人を遠ざける口癖を今すぐやめなければいけない理由
あなたは友達と買い物に行った時に
A「この服、すごく似合うと思う!」
B「え~?でも、派手だよ もっと明るい子が似合うと思う」
A「じゃあ、髪染めてみたら?」
B「無理無理!似合わないからやめとく」
というやり取りをしたことはありませんか?
勧めてくるAに対して、Bは普段より派手な柄の服や
試したことがないヘアカラーをいきなり勧められると
ビックリしてつい「そんなの無理!」と
反射的に拒絶していますね。
確かにもし自分がBの立場だったら、Aに対して冗談でしょ!と感じてしまうかもしれません。
ですが、「無理」「ありえない」と思う反面、
本当は興味があるけど、「勘違いだったら嫌だな」と思って
身を引いてしまうこともありませんか?
「どうせ似合わないから」
「そういうのが許されるのはセンスのある人だけだから」
「自分がお洒落をがんばってもどうにもならないから」
「こんな格好どうせ無理って笑われそうだから」
もしあなたがこんなネガティブな言葉が口癖になっているとしたら、出来るだけ無くした方がプラスになります。
それは、あなたにオススメを提案してくれた友人に
「もう余計なことを言わない方がいいな…」と思わせてしまうだけではなく、
自分では意識していないけど
「あなたの魅力を引き出している」ものを提案してくれているかもしれないからです。
この「やってみれば?」
「きっとあなたに似合うよ!」という言葉は
先にお話した買い物に行く他にも
様々な場面で耳にします。
例えば
「この仕事向いているんじゃない?」
「あなたの接客力が活かされると思うな」
というように
職業でも「こうしたらいいじゃん」「手先が器用だし向いているよ」と
提案してくれる場合です。
ですが、もしかしてあなたは
「自分にはそんなのハードルが高いよ」
「お金を貰ってやったことがないから無理だよ」
と言ってしまってませんか?
「どうせ無理」が打ち消すあなたの気力
「どうせ無理」は簡単にやりたいことや
本当は叶えたい夢を諦めさせてしまう言葉です。
行きたい場所ややりたいことがあっても、金銭的な問題や時間の関係で諦めざるを得ない時に「はじめから無理だった」と自分にも他人にも言いきかせていませんか?
大人は皆諦めることが上手で、諦めが悪い人に「大人になれよ」とも言いますね。
ですが、あなたはある日本人を知っていますか?
北海道でロケット打ち上げに挑戦している
植松電機の植松 努氏です。植松 努氏は、祖父と一緒にアポロ11号が初めて月面着陸をした映像を見て以来、宇宙に行くことが小さな頃からの夢でした。ですが、周りの大人はこう言います。
「宇宙開発なんて特別頭がいい人だけのものだよ」
「どうせ君には無理だよ ロケットなんて作らず普通に働いて生きろよ」と
散々周りから「無理だ」という言葉を浴びせられたそうです。
ですが、植松 努氏はこう言います。
「私は”どうせ無理“という言葉に折れませんでした。」
「”どうせ無理“という人は先に諦めた人が
自分を守るために、諦めた自分が正しいと思えるように
夢や目標に向かう人に言うんですよ」
つまり、「どうせ無理」という人は目標に向かってさえいないんだから、無理と決めつけることは出来ないということですね。
あなたも、何かにつけて
「どうせ無理」と自分や誰かに言っていませんか?
例えば、新しい仕事をしようと思っても
大変そうな仕事だったり、
知識がない仕事だったとしたら
キャリアカウンセラーに
「あなたにとても向いていると思う」と言われても
「やったことがないので…」
「自分に向いている気がしないので‥」と
なぜ合っているか考えもしないで諦めてはいませんか?
もし、あなたが少しでも心を動かされたら
失敗しても、周りから大変だからやめておけと言われても
どんなことでも挑戦して良いのです。
「失敗するかもしれない」と思うのは当たり前です。
新しいことや新しいものに挑戦することは特別恐ろしいということは、人間にとって当たり前の感情ですから。
ですが、一歩踏み出すキッカケは今しかないかもしれません。
あなたが自分のキャリアに「変わりたい!」と感じているのなら
今日からでも「どうせ無理」を捨てて
迷わず新しい環境や新しい自分のスキルを得るための挑戦してください。
P.S
それでも、「どうせ無理」って
思ってしまうと
「自分は弱いやつだ…」と
あなた自身を責めてしまうかもしれません。
先ほどお話した、植松電機の植松努氏も
1度は自分の夢を諦め、挫折し忘れたそうです。
ですが、ふとしたことで
同じ夢を持つパートナーに巡り合って
挑戦することを諦めずにすんだとか。
ですので、あなたが今の自分のキャリアや
方向性に悩んでいるとしたら、
まずはあなたを全力でサポートする人と
出会ってみてください。
友人でも、家族でも、
あなたにマッチングする仕事をサポートする
キャリアアドバイザーでも
あなたに「だったら、こうしたらいいんじゃない?」と
別の選択肢という未来への道を作ってくれるはずですよ。
今のままでいいや、と思わない限りは
あなたのキャリアはこれから始まるのですから。
いつでも応援しております(^^)/