「webマーケティング」は20代未経験から募集している求人も多数?どんな職業?適性について解説
あなたは求人サイトで「webマーケティング」という職種を見たことはありますか?
「webマーケ」、もしくは「webマーケティング」という名目で募集している企業もありますが、
企業によって「未経験歓迎」の記載もあるので、転職活動をする上でキャリアチェンジの選択肢に入れることができます。
「webマーケター」は比較的フルリモートやフレックスなど働く幅が広いイメージがあるので、これから先のワークライフバランスを考えて転職の選択肢に入ることもありますよね?
今回はこの「webマーケター」の業務内容や適性について、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
「webマーケティング」は未経験から募集している求人も多数?どんな職業?
一般的にwebマーケターとは、企業が顧客に提供するサービスや商品を市場調査を行い、顧客がwebサイトを閲覧する数値を分析し、実際にクリックし販売までの集客を行うポストです。
webマーケターの所属する企業規模によっては集客だけではなく、SNSやweb広告を制作したり広報やプロモーションそのものを企画するなど様々な違いがあります。
まず、先に伝えたwebマーケターの業務をお伝えしますね。
webマーケターは
・自社、他社の競合製品の調査や研究を行う
・自社製品を知ってもらって購入してもらうための道筋を作る
・webサイトや商品を宣伝し、購入する商品紹介サイト(LP/ランディングページ)の構築に関わり改善していく
・顧客に対して長く利用してもらうため、いわゆるファン化、リピートを促すコンテンツを施策をする
・商品やサービス、企業そのものを広報・宣伝・プロモーションを行う
など、いわゆる企業に顧客を呼び込む「マーケティング」全般をweb上で進めていきます。
さらに簡潔に言うとwebマーケターの目的は、基本的には自社の
「製品を知ってもらう(集客)、興味をもらった顧客にアプローチする(追客)、ファンになって喜んで利用してもらう(接客)」
という3つのポイント達成するために存在するのです。
そのために、企業によって
・webサイトの運営
・公式SNSの運用
・公式YouTubeチャンネルの管理
・オンラインサロンの運営
・メールマガジンの配信
・公式LINEの配信
という、様々なプラットフォームの運用を担当する場合もありますよ。
上記のSNSを例にすると手広く、様々なスキルが必要とされるイメージがさらに増えてしまったかもしれませんが、webマーケターのポイントは先にお伝えしたように、
「製品を知ってもらう(集客)、興味をもらった顧客にアプローチする(追客)、ファンになって喜んで利用してもらう(接客)」
この3つの要素を忘れなければよいので、「思ったよりシンプルかも」と伝われば幸いです。
さて、ですがこの3つの要素は通常のマーケティングと違い、web上で行うため「実際に対面で顧客と関わる」ことがないので「どうやって顧客のことを知るの?」「直接話したりできないなら、改善点を見つけるのも大変すぎない?」と疑問を感じませんか?
実はここからwebマーケターとしての必要な適性やスキルが深く関わっていくのです。
結論から言うと、webマーケターとして備わってほしい適性やスキル、それは2つあります。
「データの数値を分析する力」と「顧客や企業の強み、弱みを理解する」ことです。
webマーケターのスキル、適性の「データ分析」と「顧客、企業の強み弱みを知る」な理由
「集客や売り上げを改善するにしても、webマーケターはどうやってその正解を探すの?」と
疑問を感じますよね。
webマーケターの「web」の部分はインターネット上の広告や商品サイトを指します。
そのため、webマーケターはこの「web」上に訪れたユーザー(利用者・顧客)のサイト滞在時間、離脱したページ、
クリックしたページやリンクを「Googleアナリティクス」などのアクセス解析ツールを使用して変化する数値を見るのです。
「SNSでは反応がいいけどなかなか商品購入に繋がらないな…」という場合、
例えば、解析ツールで見られる数値でトップページですでに顧客が離脱していることが分かるので、
「トップページの画像や文言を変えて、サイト内導線の弱点をなくす」
「公式のLINEからキャンペーンを打ち出すことで、すでに持っているSNS上での強みを生かす」
など、顧客が離脱せずクリックして商品やサービスを購入する道筋を整えていくのです。
また、検索エンジンから顧客が企業を知るために、どのように検索されることでweb上でトップに表示されるか「アルゴリズムを研究」するなどもこの「道筋を整える」ことの1つです。
主にwebマーケターの扱う数値には
IMP(集客)×CVR(接客、追客)×LTV(リピート)=売り上げ
という指標を基にしているので、日々変動する数値の動きを客観的に分析して問題点を発見する適性が求められます。
また、売り上げ効果が薄い、もしくは実施すれば赤字になるのにキャンペーンやプロジェクトが立ち上がっている時など
数値によって「施策は別なものをするべき」という進言・アドバイスをはっきり伝えることも業務の1つと言えますよ。
転職から挑戦したい…webマーケターは20代未経験からも挑戦できる?
