「何でそんなことも出来ない?」怒鳴る上司から逃げるには

 
あなたは職場の「パワハラ」上司にストレスを感じていませんか?
たとえば、少しのミスにも「何でそんなことも出来ないんだ」「やる気がないなら今すぐ辞めろ」など
ものすごい剣幕の上司に怒鳴られたとしたら頭が真っ白になってしまいます。
 
このようなことが頻繁に続いたり、また他の人されているのを見ているうちに
いつの間にか上司の顔色を窺うことが仕事になってしまう…という悪循環が生まれかねません。それは例えば
 
  • 上司の存在が恐ろしくて問題改善の提案が出来る空気じゃなくなる
  • 怒られたくなくてつい失敗を隠してしまう
  • 上司の気分次第で業務内容が変化して振り回される
  • 休日や勤務時間外でも上司から連絡が来たら対応しないといけない
等々、オフィスでもよどんだ空気が立ち込めてしまいますよね。
 
もちろん、業務をする以上、ミスを繰り返すことはいけませんが
ミスから改善点を見出し改善することも業務の1つです。
その目的が企業の業績アップや顧客との信頼関係改善ではなく
 
「上司に怒られないため」という理由にすり替わっては問題です。
 
実際、パワハラ上司がいる職場ほど、不必要なプレッシャーのせいで余計な失敗が増えたり、社員が定着しないという調べがあります。
 
上司が指摘することで問題が抑えられていると思っているとしたら、まさに泣きっ面にハチな負のスパイラルですよね。自分だけが頑張っても、人が離れて、その分負担が増えて負のスパイラルから抜け出せません。
 

あなたを認めてくれる職場を見つけるために

社会的にもパワハラを行う企業はタブーとされています。企業間でもパワハラ防止セミナーを開くなど、再発防止や抑止に力を入れています。
ですが、改善が難しい点は「パワハラのつもりがない」上司の存在と言われています。なぜパワハラの自覚がないのかというと、自分が新人のころに受けた研修や、それこそパワハラであっても「当たり前」「それくらい当然」と感じてしまっているから…とも言われています。
根本から「これはパワハラじゃない」と考えている人の認識を変えることはなかなか難しいとも言われています。
 
なので、もし改善を訴えてもパワハラを受け続けるような、仕事の効率や人間関係を乱す環境からは脱却する必要があるかもしれません。
 
ですが、心では抜け出したいのに上司や先輩、同僚から「必要としている」と言われると転職したいのに引け目を感じてしまうことがあるかもしれません。
あなたの周りにも、「今辞めないで」「無責任でしょ」と引き留められている人はいませんでしたか?
 
ですが ちょっと視点を変えてみてほしいのです。
それは、もしかしたら今辛い思いをしているのは
「今の居場所に執着しているから苦しみが生まれている」からかもしれません。
まさにパワハラを受けているのに「自分を必要としている職場がある」という状態に共依存してしまっているのですね。
 
あなたのスキルや才能を活かせる場は他にあるのに
他を探さずに「この上司とずっと仕事しなきゃいけない」
「ずっと一緒にいなきゃいけないから、嫌われなくない」と思ってしまうことで、
自分の首を絞める結果に自分で加担してしまっているのです。
 
「ここがダメなら、次を探そう。新しい環境で頑張ろう」というマインドは忘れてはいけません。
 
なぜなら、「ここでしかダメなんだ!」といくら頭で思っても
沈没船に乗っていたら沈んで一緒に海の底に沈んでしまいます。
 
あなたは自分がおかしい、危ないと思った時点で、
目に見える船に助けを読んだり、海に飛び込んで泳いで、板切れを掴まないと完全終了してしまいますよね?
 
あなたがもし、自分を追い詰めるような上司に日々対面していたり、
その上司を奨励している職場にいて限界を感じているとしたら
「脱出」することを忘れないでください。
 

新しい環境へ脱出したい!そんな時は

でも、そうは言っても
自分のスキルに不安を感じているとカンタンに職場から抜け出すことは出来ないと感じますよね?
 
大切な仕事のことです。自分ひとりの判断では
余計に不安になったり、友人や家族にも
心配させたくないために
悩みを打ち明けられないかもしれません。
 
そんな時はプロの転職エージェントに相談することが絶対にオススメです。
 
プロの転職エージェントは数多くの上司の悩みや職場での人間関係に苦痛を受けている
相談者からの面談や転職エージェント自身の社会人経験があります。
 
ですので、もし、あなたが働き方や人間関係で悩んでいるとしたら
似たケースでの成功体験や、改善点をカウンセリングを通して解決に導きます。
 
しかも、新しい環境でスタートしたい!と考えている場合は
履歴書や職務経歴の添削、マッチする求人案内までサポートしてくれるので、今すぐにでも活用してくださいね。
 
「でも、とりあえず上司には愛想よくしてれば、いいのかな…
そんなに悪い人じゃないし、平気…」と思ったかもしれません。
 
確かに、あなたが自分を押し込めて、我慢をしていれば怒られることもないし、仕事に支障がないかもしれません。
 
ですが、「本当は言いたいのに、言えないことがある」ということは自分にストレスを与え続け、あなたの自信を奪います。そして、上司には絶対に逆らってはいけないと自分を「下」だと、刷り込んでいきます。
 
企業との関係は契約上対等なのに、自分の意思とか異なることを「YES」と続けているうちに、自分の意思がどんどん薄れて、会社の意思でしか判断出来ないようになってしまう可能性もあるのです。
 
繰り返しになりますが、
自分自身で、気持ちを追い詰めることはやめてください。
 
「自分がいないと仕事が回らない」
「誰も引き継ぐ人がいないから投げ出せない」
という理由で
一歩踏み出すことを諦めているかもしれません。
 
環境を変えても、自分は結局何も変わらないと
あなたは思うかもしれません。
 
ですが、環境や対人関係を変えないと見えない景色があります。
あわせて、人は群れて生きる生き物で、所属するコミュニティによって才能や人格が形成されるという研究結果が出ています。
それは、「類は友を呼ぶ」「同じ穴の狢」ということわざにも伝えられています。
 
今のコミュニティを抜け出したその場所こそ、あなたの居心地の良い環境かもしれません。
 
定年で上司が退職するまで「ずっとこの環境に耐えなきゃいけないんだ…」と諦めないでくださいね。
 
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