「出来ない」自分が嫌?完璧になれない社会人の末路
「君のミスは絶対に許されないよ」
「顧客の満足度のために、あなたは必ず完璧な仕事をしてください」
あなたも仕事の仕方に「完璧」を求められたことがあるかもしれませんね。
「取引先に失礼がないように失敗は許さない」
と上司に言われると、プレッシャーを感じることでやる気が出たり、
逆に「ミスするなと言われると、行動どころか思考が止まってしまう」
という場合もあるかもしれません。
確かに人の命を預かる運転手や安全性を求められる建築工事に関わる仕事、医療従事者であると「このくらいでいいや」という認識では大きな事故を招いてしまうので「完璧」という認識はとても重要です。
ですが、例えば接客サービス業に勤務をしていて、「完璧を求められる人は大変だな…」と
自分は当てはまらないと思っているとしたら実は思わぬ落とし穴があるんです。
それはどんなものだと思いますか?
詳しくお話させていただきますね!
完璧を目指していなくても陥るある落とし穴って?
それは、
「ミスばかりの自分を許せない」「自分は出来損ないだ」と責めてしまうことです。
それは「失敗したくない」と思ったり、
「損をしたくない」「恥をかきたくない」という感情が全くの無意識に働きかけてくるために発生してしまい、
「これを失敗したら、もう信用してもらえなくなる」
「損をしたら時間がもったいない」
「間違ったら恥をかいてしまう、そんなの嫌だ」
このように意識していなくても、完璧じゃないと許されないと考えて、行動に移すこと自体をやめてしまうのです。
文句なしの完璧を目指したいのに…デメリットは「ストレスを与える」こと
完璧に仕事をこなす、ということに囚われてしまうと恥をかきたくなかったり、損をしないようにするために、一番良い方法を考えることだけに終わって、行動が遅れてしまいます。
行動して得られる利益や経験も手に入れることが出来ないので、成長スピードも遅くなってしまうデメリットもありますよね。
「自分は完璧じゃない」と思っていても、日本人は特に人の目を気にしがちなところがあるので、自分に対してひどく失望してしまう状態になってしまうんですね。
逆に、恥をかいてもいい!間違ってもいい!という気持ちを持って
自分が思う完成度の70%くらいのものでもアクションして得られることはたくさんあります。
完璧にとらわれないメリットとしては
◎とにかく挑戦したことで体験や失敗、思わぬ成功などのデータが手に入る
◎ノウハウが増えて次から迷いなく行動が出来る
◎失敗したとしても、誰かにアクションしたことが届く
ということがあげられます。
完璧じゃなくてもとにかく始めてみようという人と
しっかり学んでからスタートしようという差があると
これは本当に得られるものに差が出ると思いませんか?
世界的な歌姫として有名になったビリー・アイリッシュを知っていますか?彼女の「完成させなくても発表してみることは大切。だって必ず好きと言ってくれる人がどこかにいるから」という発言は有名です。
もし、あなたが完璧ではない自分が許せなくて行動出来なくならないためには、とにかく
十分じゃなくてもアクションしてみてください。
そうすることで、スキルアップに繋がったりや視野も広がりやすいですよ!
でも、そうは言っても
自分ひとりだけだと何から始めればいいか分からないということがあるかもしれません。
特にキャリアアップについては
完璧を目指すくらいが失敗しなくていいのかも…と考えてしまいます。
大切な仕事のことですので、見切り発車は怖いですよね。
なので、そんな時はキャリアアップや転職市場に詳しいキャリアアドバイザーに相談することで
自己分析が出来たり転職市場について詳しく知れてスムーズに行動がとれるのです。
転職エージェントだけではなく、あなたが行動にうつせない理由が分かっているとしたら
ノウハウを持っている人や相談が出来る人に解決方法を聞いてみることで
「完璧」の罠から脱却することが出来ますよ!
今日からでも意識してみてくださいね。