業界の憧れと現実とのギャップで「リベンジ退職」へ?20代の働き方の正解、転職のタイミングはいつ?

退職に至る前に「企業」や「企業に属する上司」、もしくは「顧客」に恨みや怒りなどのネガティブな感情を持ち、復讐のためにトラブルを起こしてから退職するということを指します。
SNSでもたびたび
・上司にうんざりして自分の会社のPCの言語をアラビア語にしてから辞めた
・あえて引き継がない作業を報告せず退職した
・何人かの従業員と口裏を合わせて一斉に退職して職場を混乱させた
など…「よくやった」という賞賛される部分も併せて注目を集めやすい話題かもしれません。
また悪意だけではなく、就職してから悩まされ続けた企業に対して
部署でいちばん、人脈や実力、顧客を獲得してから「ある日突然辞める」というものも「リベンジ退職」の1つのパターンと言われていますよ。
リベンジ退職は悪?ギャップや契約の相違の不満で退職するのは悪いことですか?
結論から言えば、悪意を持って属していた企業にダメージを与える方法で退職することはおすすめしません。
ソフトや顧客情報を故意で持ち出す、消すなどは
「営業秘密」という不正競争防止法第2条6項に該当する行為になります。
これはSNSで企業の内部資料や内部情報を拡散することも同じです。
匿名性があるとはいえ、一度インターネットに上げてしまうと個人を特定することも出来ますので、すぐに対象者が特定されしかるべき手段によって対応されることを忘れてはいけません。
さらに、もしあなたが現在「リベンジ退職したい」と思ったとして
原因になるものが以下であるのなら一度冷静になってみることをおすすめします。
・入社してからのギャップに騙されたと感じる
例えばアパレル企業に入社して、接客がメインと思っていたのに衣類の詰まった重たい段ボールの運搬ばかりで「騙された」と感じたとしたら、危険です。
アパレルに限らず小売販売をしていると、雑貨や什器(商品を飾るための棚)、インテリアのレイアウト変更など肉体労働が付属するもの。
もし、重たい荷物を運ぶ作業が苦痛であるのなら、入社前にイメージだけではなく詳しい労働環境をチェックしておくべきだった部分になります。
ですが、入社してから「入社時の契約になかった仕事をさせられる」などは「リベンジ退職」しかねない企業側に問題のあるものです。
この場合は、「運送企業の事務として採用されたのに、男性だからと事務ではなく力仕事の倉庫整理などをさせられている」などが当てはまります。
そのような場合はひとりで問題を抱えず、キャリアや働き方のプロであるキャリアアドバイザーを活用して企業に要望を訴えかけたり、事情を説明してもっとマッチする環境に転職するなどを選択肢に入れてくださいね。
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これからリベンジ退職をしないために、20代転職活動で知っておくことは
リベンジ退職の原因は企業と従業員のコミュニケーションの不足が第一に挙げられています。
つまり、従業員が問題を感じていることを企業の上司に報告してももみ消されてしまったり、回答を先延ばしにされたり、パワハラや報復人事などで口を封じられてしまうことが引き金になるのです。
いきなり、怒りを爆発させる人はいません。
少しずつ積み重なった不満や不安に崩れていく信頼が「これくらいの復讐をしても自分は悪くない」という心理に働きかけてしまうと言います。
「いつも身体がむくんで肩も凝る」
■つい忙しくて何時間もPCに向かっている…お昼以外ではトイレ休憩も1日1回だけだ■重いものを持つから、首も肩も凝り方がすごい…マッサージしても仕事をしたらすぐ元通りになってしまう■外での立ち仕事で足はむくむし、身体は冷える…長く続けられる仕事がしたいな…
このような状態をずっと感じているとしたら、