【間違いなし】安定した職種の正解は●●
あなたは出来るなら、「安定した仕事で不安な気持ちを抱えることなく普通に働きたい」と考えたことはないですか?
女性だったら、正社員で安定した企業で結婚し、育休や産休は魅力と言われていますし、男性でも育休を獲得しても違和感のない職場で育児を行いたいという意見も目立ちます。
ですが、コロナ禍によって「安心」「安定」は普通ではなくなってしまいました。
派遣切りや雇止めをする他ない企業が大半を占めてしまったり、事業が縮小してシフトに入れず自宅で待機という労働者も問題になりました。倒産企業も増えコロナ解雇が10万人を超えるという事態が全国で波紋を呼んでいます。
これでは安定した仕事に転職するなんて夢のまた夢…と思ってしまいます。
「安定した仕事に就きたい!」を実現するにはどうすれば良いでしょうか?
「安定した正社員になりたい!」でも、そもそも安定って分かってる?
「とにかく安定した仕事をしたい!」「安定した仕事、紹介してもらえない?」
派遣社員やアルバイトからキャリアアップ転職、キャリアチェンジ転職を考えているという場合、「まず安定している働き方をGoogleで検索した」という経験があるかもしれません。
安定した仕事と言えば、
- 国家公務員
- 銀行員
- 鉄道会社
- 大企業
という漠然とした『エリート』なイメージをもってしまいがちです。確かに人気職種ですし、給与の水準も高い職業ですよね。
しかし、銀行員も地方銀行では待遇も低く、営業などのポジションによっては不定休ということもあります。公務員であっても部署によって働き方、労働待遇は様々ということを知っていますか?
さらに鉄道会社であってもJRや都営地下鉄などでもコロナ禍で利用者が減り、黒字経営ではなくなったことも話題になりました。従来の「安定」「安心」を求めるとギャップが生まれてしまうかもしれません。
また、これは大企業も同じです。日本を代表するトヨタ社ですら事業の縮小を余儀なくされ、関連工場が封鎖されるということもあるほどです。
なら、国家公務員なら倒産する心配はない…と考えられるかもしれませんが、国家公務員はまた別のポイントにおいて必ずしも「安定」ではないって知っていますか?
なぜなら国家公務員の場合、国の方針に働き方や待遇が大きく左右されるという一面もあるためです。国の施策や政策でこれまでの業務がなくなったり、追加されたりということは当たり前なので、「同じ仕事をしてのんびり無理なく働きたい」を叶えたい場合、絶対に正しい選択肢と考えることは危険です。
さて、そうなると「う~ん、じゃあ、もう普通の企業でもいいから、安定した働き方をしたい…」と思ったかもしれませんね。
もちろん、いわゆる中小企業でも「安定」という観点においては、気を付けなければならないポイントはあります。
要注意!こんな企業は「当たり前」?安定した仕事とは
安定した働き方を希望するとしたら、まず、どんな企業の条件があなたにとって「安定」というものになるか洗い出すことが重要です。
たとえばもし、あなたの考える「安定した働き方の定義」が
- 給与が日割りでなく毎月同じ
- 週休二日制
- 祝日休み
- 会社の経営が破綻する心配がない
- リストラがない(長く働いている従業員が多い)
- 終身雇用制度が適用される
- 未経験でも研修・セミナーがある
- 残業がゼロで定時で帰れる
- 年末年始が休み
- 夏季休暇がある
- 長期休暇が取りやすい
- 福利厚生が保証されている
等々…
これらを全て叶える企業か、3個か4個当てはまる企業だと思っていませんか?
確かに理想的な企業で、働き方かもしれません。ですが、もしこの全ての条件か、3個か4個当てはまる企業だとしても、あなたにとって本当の意味でマッチしているとは限らないのです。
安定した職業は幻想?正解がない理由
どんなに完璧な条件の会社であっても、実際に働くと対人関係や扱っている商品など、あなたにとっては相性が良くない場合も考えられます。
特に対人関係や扱う商品や商材はモチベーションややりがいに直結するもの。
いくら給与や待遇が良くても、やりがいのない職場では長く働くことが難しいことです。
例え、誰かにとって「羨ましい」「最高の職場」と思う環境でも、自分自身が気に入っていなかったり、居心地の悪さを感じているとなると問題です。
極端な例ではありますが、芸能人も住んでいるくらい、綺麗で立派なタワーマンションでも、無理して家賃200万円を払い続けるって辛くないですか?
それに見合う収入があれば良いかもしれませんが、
身の丈にあった家賃7万円の部屋の方がずっと居心地が良いかもしれませんよね。
重要なのは、もしあなたが転職をしたいと考えている時、
「本当に重要に思っていることは何か」ということです。
第三者が「国家公務員なら間違いないよ」「銀行員なら楽で稼げるよ」と言ったとしても、
その言葉をうのみにしても「あなた」が「必ず」しあわせになるとは限りません。
その人達にとってしあわせだとしても、あなたには当てはまらないものかもしれません。
実際、日本において「安定している」「間違いがない」という企業や労働の歴史は、まだまだ驚くほど浅いのです。
この「安定」「安心」の働き方の概念は、戦後60年、終身雇用制度が生まれ日本の歴史から見ても戦争もなくもっとも平和と言われた時代だからこそのもの。
海外でも、欧米諸国の先進国の一握りしかこの「安定」「安心」の環境で働けていないのが現状です。
大多数が「明日どうなるかわからない」という状況で仕事に就いているのですね。
そうすると、もしかしたら、誰にとっても「安定」「安心」な職種は本当は存在しないのかもしれません。
「安定」「安心」を目指すより、自分自身にとって「やりがい」のあって「長く続けたい」という仕事を見つけた方が前向きなアプローチが出来るかもしれませんね。
ですので、もし、あなたが気になっている企業や職業があるのなら、
「どうせ無理」「安心して働けないかも」とすぐに諦めてしまうのではなく、
まずは募集要項や雇用条件を確認することが重要ですよ。
さらに、その他にキャリアアップ転職やキャリアチェンジ転職について
疑問に思うことがあれば、
まずは転職エージェントのカウンセリングを受けることがオススメです。
少しでも不安要素を解消することで
進むべきか、別の方向へ向かうべきかと
悩んでいたとしたら、最新の転職市場とあなたの市場価値を合わせて検証してくれるので、
すぐにでも活用してくださいね。
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