キャリア採用面接での希望年収の答え方についてよくある質問
Q.転職活動の面接で希望年収を聞かれた場合、賞与も含んだ金額を答えた方が良いのでしょうか?
A.希望給与額を伝える際は、一般的に賞与を含んだ金額を答えましょう。
基本的に賞与や残業代は含みますが、交通費は含めませんので注意してくださいね。
また、年俸制の場合はインセンティブを含んだ金額を答えましょう。
面接では現職の年収を聞かれることがあるので
源泉徴収票に記載されている「支払金額」で年収を確認しておくと良いでしょう。
Q.キャリア採用の面接では、希望年収を伝える際の特別に注意すべき点はありますか?
A.以下の2つの点に注意すると良いでしょう。
・自ら希望年収について切り出さない
・求人票に記載された年収金額より大きな金額を答えない
面接官が年収について話題に出したタイミング、
もしくは逆質問のタイミングで希望を伝えましょう。
一般的に、求人票に書いてある「年収金額の範囲内」で希望を伝え、会社の規定に従うという謙虚な姿勢を示すことも大事です。
Q.結婚の予定があり、転職を機に年収アップを希望しています。面接で希望年収を伝える際に、結婚の事情を伝えても良いでしょうか?
A.結婚などプライベートの事情を伝えるのは控えた方が良いでしょう。
結婚や出産の予定といった自分本位な理由を伝えるのはマイナスな印象に繋がる可能性があります。
また、「特にありません」と答えるのもNGです。
場合によっては低い給与額を提示されてしまう可能性があるので、「御社の規定に従います」と答えると良いでしょう。
Q.20代で転職活動中です。現職よりも高い年収を希望しているのですが、面接で交渉する際のコツはありますか?
A.応募企業で貢献できるスキルや今までスキルアップした実績をアピールして、成果に応じた年収をもらいたいと伝えると良いでしょう。
高い年収を希望する場合でも、まずは会社の規定に従うことを伝えることが重要です。
【例】
「現在の年収は○○万円ですが、現在●●の資格を取得し、御社に入社後は今まで培ったスキルや経験を活かして即戦力として貢献できるよう努める所存ですので、できれば同等以上の額を希望させて頂けますと幸いです。もちろん基本的に御社規定に従うつもりです」
Q.初めての転職活動なので年収について上手く企業に交渉できる自信がありません。もし面接で希望年収を伝えられなかった場合、面接以外に年収交渉できるタイミングはありますか?
A.企業によっては、内定後にオファー面談が行われるため、そのタイミングで年収交渉を行うことが可能です。
一般的に、オファー面談では内定取り消しになる可能性は低いですが、マイナスな印象を与えないようにマナーを守って交渉することが大切です。
年収交渉を行う際は、以下のポイントを意識して良識の範囲内で交渉するようにしましょう。
・応募企業の求人票に記載された年収金額や業界や業種ごとの平均年収を確認しておく
・あなたのスキルや強みを整理した資料を見せながら実績をアピールする
ただし、内定後のオファー面談を設定していない企業もありますので、基本的には選考過程で希望年収を伝えておくことが大事です。
もし初めての転職活動で自信がないのなら、
転職エージェントを活用するとキャリアアドバイザーが年収交渉を代行してくれたり
年収交渉のコツをアドバイスしてくれる場合もありますので検討してみると良いかもしれません。
もし現在、希望条件が明確でない場合はプロからアドバイスをもらって条件を定める方法も選択してみてくださいね。
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