブな役立ち情報に変身するって知っていますか?
脳の仕組みが歪ませる「現実」とのギャップが意外かも…
さて、そんな思わぬハプニングのような家族や親しい友人からの過干渉な一言に経験がなくても
例えばこんな、
・集合写真で笑っているつもりが自分だけ無表情だったり
・10代、20代前半と変ってないと思っていたのに
鏡で見た寝起きの顔が予想外に老け込んでいたり
・久々に会った親戚に実年齢プラス5歳に見られたりと
普段意識している自分と、客観的に見た自分にひどくギャップを感じたことはありませんか?
実は、これは「脳の思い込み」によるものだとか。
人間の脳目の前の物事を処理するために、現象をカテゴライズすると言われています。例えば「第一次的現実」というカテゴリーに注目してみますね。
脳は「第一次的現実」というカテゴリーに対してどのような情報処理をすると思いますか?
一言で言えば、「第一次的現実」」は直接的な物理的な現実を意味します。それは、目の前にリンゴがあるのなら「あ、リンゴがあるな」と思うこと。これが「第一次現実」なんです。
さらに、脳は「第一次的現実」をベースに過去の経験や体験をもとに「二次的現実」を作り出し、それを自分にとっての真実とする働きがあるのです。
これは人間の思考回路が生き残るために複雑化し、さらにインターネットやテレビによって一度に大量の情報を受け取るストレスを少なくさせるためとされています。
そしてこの「二次的現実」が気になるポイントが
「自分にとって見える世界は他人から見ると同じではない」ということなんですね。
自分にとって「それくらい」と感じる「思い込み」。
日常生活では迷惑をかけない程度だとしても、突然のフォーマルな機会だったり、仕事での顧客への対応であらわしてしまうことで恥をかいてしまったり、悪い印象を与えてしまったりクレームに繋がってしまっては厄介です。
では、
「自分ではちゃんとしてるつもりだったのに…」
「意識してないネガティブな発言や姿勢を直したい時はどうすればいいの?」
という無意識を、あなたは改善させることは出来ると思いますか?
あなたを良く知っている「視点」から得られるメリット
実は、この自分の無意識の姿勢や癖を改善させるには
はじめにお話しした家族や親しい友人など
「あなたを理解している」視点が鍵を握っています。
はじめはそんな『突然のアドバイス』にビックリしたり
イラっとして、反射的に
「そんなことないよ」と言い返すことをやめてみることがオススメです!
もし、『突然のアドバイス』が飛び出た時は
「どうしてそう思うの?」
「いつからそう感じてた?」というように耳を傾けることで普段、意識することがなかった自分の別の一面や有益な情報を知ることが出来ますよ。
ですが、どうしても「有益な情報なんてあるかな…」とこの話を半信半疑に感じてしまうかもしれません。
そこで、イメージしてください。あなたが、電車に乗って出かけているときのことを。
たまたま乗り合わせたマナーの悪い乗客に
「そういうの直したほうがいいよ」と友人に注意するように
見ず知らずの年上の乗客に声をかけることが出来ますか?
自分にカバンがぶつかっていたり、足を踏まれない限り「まあもう会わないし、ムカつくけど関係ないや」とスルーしてしまったり言い出せずにやり過ごすという人が日本人の場合大多数と言われています。
それくらい、自分にとって興味がない人には注意する気もおきませんし、注意したところでトラブルになったら厄介ですよね。
ですが、身近な人であれば「直してほしい」と伝えられますし、あなたも「もっと早く言ってくれたら直せたのに」と思うかも…ですよね??
家族から聞くと特に叱られているように感じたり、言われることが恥ずかしさに繋がるかもしれない…そんな『アドバイス』ですが、あなたのことを考えているからこそのもの、ということを心に留めておくと良いかもしれません。
ですので、時には反射的に「そんなことないよ」「うるさいなあ」と思わず
素直に『アドバイス』を受け止めることで「脳の思い込み」から解放されて、私生活だけではなく仕事でも少し成長出来るかもしれませんよ。
⇒あなたらしく働くためのアドバイスを受ける方法を詳しく見てみる
気になるけど目に見えない、将来の不安があるときの処方箋
でも、もしあなたが目に見える「姿勢」や第三者から指摘される「口癖」以外に将来や仕事、ワークライフバランスに漠然と不安を感じているという場合はどう解決することが正解だと思いますか?
目に見えない不安は、家族や親友にもなかなか伝わらないので根本的な問題を探してもらうことは姿勢や口癖を指摘されるより難しいかもしれません。
ですので、もしあなたが今、そんな自分の将来で仕事やステップアップに違和感や不安を感じているのに
家族や友人にも相談出来ないという時に、キャリアについて知識は豊富なキャリアアドバイザーに相談することから始めてみることがおすすめです。
⇒1万以上の選考対策実績のあるキャリアアドバイザーを見てみてる
あなたの現状と「なりたい自分」の実現への方向性をヒアリングを通してアドバイス出来るので
もっと自分に合ったキャリアがあるのではと思っているなら、あなたを理解する人たちの『突然のアドバイス』で改善する「思い込み」から脱却するようにアクションを起こしてみてくださいね。