会社が「自分の中身を評価してくれない」？原因は明白なワケ
あなたは職業選択の自由を意識したことはありますか？
職業選択の自由とは、簡単に言えば
日本国の法律にのっとり「いつでも、誰かの許可を得らなくても好きな職業に就くことが許されている自由がある」というもの。
退職を望む企業にいくら「辞められたら困る」「辞めるなんて無責任だ」と引き留められる状況にあっても、「新しい環境に飛び込みたい」「自分の可能性を試してみたい」と感じているのなら誰にも「離職させない権利はない」ということですね。
ですが、「この会社は自分の自主性を受け入れてくれない」からとか、「私の実績をもっと高く認めてくれる企業に転職するために退職する」ということは手放しでオススメ出来ることではない、ということを知っていますか？
なぜなら、「評価」や「スキル」、「実績」に関してはあくまで上司や企業の売り上げなどによって加味されるもので、自分から主張して自己申告で得られるものではないためです。また、「自分を認めてくれない企業にうんざりして」という理由を全面に押し出すこと自体、転職の動機において不利な立場にしてしまうかも。
もし、あなたがどうしても転職したいという時は、
- 実績やスキルを積み重ねつつ
- 長く同じ職業に勤めながら、
- 市場価値を高めたいという過程でのみ
「転職」を選ぶべき…というのが安全策であり、キャリアを構成する上で重要と言われています。
この上昇志向やスキルアップを目的とした転職を【キャリアアップ転職】や【キャリアビルディング】と呼びます。さらに、転職すれば「自分を理解してもらえる」「環境が問題を解決してくれる」と感じているのなら気を付けて判断すべきかもしれません。
転職すれば「すべて問題解決」…とはならない要因は
「この環境を変えたら収入はきっとアップするだろう」
「自分のスキルを活かせる仕事を見つけられれば問題は解決する」
というように、「～だろう」「きっと～のはず」という楽観視から即、転職に行動に移すことはNGです。
現在の転職市場を知らなかったり、必要な自己分析をおろそかなまま「とりあえず退職してから考える」ということは採用面接でも不安要素となってしまいます。
なぜなら、やはり社会通念上、「いきなり仕事を辞めてから転職活動」するということは収入を絶ってしまいますし、
「まだ就職先も決まってないのに、なんでこの人は退職したんだろう？」
「何か前職で問題を起こしているんじゃないの？」「自信があるのはいいけど、実力はちゃんと伴っている？」
「仕事を任せる上で信頼関係を築くことが出来る人材かな？」と不信感を抱かせてしまいかねません。
さらに、現状の転職市場は新卒であっても求人が少なくなってしまっているケースが見受けられます。
誰にも負けない自信を持っているスキルや実績があるとしても、アピールの仕方やポートフォリオの見せ方の工夫など、めんみつに準備することは必須ですよ！
働くこと、転職のこと…あなたの大切なポイントをチェックして
どうしても転職先の企業で、納得出来ない部分や知っておきたいことがあるなら
直接内定先の企業の人事部や採用担当者に確認をすることがおすすめです。
必要な質問をしないまま、不安要素を残したまま入社をして「やっぱりマッチしなかった…」と
転職を繰り返してしまうのは精神的にも疲弊してしまいますし、モチベーションも落ちてしまいますよね。
ですが、いくら不安だからと言って、給与体制や福利厚生など自分の希望だけを
押し通したいというように受け取られてしまう質問は、良く考えて慎重に質問や問い合わせをする必要があります。
「じゃあ、自分はどんな質問から企業に不安を解消してもらえばいいの？」「質問自体、不安でしにくくなってしまった！」と感じてしまうかもしれませんね。
そんな時は、直接企業とやり取りをするのではなく、キャリアアドバイザーに間に入って聞いてもらうなど、ストレスや誤解を生まないように活用することがポイントです！
さらに、キャリサポでは企業とあなたの架け橋になる他に
あなたの疑問や不安を解消したり、企業とあなたとの信頼関係を繋ぐサポートも行っています。
20代の転職・就職活動の際はいつでもご利用ください。
挫折しない、無理のない、
あなたらしい転職・就活をキャリサポは全力で支援いたします。
