まさか社内で使ってない!?「お世話になってます」
忘年会シーズンになってくると、ビールのつぎ方や上司に対する挨拶する、料理の上げ下げをする下座に新人が座るなど、、たくさんのマナーが注目されますよね。
これはzoomやスカイプを使ったweb会議でも話題になった側面もあり
●web会議の時は上司を1番大きな画像で表示させる●上司より先に退出してはいけない●物音を立てると失礼だからミュートに設定する
等々、オンラインの世界でも逆輸入され物議をかもしました。
基本的に「マナー」というものは「決まり」ではないので、
多少間違っていても相手に不快感を与えなければ問題ないものとされています。
近年会社組織としても中小企業が増えたことで、細かい縛りで従業員の生産性を落とさないようにルールとして見直す事業主も増えているとか。
ですが、そうは言っても取引先様に対して失礼に当たることをしてしまったり、常識として浸透しているビジネスマナーがあることも確かです。
ですので、「いざ」という時に困らないよう
一般教養としてのビジネスマナーやビジネス用語を最後までチェックしてくださいね!
そこで、特にビジネスメールで使用する2つのワードの正しい活用方法をご紹介してまいりますね。
「了解しました」はどんな時に使う?
「了解いたしました」は
意味としては、案件について
「理解した」ということを伝えるために
用いられます。
つい上司や取引先の企業相手に
「了解しました」と
使用しがちなこの言葉ですが、
実は自分と同じ立場の社員や
部下に対して使用できる「丁寧語」です。
ですので、
もしあなたが上司や、転職の際に
企業に面談を受けに行った際に
使用する場合は基本的に避けた方が良いでしょう。
つい出てしまう「了解しました」…すぐに使える言い換え表現は?
■承知いたしました
この言い方ですと「了解しました」と同じ
「理解している」ことを伝える
謙遜語にあたります。
謙遜語は相手を立てて、
より丁寧に対応したい場合に適切な言葉になりますので、
あなたが目上の方とコミュニケーションを
取る場面に活用しやすいワードになります。
■かしこまりました
レストランなど飲食店でもよく耳にする言葉ですね。
「理解している」上で「実行する」という意味あいを持っているので
あなたに何か辞令や業務において目標が与えられた場合、
「かしこまりました」という言葉を使用する方がベターかもしれませんね。
また、つい相槌で
「なるほど」と何気なく使ってしまいがちですが、
こちらも基本的に目上の人には不適切とされている言葉です。
もともと「なるほど」という言葉は相手を評価するための言葉なので
見下しているという印象を与えかねないとされています。
ですので、つい「なるほど」と言いそうになった場合は
「左様でございますか」
「おっしゃるとおりでござます」
と言い換えたり、
「なるほど、承知いたしました」
「なるほど、おっしゃるとおりです」
といったように言い換えや付けたしをすることが出来ますので、ぜひ活用くださいね。
つい使っちゃう…言い間違えがちビジネス用語をチェック!
さらに言い間違いしがちな用語を紹介しますね。あなたは間違って使ってはいませんか??
【イノベーションとリノベーション】
かなり似ている言葉ですが、意味はかけはなれているので注意が必要です。
イノベーションは
技術革新や新しい物事の捉え方を指す言葉で、
主にビジネス用語です。
ですがリノベーションは
既存の建物を新しくリフォームすることを指すインテリア用語です。
ついイノベーションとリノベーションが混ざってしまって
オフィスでリノベーションを連呼してしまうと、「この人はリフォームをしたいのかな?」と誤解をされてしまうので、注意が必要です。
ちょっとした言い回しにもよるかもしれませんが、些細な言い間違いは出来るだけ避けて伝えたいことがしっかり伝わりようにしたいですね。
言った後に気づく「間違い」どう挽回すればいい…?
そうは言っても、
意識してもとっさに間違えてしまうのが普段使いしないビジネス用語の厄介なところです。
もし間違えてメールを配信してしまったら、早めに訂正のメールや電話をすることで相手に誠意が伝わりますし、今後も円滑なコミュニケーションを築くことが出来ますので、実践してみてくださいね。
間違って伝えてしまった時は、必ず謝罪の言葉を添えたり、「念のために申し添えます」という
ワンクッションを入れることで誤解を解くことが出来るはずですよ。
大切なコミュニケーションを図るツールとしてチャットやメールは便利ですが、誤字や脱字も気をつけて活用していければベストですね!