【自己PR】「折衝力」のスキルや面接時のアピールを高める方法についてよくある質問

Q.「折衝力」というものがあると知りました。どんなスキルやアピールポイントですか?
A.折衝力は、利害が一致しない相手と問題解決を目指して話し合い、上手く折り合いをつけるスキルのことを指します。
特に、「営業職、SE、接客業」といった顧客や外部との交渉をメインとした仕事でアピールするとポジティブな印象に繋がるでしょう。

Q.「折衝力」と「交渉力」は明確な違いはありますか?
A.折衝力と交渉力は、それぞれのゴールに違いがあります。

〈折衝力のゴール〉
利害が一致していない相手とお互いが納得するための妥協点を見つけること
〈交渉力のゴール〉
相手との利害を調整しお互いが納得できる答えを見つけること

どちらも問題解決をゴールとしていますが、折衝力はそもそも利害が一致していない相手と上手く折り合いをつける力となります。
そのため、相手が妥協できるポイントを話し合いの中で探る必要があり、交渉力よりも駆け引きが重要と言われていますよ。

Q.仕事で折衝力を身に付けるとどんなメリットがありますか?
A.一般的に、以下のようなメリットがあります。
・あなたの状況や意図、要求を相手に分かりやすく説明できる
・相手の視点に立って意思や考えを汲み取ることができる
・金額や条件など相手の知りたい情報を具体的に提示できる
・場面に応じて互いの要望を考慮した代替案を提示できる

相手の立場に立って柔軟に考えられると、異なる意見をスムーズに解決に導くことができるようになるでしょう。
また、社内だけでなく顧客や取引先とも良好な信頼関係を築けるはずです。

Q.取引先との交渉の際に、相手が強気だと弱腰になってしまいます。そんな時に上司から「折衝力」を持てと言われたのですが、どう改善したら良いでしょうか?
A.日頃からコミュニケーション能力や共感力、論理的思考などを磨くようにすると改善に繋がるかもしれません。
例えば、
・相手の意見を前向きに受け入れる
・相手に合わせて声のトーンや話すスピードを意識する
・プレゼンテーションで人前で話すスキルを高める
このような行動を日常的なコミュニケーションを通して習慣にしてみると良いですよ。

Q.話し合いの場面で自分の意見を一方的に押し通そうとしてしまう癖があります。先輩からは「折衝力」を身に付けると良いとアドバイスを受けました。改善するにはどんなアクションを起こしたら良いでしょうか?
A.相手に興味を持ち相手の視点になって考える癖をつけることをおすすめします。
業務だけでなく普段の会話の中でも相手が何を求めているのか意識したり、相手の視点に立ってコミュニケーションを取ることで自然と相手に寄り添った提案ができるようになるはずです。

もし相手に興味を持ちにくい場合は、
その人との共通点を見つけたり積極的にコミュニケーションを取ることできっかけをつかめる可能性がありますよ。

また折衝力を身に付けるには、あらゆる場面を想定して複数の提案を用意しておくこともおすすめです。
話し合いの中でどの案が互いに妥協できるラインなのかを見つけやすく、スムーズに話を進行できるかもしれません。

Q.顧客との話し合いで、円満に済ませたいと思うと自分の考えや言いたいことを上手くまとめられません。どう改善すれば良いでしょうか?
A.あなたの考えを話す際は、結論から伝えるようにしましょう。
相手に分かりやすく情報を把握してもらうには、まず簡潔に結論から答えることが重要です。
円満に折り合いをつけようとすると抽象的な表現を使いがちですが、互いの認識に齟齬が生じる可能性もあります。
そのため、具体的な言葉を用いてあなたの要求を正確に伝えることが大事ですよ。

Q.転職活動中です。自己PRで「折衝力」をアピールしたいと考えています。履歴書や面接ではどうアピールするのが効果的ですか?
A.折衝に関するあなたの実際の経験やエピソードを盛り込んでアピールすると効果的です。
具体的な数値や成果、どのような工夫や努力をしているのかなどを詳しく伝えることで、企業側もあなたが活躍する姿をイメージしやすくなります。
〈例〉
「5年務めた営業職では、●●といったトラブルの際に▲▲などを意識して仕事をした結果、売上を●割伸ばすことができました」
「システムエンジニアとして、顧客の要望をヒアリングする際は、相手のニーズを汲み取るために専門用語をかみ砕いて伝えるよう心掛けました。その結果、顧客と良好的な関係を築くことができ、●件の契約が成立できました」
「接客業を3年間続ける中で、顧客とのトラブルやクレーム対応が発生した際は相手の気持ちを真摯に汲み取るよう心掛けていました。そのおかげで、顧客が何を求めて店舗へ訪れるのかを分析できリピーターを●割増やすことができました」

また、もしあなたが、「折衝に関する経験について履歴書を上手くまとめられない」「そもそも自分の強みを正しく認識できているのか自信がない」などと不安に感じていたら、転職活動のプロに相談することも有効な手段の一つです。
プロのキャリアアドバイザーは、応募企業への効果的なアプローチ方法についてあなたに合ったアドバイスを行います。

あなたの言葉で自信を持ってアピールするために、気軽にプロへ相談することも検討してみてくださいね。
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