非正規雇用拡大の恐怖に襲われる前にキャリアの可能性の選択肢を増やす方法
コロナ禍で2020年の女性の自殺者数が935人(15・4%)と増えたことが話題になりました。
これはとても残念な事実です。様々な原因が考えられますが、一因としてコロナ禍において雇用率が下がったり、シフト減による収入の拡大するなど非正規雇用の拡大がいったんを担っていると予測が立てられています。
あなたももし、現在非正規雇用としてフルタイムで働いているとしたら同じように不安を感じたかもしれません。
コロナ禍の非正規雇用拡大は氷河期世代以上?こんな時期に転職活動するのは無理?
現在の転職市場は一般的に学歴よりスキル、実績を重視される雇用方式が注目されていると言われています。
その反面、未経験の職種では求人数が少なく、募集をしてもすぐに上限に達してエントリーを閉じてしまうという側面が不安な要素かもしれません。
とはいうものの、実績を積む以前に未経験からでも挑戦しないことにはキャリアを形成するどころではありませんよね?
近年アルバイトですら勤続年数が長いほど評価が高く、1年、2年という勤続年数を複数繰り返すことがなかなか評価に繋がらないのです。
未経験の職種からスタートを切ることが出来る働き方はあるのでしょうか?
安心してください。結論から言えば「あります」。
勤続すればするだけ、国の機関である厚生労働省から支援を受け取ることが出来るのに、未経験でもジョブチェンジ可能な職業をあなたは知っていますか?
スタートしやすくて、国の機関からも支援されているなんてすばらしいですよね。さらに、この職業はどこでも求められる人材にキャリアアップすることが出来ます。
それは一体どんな職業だと思いますか?
答えはソーシャルワーカー(福祉・介護職)です。
ソーシャルワーカーというと、未経験からだとどうしてもハードルが高く感じてしまいませんか?
また、ソーシャルワークやソーシャルワーカーと一口に言っても、訪問介護事業やケアマネジャー、デイサービスなど様々な名称で呼ばれていて、漠然としたイメージしか持てない、とも思いがちです。
実際、未経験でも広く求人がされている介護関係の仕事ですが、興味を持つ前にしっかり実際にどんなことをするのか、メリットやデメリットをチェックしたいもの。
「体力的に厳しい?」
「手取りや手当、待遇はどんな感じなの?」
「休日は週2日ある?」
そんな疑問を解消するためにカンタンに説明させていただきます。
ソーシャルワーカーは責任とコミュニケーションが求められる注目の仕事
介護職員は高齢化が進むなか、訪問介護をはじめケアマネジャーなど介護福祉士は注目されている職業です。
社会に必要不可欠なエッセンシャルワーカーであり、待遇としても厚生労働省も2019年に介護職員処遇改善という名目で補助を強化している背景も注目されていますね。
年を重ねることでお世話が必要になった高齢者のために着替えや食事、服薬のお手伝いやストレッチや体操という一緒に体を動かす機会があるなど、
担当する高齢者によって異なる対応をするので、こまめに状態を確認したり、積極的にコミュニケーションを取るなどやりがいがあるという体験談も散見されています。
資格は何が必要?ソーシャルワーカーになるためには
気になる介護職員ですが、未経験やジョブチェンジからでも勤務出来るか気になりますよね?
介護職員は介護保険制度上、無資格の未経験からでもスタート出来る職業です。
ただし、ホームヘルパーなど等級がある資格を取ることで事業所によって給与が良くなったり、業務の幅が増えるというメリットもありますよ。
ソーシャルワーカーはどんな場所で勤務する?
ソーシャルワーカーは介護老人福祉施設といういわゆる「老人ホーム」や介護老人保健施設、グループホームなどで勤務します。
入所施設や事業所によっては24時間体制で勤務することもあります。
また、デイケア、デイサービスと呼ばれる自分から訪問する介護や日帰り施設での介護などのニーズに合わせた働き方も増えています。
ソーシャルワーカーは土日は休める?
介護職員の休日体制は勤務する事業所によって異なります。
デイケアやデイサービスは短い時間や日勤することは可能ですが、大型の施設になりますと場合によっては深夜から朝にかけて勤務することもあるでしょう。
ですので、「土日休みがなさそう」「長すぎる勤務時間はNG」と悩んでいるとしたら、諦めず条件に合う事業所や勤務体制を知って見極めることが大切ですよ。
そもそも2019年から始まったソーシャルワーカーの手当「介護職員処遇改善加算」なに?
勤務する以上待遇や給与は気になるものではないでしょうか?
2019年に厚生労働省に定められた介護職員処遇改善加算とは、介護職員の給与を改善させるためのものです。
勤続年数が長いほど給与として報酬が得られるよう厚生労働省から企業や事業所に支払われます。
もしかしたら、あなたも「介護関係は募集が多いけど職員の給与や待遇が良くない」というネガティブなイメージを持ってはいませんか?
この声が社会的に高まり、職員の満足度を高め仕事の定着率をアップさせるために生まれました。
ただし、この「介護職員処遇改善加算」は介護職員個人ではなく、所属している事業所に支払われている点だけ注意してくださいね。
注目されていて需要も高まるソーシャルワーカー…転職するにはどうすればいい?
もしあなたがソーシャルワーカーに興味を持ったのなら、出来るだけまずは希望する働き方の出来るソーシャルワークについて間違いがないようリサーチをする必要があります。
なぜなら「求人が出ているから」という理由だけで応募し、実際にソーシャルワーカーとして勤務することに向かなかったり、ミスマッチが起きてしまっては大変ですから。
しっかりとリサーチを重ねることで、あなたがソーシャルワーカーとして続けられるポイントや、現状からソーシャルワーカーへ転職するアピールに適切な部分など理解に繋げることが出来ますよ。
でも、そうは言っても、ネットにはソーシャルワーカーの記事があふれているし、本で調べるにしてもお金も時間もかかってしまうって思っていませんか?
もし、そんな些細なことであなたのキャリアアップの可能性が閉ざされてしまうとしたら非常にもったいないことです!
ですので、あなたがこれからの時代に合わせた働き方をするためにソーシャルワーカーを目指そうと考えたとしたら、キャリアアドバイザーに相談することが絶対におすすめです。
特に面接対策に特化したキャリサポのキャリアアドバイザーのカウンセリングを通して、あなたにマッチする非公開求人をご紹介することはもちろん、あなたと企業を結びつける支援を全て無料で行っています。
企業と高いパートナーシップを結んでいるキャリサポだからこそ、個人で転職活動をするよりスムーズに面接・内定までの実現に近づくことが出来ますよ。
ひとりで悩んでいるとしたら、まずはキャリアアドバイザーなど第三者からのアドバイスを手に入れてみてくださいね。