結論から言えば、webマーケターは未経験からでも挑戦できる職種です。
求人票でも「未経験から転職可」という企業も多いですし、未経験の場合は研修期間が設けられているので座学からwebマーケターになることは不可能ではありません。
また、webマーケターになるために必要な資格もありませんので、20代であればポテンシャル採用も期待できます。
webマーケターとしてのポテンシャル採用として
いずれも人材として共通しているものとして
・顧客データや売り上げデータなど数値を扱うことに抵抗がない
・マーケティングのアイディアを形するための行動力やプレゼンテーションで伝えるスキルがある
・各部門と関わることが多いのでコミュニケーションスキルがある
・マーケティングのトレンドや流行を把握している、興味がある
という特徴があります。
また、先にお伝えしたようにwebマーケターは「製品を知ってもらう(集客)、興味をもらった顧客にアプローチする(追客)、ファンになって喜んで利用してもらう(接客)」を行うポジションなので
自社の商品だけではなく、同じ商品やサービスを扱う他社競合について理解をしている必要がありますし、例えば通信販売のサービスであれば顧客に自社の強みや他社との違いを理解してもらう必要があります。
ここまで読み進めると、
「webマーケターは最近、求人は多いけど、未経験からだと挑戦しづらいかも」
「これまでの仕事は接客だったし、実績や経験のない自分には無理だ」
と感じられるかもしれません。
ですが、webマーケターは企業や業界によって業務内容が大きく異なります。
あなたの趣味や興味のあるもの、知識のあるものであれば
「こんな製品があることを知ってほしい」
「顧客の不安をなくすためのサービスと出会うサポートが出来る」など挑戦するための可能性や選択肢は多いのです。
あなたの趣味の熱意を仕事に活かすチャンスになりますよ。
いかがですか?webマーケターの業務内容は工程だけを考えると「複雑かも」と感じるかもしれませんが、このように応募企業のサービスや業界、製品を詳しく知っていたり、興味があるのならば20代、未経験からでも挑戦できる職業と言えます。
そしてこのような企画職に求められる「業界の下調べ」や「リサーチ」、「自分が働いている場所や製品についての知識」はどのような職種においても必要とされるので、日ごろからアンテナを伸ばして意識しておくと良いかもしれませんね。
20代の転職活動に必要な「下調べ」「リサーチ」に働きながら時間が取れない…そんな時に頼ってほしいキャリアアドバイザー
もし、あなたが今回紹介したwebマーケターだけではなく、未経験な職種や業種に転職を考えているのなら、自分ひとりだけの転職活動はおすすめしません。
なぜなら、例えば企画職と言っても希望する企業のコンテンツによってスタイルが異なりますし、扱う製品や顧客についてイチから調べて志望動機として伝えないといけませんよね?
さらに未経験からでも挑戦といっても、これまでのあなたの職務経験や実績をアピールするためのキャリアの棚卸も重要になります。
エントリーして企業とアポイントを取ることも、働きながら疲れている状態でするのは体力だけではなく気力も奪ってしまいます。
あなたの貴重な時間を無駄にしないためにも、すぐにでも20代に特化しているキャリアアドバイザーを活用してくださいね。
キャリアアドバイザーを活用することで
・現在の仕事の悩み、エントリーする企業への悩みを親身になって相談できる
・早いレスポンスがあるので転職活動がスムーズなる
・エントリーや面接の日程決めなど間に入って対応してもらえる
・現在の転職市場に詳しく非公開求人から紹介もしてくれる
・あなたのマッチ度を客観的にチェックしてくれる
など、不安をひとりで抱えることがありません。
あなたの強い味方と、これからの未経験職種に挑戦するために、すぐにでも前向きな行動を起こしてみてくださいね。
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