見込み残業ってベストな残業?

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見込み残業

という項目を目にしたことはありませんか?特に「見込み残業」を記載する企業は増えています。

見込み残業って普通の残業とどう違うの?」
見込み残業10時間なら超えたらどうなる?」
「繁忙期以外にも絶対残業しないといけない?」

等々、見込み残業が気になるけれど
今更聞くのはちょっと…と考えてしまうかもしれません。

そんな時は最後までチェックしてみてくださいね。

見込み残業」はそもそもどんな意味?

見込み残業】とは
あらかじめ残業として考えられる時間のことを指します。

また、「見込み残業」と浸透していますが
書面上正式名称は「固定残業代制度(みなし労働時間制」」なので
確認には注意してくださいね!

見込み残業」は絶対する必要のある残業?定時上がりはそもそも無理?

あらかじめ「見込み残業」の表示があると、
多忙な職業のイメージを持ってしまっていませんか?
ですが、それは少し違います。

見込み残業」は
月の勤務の中で20時間や30時間など
職種や企業によって細かく分かれているのですが、

「基本的に残業はない」と表記する企業でも
多くの企業は10時間ほどの「見込み残業」を
想定していることがほとんどと言えるのです。

特に日本人は「残業をするほど仕事を頑張ることが美徳」と長く言われてきた側面があります。

18時退社でもついつい作業をしてしまい
30分遅くなってしまうと
10時間もあっという間に超過してしまいます。

残業は企業にとっても抑えたい人件費のひとつです。
ひとりひとり超過していては大きな負担になってしまいますよね。

この過度な残業を防ぐためにも、「残業」という制度は変化し、
見込み残業」というように固定の表記が浸透していきました。

普通の残業と違う?「見込み残業」の手当は

では、見込み残業と通常の残業はどう違うと思いますか?

例えば、ただの「残業」では通常の定時内に終了しない勤務は残業する時間ごとに「残業手当」が別途支給されます。
これはかなりイメージしやすいですよね。

ですが、「見込み残業」の場合は違います。

見込み残業」はあらかじめ、
固定の給与の中に定められた時間の残業手当が含まれているのです。

さらに「見込み残業」を超えた残業は
あらためて個別に残業手当を支払うことが
企業には義務化されています。

「繁忙期など忙しい時期に思わぬ残業しても「見込み残業」分しか
給与にもらえない…」というものではないので、安心してくださいね。

さらに、毎日定時退社していたとしても
見込み残業」が含まれた給与から
給与が減らされるということはないので覚えておくと良いですよ!

見込み残業」は今当たり前?法の抜け穴はある?

「基本的に残業なし」の記載があっても
求人票に「見込み残業」の文字を見つけると
エントリーしたくても不安な気持ちに
なってしまっていませんか?

せっかくなら定時で仕事を終えて、アフター5に予定を入れたり
自己研鑽に使うなど自分の時間を有意義に使いたいですよね。

通常は定時で退勤出来る企業でも
かきいれどきや繁忙期は
残業が余儀なくされる場合があるので

労働基準法に則り違法でなければ
企業側には問題はないと言えます。

ですが、「見込み残業」を超える
残業を行っているにも関わらず
給与明細に反映されていない場合は
企業側の経理に訴えたり、報告をしたりなど

従業員側からアクションを起こす必要があるので、
必ず毎月明細のチェックを忘れない方が賢明です。

やっぱり見込み残業のない企業で働きたい…そんな場合は

ですがあなたがもし、
これから先のスキルを伸ばすために
自己研鑽する時間や、会社に拘束される時間を減らしたいと考えているとしたら
新しい環境へ移動する必要があるかもしれません。

もしくは、あなた自身楽しいと感じる仕事でも
逆に周りの不平不満によってモチベーションが落ちてしまうこともありますよね。

これから先に使えるスキルを伸ばしたり、
見込み残業」に縛られず
あなたらしくキャリアアップをしたいという時は
まずはキャリアアドバイザーに相談するというアプローチを行ってみてください。

あなたの疑問やキャリアアップ転職・キャリアチェンジ転職をサポートする
専任のキャリアアドバイザーが
「残業なし」「定時退社出来る」など他に
あなたにマッチする企業との出会いを全力で支援します。

今日からでも行動に移して、目指す理想の環境で笑顔やスキルアップを手に入れてくださいね。

こんな時だからこそ、誰よりも早いアクションを起こして あなたが目指す理想のワークライフバランスを実現してくださいね。

 
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