「うわ…モンスター従業員…」職場でやりがちなコト
あなたは「モンスター従業員」という言葉を知っていますか?
上司に迷惑をかけたり、自分のわがままを通したり、人に仕事を押し付けたり…さらに取引先や顧客に迷惑をかけても悪気がないような社員をモンスター従業員と呼びます。
入社して間もなかったり、いわゆる社会人の常識を知らないばかりに軽率に「モンスター従業員」呼ばわりされてはたまりませんよね。
そこで、どんな態度が「モンスター従業員」の烙印を押されてしまうのかチェックし、解決策を立てていきましょう。
「モンスター従業員」の認識は人それぞれ!?
「上司に修正点を報告しただけなのに『モンスター従業員』呼ばわりされた」
「休憩時間にアイスを食べただけで『モンスター従業員』…勤務中じゃないのに」
「ボーナスを受け取って翌日辞めたあいつは『モンスター従業員』だ」
このようにモンスター従業員とひとまとめに印象操作されても、実際は社員が持つ当たり前の権利だったり、仕事の効率化を図るための発言だったという事実も目立ちます。
ですので、もしあなたが今「自分は『モンスター従業員』と思われていないだろうか…」と心配しているとしたらよほど多数の人に言われない限り、思い過ごしの可能性の方が高いと言えます。
ですが、同じ職場で働く以上、「モンスター従業員」にならないために必要な意見を言いつつ悪い印象は与えたくないもの。
さらに、身近にモンスター従業員がいる場合の対策としてもチェックしてほしいので、
最後まで見てみてくださいね。
ギクッとしたら要注意!モンスター従業員NG対策
・自分の意見・要望ばかり話していない?
企業や職場を良くしたい…
自分の要望や待遇についてばかり意見してしまう…
確かに自分の意見ははっきりと伝えることはとても大切で貴重な才能です。
しかし、だからと言って対応する上司や部署の状況を顧みないで押し通してばかりでいると印象が良くなるとは言いきれません。
◎どうしても直近で伝えなければならないか?
◎今は上司や部署の繁忙期などの忙しい時間帯ではないか?
というように、すぐ行動するスピード感と連携のために必要なタイミングを計ってみましょう。
そして、何より相手の話を聞いた上で、敬意を忘れないことは重要なポイントです。
・web会議で怒られた…注意すべき部分は?
成果を急ぐあまり、つい強い口調になってしまったり、先に実績や経験のある先輩の意見を押しのけてしまうことで口論になってしまったという体験談が散見されます。
通常の顔を合わせて行う会議だと、相手の距離感や温度が伝わったり、通信によるラグタイムもないので食い違いも起こりませんが、
テレワークですと画面上の固定された環境でしかコミュニケーションが取れないために、情報伝達のミスは起きてしまうもの。
さらに、もし印象が悪くなったり、信頼関係が崩れてしまうことでのイメージ挽回もテレワークやメール、チャットだけでは難しい場合がほとんどです。
慣れないうちはストレスを感じてしまいますが、テレワークやリモートワークのweb会議では、しっかり相手の話を聞いているという態度や言葉を繰り返して内容に誤りがないか確認することが大切です。
発言は大事…でも相手に敬意を持つことは忘れずに
無理に相手に合わせすぎてもストレスをため込んでしまいますが
もしあなたが職場で意見を発言する前に状況や相手の進捗状況を確認してみてください。
お願いや依頼をする場合でも、いきなり要件だけを伝えるのではなく
「今、お時間よろしいでしょうか?」
「恐れ入りますが」
「恐縮ですが」
というワンクッションの言葉を使ってみることもおススメです。
また、仕事が遅れてしまったり、納期に間に合わないことで「モンスター従業員」と呼ばれてしまうようなら
出来るだけ早い段階で早いうちに上司に進捗報告をするなど社内でカバーしてもらうことで最終的に迷惑をかけてしまうことを避けることが出来ますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
自分にマッチした企業に転職したいならまずはコレ
それでも、職場に不満が絶えなかったり待遇に不安がある場合は転職を検討ください。
あなたの貴重な人生をモンスター従業員に振り回されて、心が摩耗してしまっては大変です。
逃げずに解決するためにアクションをする、ということも大切ですが、何よりも自分の気持ちの負担を減らせるように働きかけることが大切ですよ。
もし、あなたが現状、職場や自分のキャリアに迷いを感じたり、ステップアップを考えているとしたらプロのキャリアアドバイザーに相談してみてください。
私たちはひとりではなく、環境や対人関係によって気持ちの安定や楽しさ、辛さを感じます。
「会社だけ我慢してればいい」という考え方も出来ますが、あなたの貴重な人生の時間を嫌な気持ちで過ごさないため、月曜日が辛いのではなく待ち遠しくなるためにも今出来るアクションを起こしてくださいね。