初出勤日に欠勤…どうしたらいい?20代が知っておくべき対処法と心構え

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

転職してようやく新しいスタートを切ろうとした矢先に、まさかの「初日欠勤」。
「印象が悪くなるのでは?」「解雇されたりしない?」
──そんな不安を抱える20代は少なくありません。

体調不良や予想外のトラブルは誰にでも起こり得るもの。
大切なのは、焦らず、正しい対応を知っておくことです。
今回は、初出勤で欠勤してしまったときの対処法や、数日休んだ後の立ち回り方について整理していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

転職初日に体調不良…無理して出勤すべき?

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

結論として、熱が続いて出勤が難しい場合は無理をする必要はありません。
会社側も入社に合わせて準備を整えていますが、無理に出勤して悪化すれば、かえって迷惑をかけてしまうこともあります。
特に昨今は感染症への意識も高く、状況を説明すれば理解を示してくれる企業がほとんどです。

欠勤連絡は「就業開始の1時間前までに電話で」行うのがマナー。
その際は、
1.謝罪
2.欠勤の理由(症状)
3.復帰の見込み
を簡潔に伝えましょう。

復帰の目処が立たない場合は、
「診察結果が分かり次第、ご報告します」と添えると安心感を与えられます。

転職初日の欠勤で解雇される可能性は?

「初日から休んだらクビになるのでは…?」と不安になってしまいますよね。
ですが、連絡を入れていれば即日解雇される可能性は、ほぼゼロです。
労働契約法第16条でも、会社の都合で合理的理由なく解雇することはできないと明記されています。

ただし、試用期間中は注意が必要。
労働基準法第21条により、試用開始から14日以内は会社側が解雇できるとされており、無断欠勤や繰り返しの遅刻などがあると対象になる可能性があります。
とはいえ、正当な理由があって欠勤した場合は問題ありません。

転職初日から数日休んだ後の初出勤で心がけること

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

体調不良で数日休み、いざ初出勤となると「気まずい…」と感じてしまうことも。
そんなときこそ、以下の5つを意識するとスムーズに馴染めます。

・疑問点は後回しにせず上司が忙しくないタイミングに質問する
・同じ質問を防ぐためメモを取る
・名前と顔を覚える努力をする
・社内のルールを把握する
・年下の同僚にも謙虚な姿勢でコミュニケーションを取る

初日から休んでしまった分、誠実な態度で取り組めば印象は十分に挽回できますよ。

転職初日で「会社の雰囲気が合わない」と感じたら

入社初日から「この会社、合わないかも…」と思うことは珍しくありません。
環境の変化による緊張やストレスで、最初はどうしても違和感を覚えやすいもの。

まずはあなたから挨拶をしたり、笑顔で接したりと、コミュニケーションを取りに行く姿勢が大切ですよ。
それだけで相手の対応が変わり、馴染みやすくなることもあります。

ただし、それでも働き続けることで体調不良・メンタル不調に陥るようなら、我慢せずに環境を変えるために行動してみると良いかもしれません。
現状を変えなければ改善できないストレスもあるので、あなたの健康を第一に考えることも大切ですよ。

そうは言っても、転職活動にもう一度踏み出す勇気がなかったり、あなたにぴったりな企業を見つけることが難しいと考えているとしたら…
転職に詳しい専門のキャリアアドバイザーに相談してみることも有効な手段の一つです。

もし身近に相談できる相手が見つからない場合は、プロの力を借りてアクションを起こすことも検討してみてくださいね。
⇒あなたが無理せず働ける環境の見つけ方を詳しく見てみる

 
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