やる気はあるのに結果が出ない決定的な理由はこれ
やる気があったのに結果がついて来なかったり、空回りして成果が出ないとなると悲しい気持ちになってしまいます。
何度もトライしても成功しないとなると、挑戦すること事態を諦めてしまいかねません。
このような「やる気と情熱は誰にも負けないのに結果がついてこない」と
残念な気持ちになってしまうことを、働く場面でも直面したことはありませんか?
空回りするやる気…結果に結び付けるためのコツ
空回りしてしまう人の特徴にあるものがあります。
それは「何でも自己流で挑戦してしまう」ことです。
人と差を付ける結果を期待するためや、効率化を重要視するあまりとにかく自己流で始めてしまうのです。
逆にすぐに成果が出なくても、結果が伴う人は「人の真似」を上手く取り入れます。「真似」と言うと、、、
「真似より、どうせなら誰にも出来ないサービスをしたい」
「自分のやり方で喜んでもらえるからこの方法がベストだ」
「パクるなんて実力がないヤツがすること」
そんなイメージをしていませんか?
ですが、もしかしたらその場合、「真似する」という意味を勘違いしているかもしれません。
確かに営業のメールの文言や、やり取りをテンプレートにしてコピペしていても成長はありません。それは、ただの形式をうつすだけの作業だからです。
今、自分は何の目的で行動しているのか、が重要です。
例えば、お坊さんがお寺で写経をすることも、コピペに見えますがお経の内容を実際に手を動かしながら理解するためのものですよね?
それは仕事の仕方にも共通しています。
ただスマートに仕事をしている人の態度をコピペして表面的になぞっていても、「なぜ上手く行っているのか」という一番大切な部分を判断できません。
もちろん、行動すること自体、アクションを起こせない人に比べ素晴らしいことです。ですが、初めて車の運転をする時に隣に教官が乗って、指示を出してくれているように手本となる人いるか、いないかでは伸びるスキルや結果が出るスピードが段違いになります。
先にお話したようにいきなり車の運転を自己流でしても上手く進みたい方向に行けなかったり二度と立ち上がれなくなるような事故を起こしてしまうかもしれません。
まずは見よう見真似をすることで
「だからこの作業が必要なんだ」
「ここでこのスキルが役に立つんだな」と1つの過程に集中している時より物事の全体を分析・分解して見ることが出来ます。
仕事の構造を理解することで、知識やスキルアップの速度も上がります。
鬼滅の刃のように社会現象化するほどの漫画家になりたい人も、初めから自分のイマジネーションのままで描いていた人ももちろんいますが、スラムダンクやドラゴンボール、ワンピースに憧れて描き始めたという人もデビューして活躍していますよね。
アーティストになりたい人もトレンドにあがらない曲を聴かない!という人もいないはずです。
身近な料理だってまさにそうですよね。
「今日はこれだけ水を入れてお米を炊こう」と思っても
メモリを気にせず水を入れたらぐちゃぐちゃになったり、
芯が残ったままのご飯になってしまいます。
YouTubeの料理動画でも、クックパッドでも
見本を設定して分量を正しく測ることで美味しい料理が出来ます。
そして基本を覚えるからこそ、カレー味やスキヤキ風味などのアレンジのバリエーションが作れるようになるのですね。
そう考えると、100%オリジナルなものは本当に数えられるほどしかないのではないでしょうか?
ですので、やる気も情熱もあるのに、なぜか上手くいかない!という場合、
自分にガッカリせずに手本となるものを見つけて、
徹底的に解析・分析することを取り入れてみてください。
成功している人や、仕事で評価されている人には、運や才能の他に
きちんと裏付ける理由があります。
身近でそんな人がいたら、まずは「積極的にパクる」ことを行ってくださいね。
そうすると、パクることも案外難しいということが分かってくると思います。
ですが、もしあなたの身近に尊敬出来る上司や先輩など
師匠となる人がいない場合は注意が必要です。
なぜなら、身近に手本となる人がいるよりスキルを得る時間が圧倒的にかかり、差がついてしまうからです。
特に、デザイナーを目指しているけど今は飲食店でバイトをしていたり
エンジニアになりたいのに事務でルーティーン作業に追われているという場合です。
これからの時代に必要なスキルを得たいのに、肝心のスキルの磨き方が分からない・関係ない場所にいる、となると技術をパクるどころではないですよね。
だからこそ、あなたが飲食店で働きたいならともかく
「とりあえず昼間は独学で、夜は居酒屋のバイトをする」ということは避けなければいけないのです。
繰り返しになりますが
目指す環境があるのなら、少しでも近い市場で働くことで、専門的な視点を磨くことが大切にするべきです。
ですが、そうは言っても
誰にしもに必要としてる師匠となる上司や先輩のいる環境が恵まれているというわけではありません。
そんな場合は、まずはプロのキャリアアドバイザーに相談することが解決の糸口になります。
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キャリアアドバイザーに相談することで
独学では時間もお金もかかるところを、現在のキャリア市場を把握しているプロのキャリアアドバイザーは客観的にサポートをします。
さらに、必要な場合、新しい環境に進むための転職の支援も行っているので、有効活用してくださいね。
自己流で挑戦することも、決して間違っているわけではありません。
先に話したように、行動出来るということは、それだけで才能ですし、それこそ何にも代えられないスキルでもあります。
ですが、だからこそ猪突猛進ではなく、専門の知識を持ったメンター(助言者)やキャリアアドバイザーの意見を取り入れて自己流では見えない景色を見ることが大切です。
これからスキルアップをさらに行っていくためにも忘れないでくださいね。