将来的な不安と現在の問題を【一緒にしてはいけない】理由

「この職種で一番認めてもらえる存在になる」
「ステップアップするためにも、全力で目の前の仕事に取り組まないと」
「将来の起業して独立するために、今の会社でノウハウを全部マスターする！」

あなたにはこんなビジョンはありますか？もしあるとするなら、素晴らしいことですね！

それに、目標があるとしたら、休日も働きながらも自己研鑽が欠かせませんよね。

ですが、それは苦痛なものではないはずです。なぜなら、実現したいキャリアアップのビジョンがあるのは楽しいことで、モチベーションが上がりやすいためです。
「今に満足しない」という気持ちは所属している企業にも、あなたにとっても良い影響を与えます。

ですが…あなたはつい目標に向けて駆け足してしまったことで
後悔したり、苛立ってしまったり、挫折してしまった経験はないですか？

そして、目標に挫折したことで
自分を嫌いになって失望したり、思い通りにならない現実にイライラして周囲に八つ当たりしてさらに自己嫌悪…なんてこともあるかもしれません。
計画通りに、スマートに目標が達成出来れば、もっと人生にハリややる気が生まれそうです。

ですが、ちょっと待ってください。実は、目標を挫折してしまうことって、単に計画性が人よりないから！というだけの問題ではないんです。

挫折するのは将来が分からないから？挫折癖の深刻な問題

まず意識すべきなのは、「不安を解消させるために行動を起こすことを避けること」だと言われています。

例えば、「年収を上げるために転職しよう！」「年収の高いエンジニア職になろう！」といきなり高額のプログラミングスクールに通うこと、そのために全力投球するようなことです。この「不安を解消させるために起こす行動」は、心身にストレスを与えてしまいます。これは今現在、よほど生活に困窮していない限り「将来的な問題」に過ぎないので、「今現在解決しないといけない問題ではない」のです。

この「将来的に解消したい問題」と「今現在解決しないといけない問題」はしっかり認識して考えを分ける必要がありますよ。

なぜ分けなければいけないのかと言うと、