【20代】非正規雇用と正社員の違いについてよくある質問

Q.非正規雇用として働いています。20代の今正社員で働くメリットはどんなものですか?
A.一般的に以下のようなメリットがあるとされています。

・収入が安定しており、企業によってはボーナスや昇給がある
・雇用が安定している
・福利厚生が充実している
・社会的信用がある
・企業によっては退職金制度がある
・年金支給額が多い

正社員として働いた場合、厚生年金に加入できるので、非正規雇用の労働者が加入する国民年金よりも支給額を多く受け取ることが出来ます。

また、雇用や収入面が安定していることから、
社会的信頼が厚く、住宅ローンやカードなどの審査に通りやすいこともメリットの一つです。

Q.20代で非正規雇用として働いていますが、正社員として働くデメリットは何ですか?
A.一般的に以下のようなデメリットがあるとされています。

・仕事の責任が重い
・企業によっては、異動や転勤が必須である
・残業や休日出勤を求められる場合がある
・企業によっては副業が禁止されている

非正規雇用に比べて責任の重い仕事を任される機会が増えるため成果を出すことが大きなプレッシャーに感じたり、
時には、非正規雇用の社員の責任を負うケースもあるかもしれません。

また、基本的に会社から異動や転勤の命令が出た場合は、いずれも規則によって従うことが前提です。
異動や転勤を望まない場合は、企業選びの際にきちんとリサーチすることが大事ですよ。

Q.現在20代で契約社員として働いています。5年以上働くと正社員になれると聞きましたが、本当ですか?
A.企業によっては正社員になることが可能です。
契約社員など非正規雇用としての契約更新が通算5年を超えた場合、会社はその社員の契約を「有期労働」から「無期労働」に切り替えることが労働契約法によって定められているからです。

ただし、この「無期労働社員」が「正社員」を指すのかどうかは、企業の労働契約の内容によって異なるので確認してみると良いでしょう。

Q.正社員で働く場合、異動や転勤の命令がでたら必ず受け入れなければいけませんか?
A.基本的に、労働規則に記載があれば受け入れなければいけません。
ただし、労働契約によって勤務地や職種が限定されている場合は拒否することが可能です。

職種が限定された限定社員なら職種変更を伴う人事異動はなく、勤務地が限定された限定社員なら転勤はありません。

このような「限定正社員」はワークライフバランスを重視して働くことができますが、
正社員に比べると給与が低かったり、昇進や昇格が制限される場合があります。

Q,非正規雇用から正社員になるには、縁故採用でなくても就職可能ですか?
A.非正規雇用から正社員への就職は十分に可能です。
企業によっては応募条件として、その業界や職種の経験年数や年齢制限を設けている場合や
正社員雇用は縁故採用のみを行う企業があることも事実です。

しかし、「未経験OK」の求人なら職種によって就職できる可能性は十分にあると言えます。

特に、人手不足に陥っている職種・業界には就職しやすい傾向にありますよ。
もしスキルがなくても、あなたの長所や特技・人柄が業務で活かせる可能性もあるので、希望する企業の採用情報を詳しく研究しておくと良いでしょう。

Q.20代で正社員として就職するには、どんな方法がありますか?
A.主に以下のような方法があります。

・アルバイトの正社員登用制度を利用する
・紹介予定派遣制度を利用する
・ハローワークを利用する
・求人サイトを利用する
・就職・転職エージェントサービスを利用する

特に、中途採用でライバルとなる他の求職者の中には経験者もいるため、就職に詳しいプロに相談してサポートを受けながら進める方法がおすすめです。

就職に詳しいプロは、ヒアリングを通してあなたの希望条件を考慮しつつ、客観的な視点からあなたの希望に沿った選択肢を提案することが可能です。

少しでも希望条件を妥協せずに転職を成功させたいと思うならば、プロを味方にして進める方法も検討してみてくださいね。
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