面接の基本マナー

Q.面接前日にはどんな準備するべきですか?
A.面接前日は以下のことを確認しましょう。
・持ち物
・靴やカバンの汚れ
・スーツとシャツのシワや汚れ
・面接マナーと質問内容
・面接会場までのルートと時間

公共交通機関を利用する場合は、
遅延を考慮して早めの時間に到着するように
時間を確認しておきましょう。

Q.遅刻してしまったらどのように対処したら良いですか?
A.遅刻に気づいた時点で会社に連絡をしましょう。
まずは遅刻に対してお詫びをして、
遅刻の理由と予定到着時刻を伝えます。
電車の遅延により遅れた場合は
考慮してもらえますが、
あなたの不注意により遅刻した場合は
企業からマイナスな印象を持たれてしまいますので
基本的に面接は遅刻厳禁・時間厳守で行動しましょう。

面接が終了したら、
担当者や面接官に改めて遅刻のお詫びをして
面接を受けさせていただいた感謝を伝えると良いでしょう。

Q.面接会場には何分前に到着すると良いですか?
A.面接会場には約10~15分前に到着すると良いでしょう。
面接時間まで10分前を切ったら
受付に向かいましょう。
早すぎると企業に迷惑をかける場合もあるので、
会社の周辺で時間をつぶすなどして
相手の業務時間を妨げることのないようにしましょう。

Q.面接会場に着いてから確認するべきことはありますか?
A.もう一度身だしなみを整えましょう。
前髪やシャツの襟は整っているか
ネクタイは曲がっていないか
メガネは汚れていないかなど
手鏡を持参して確認すると良いですよ。

また、きつめの香水やタバコの匂いは
面接官に不快感を与えてしまう可能性があります。
タバコは吸わないなど、匂いにも気を配った
清潔感のある身だしなみを意識してください。

Q.コートを脱ぐタイミングはいつが適切ですか?
A.面接会場に入る前が適切です。
受付前に脱いでいれば、
会社のエントランスやロビーでも問題ありません。
コートは裏地を表にしてたたみ、腕にかけます。

Q.受付・控え室で気をつけることはありますか?
A.きちんと挨拶をして良い印象を残しましょう。
受付に着いたら、
「〇時から面接でまいりました。
〇〇(名前)と申します。
ご担当の〇〇様にお取り次ぎ願えますでしょうか」
と伝えます。
笑顔で明るく挨拶するように心がけましょう。

また、受付で履歴書などを手渡しする場合は
封筒に入れた状態で渡します。

控え室ではスマホをいじったり
書類を確認することはNGです。
静かに姿勢を正して待ちましょう。

Q.入室から着席するまでに気をつけることはありますか?
A.面接官に促されてから着席しましょう。

入室から着席は以下の手順で行います。

①ノックを3回して面接官の返事のあとに入室する
「失礼いたします」と声をかけてから入室し、
ドアの方を向いて静かに閉めます。

②ドアの前で挨拶する
「本日はよろしくお願いいたします」などと挨拶してお辞儀をしましょう。

③椅子の横で挨拶する
「〇〇と申します。よろしくお願いいたします」などと挨拶をして一礼します。

④面接官の指示の後に着席する
「失礼いたします」と一礼してから椅子に座ります。

カバンは指定された場所に置き、
指定がなければ椅子の横の床に置きます。
コートがある場合はカバンの上に置きましょう。

Q.面接官から名刺を渡された際は交換した方が良いですか?
A.交換する必要はありません。
もし面接が始まる前に名刺を渡された場合は、
お礼を言って机を挟まずに両手で受け取りましょう。

面接官が一人の場合は、
受け取った名刺をあなたの名刺入れの上に置きます。
面接官が複数人いる場合は、
机の左側に面接官が座っている順番に並べて置きます。
一番役職が高い人の名刺は、
あなたの名刺入れの上に置きましょう。
分からない場合は全て机の上に置いても構いません。
机がない場合は、
名前を確認してから名刺入れにしまいましょう。

Q.面接で書類を手渡しするときに気をつけることはありますか?
A.書類は封筒やクリアファイルのままではなく、中身を取り出して渡しましょう。

面接官が読みやすい方向にして渡すと親切です。

また、手渡しの際は封筒に宛先は必要ありません。
表面の左下に「履歴書在中」と
裏面の左下にあなたの住所と氏名を記入しましょう。

Q.面接中に気をつけることはありますか?
A.姿勢や目線に注意しましょう。
背もたれには寄りかからず、
相手の目を見ながらハキハキと話しましょう。

緊張しているときは、
普段よりゆっくり話すことを意識してみましょう。
棒読みにならないように、
会話のキャッチボールを心がけ、
うなずくなどのリアクションをきちんとすると
印象が良くなりますよ。

Q.退室するときに気をつけることはありますか?
A.扉を閉め退館するまで緊張感を持ち続ける事です。

退室は以下の手順で行います。

①座った状態で挨拶する
「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」などと挨拶し一礼します。

②立ち上がり、椅子の横で挨拶する
「本日はありがとうございました」と言いもう一度お辞儀をします。

③ドア前で挨拶する
面接官のほうを向いて「失礼します」とお辞儀して、ドアは静かに閉めましょう。

退室後は、スマホをいじったり飲食したりせず
すみやかに会社を出ましょう。

立っている姿勢やお辞儀の角度など
すべてが評価の材料となるので、
イメージするだけでなく実際に面接練習を行い
動作を確認しておくと本番でもスムーズに行えますよ。

もしあなた一人で面接練習をするのは
不安だというときは、知り合いや周りの人に
客観的にみてもらうと良いでしょう。
転職エージェントサービスを利用すると
アドバイスを受けながら模擬面接を行えるので
面接に自身がない方にはおすすめします。

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