企業がキャリア採用・転職で複数の面接をする理由

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あなたは転職活動でこんなことを感じたことないですか?それは

「二次面接に三次面接…どうしてこんなに日程を分けて面接するの?大変すぎる!」

というもの。

日本の企業の人事事情を少し調べるだけでも、1回の面接だけで採用が決まるということは珍しいもの。アルバイトやパートタイムであれば1回の面接ですむものを、なぜそんなに面接を重ねるのか、求職者側の立場なら「面倒」と感じますよね?

一般的に、企業が面接の場を多くもうけることは以下のような理由が挙げられます。

・複数回会うことで人物像を深く知れる

・面接官を変えることで多角的な見方が出来る

・面接を重ねることで人材のミスマッチを防ぐことが出来る

というものです。

 

確かに、友人関係でも第一印象良くても何度か話すことで、「この人無理だな」と感じてしまうこともありますよね。
求職者の視点でも面接が1回で済めば、縁がなくても時間をロスしなくて済むと感じますが、後々「やっぱり合わない」「条件のすり合わせがかみあってなかった」などのリスクを減らすことができます。安易に時間の節約や合理性だけを優先するために、面接を1回で終わらせてしまうことが、必ずしもお互い良い結果を生むわけではないのです。

20代キャリア採用でも見落としがち。1回の面接で結論を焦ってしまうと…

あなたに質問です。もしあなたが企業側だとしたら、未経験や、キャリアアップのための転職をするための大切な採用を1回の面接だけで決められますか?

「正直、1度会っただけでは不安だな…」と思うのではないですか?

いくら手元に書類があったとしても、実際に何回か会うことで人柄や考え方や企業に対する姿勢が見えてきます。

特に日本人はなかなか自分を表に出すことが苦手な人が多いので、回数を重ねることで「挨拶」が出来る人か「企業理念」を理解している人か感じられますよね。

つまり、面接を受けに行くと苦痛に感じられることでも、企業側の目線に立つことで面接の本質を把握することが出来るのです。

例えば、何回か面接を必要としている企業は、長くキャリアを積んで、企業の業績を向上させてくれる人を求めている傾向があるということが考えられますよね。

ですが、もちろん日本の企業でも1回の面接でスピーディーに採用をする会社もちろんあります。
いずれ独立を考えていたり、ステップアップの一端としての転職を考えている分でしたら、少ない面接でも適性があると考えられますね。

面接というものは失敗が出来ないプレッシャーがあります。前日から緊張をしたり、ストレスを感じてしまうこともありますよね。

人間は言葉を使い複雑なコミュニケーションをする一方、言い過ぎや伝え不足で誤解もしてしまう生き物です。話し方ひとつで、

「この人は自分の意見以外は認めないんだろうな」
「この人は自分に自信ないから頼りないな」
と思わぬレッテルを貼られてしまう恐れがつきまといます。

あなたの良さをしっかり面接で伝えるためにも
ほんの少しだけでも伝え方を意識してみてくださいね。

もし、あなたが自分の気持ちや実績を面接で伝えることが苦手だったり、そもそもアピールする部分や苦手なところが分からないという場合は、面接対策を経験しているプロのキャリアアドバイザーに相談してみることから始めると良いですよ!

面接はあなたの良さをダイレクトに企業に伝えらえる貴重な場面です。
ぶっつけ本番や台本を読むだけではなく、コミュニケーションを意識することを忘れないでくださいね!

 
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