「転職したほうがいい」、の指標や正解ありますか?

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「恋人の就職先に合わせて転職しようかな」
「家族との繋がりを大事にしたいから、通いやすいところに仕事を見つけようと思って」

あなたはこのように、仕事を選ぶ時身近な恋人や家族のために悩んでいませんか?

恋人だけではなく、自分のこれからのキャリアのために「損をしない方はどちらか」などを仕事を選ぶ基準になっているかもしれません。あなたも、ちょっとした決断をするときに「自分に有利か」という考え方を最優先にしていませんか?

転職したほうがいい、の指標や正解、ありますか?

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例えば、「AがいいかBがいいか…損をしないためにはどっちを選ぼう?」そう考えることが「損得勘定」と言えます。つまり「自分に得をすることを第一に考え、行動を起こす」ことですね。

「損得勘定」というとあまり良い聞こえ方をしませんが、生きていく上では必要な能力です。たしかにいざという時にある程度お金が溜まっていないと、必要なものが揃えられなかったり、大けがや病気をした時に費用がなくなる損をしてしまうんじゃ…と不安ですよね。

でも、この損得勘定が邪魔をして、本来すべき行動を制限してしまうこともあります。

損か得か考える…それががアダに?こんな状況は…

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損得勘定は人間が生きるために備わっているものです。でも、ただ損か得かに従っているだけでは成長に限界を感じるかもしれません。

例えば、会社で「自分の時間をムダ、新人のサポートなんてしない」と思って定時に帰るとします。(残業することは自分にとっては損ですからね。)

ですが、損得勘定を抜きにその新人の仕事をサポートをすることで、新人から「信頼」という目に見えない財産を得ることが出来ます。信頼は積み重なることで力を発揮するものなので、思わぬ場面で支えになることもあります。損得勘定を自分の価値感だけで測ることは孤立する可能性があるので注意してくださいね。

目の前の生活を守るために損得勘定は重要な鍵になります。ですが、損得勘定だけに執着してしまうと、もう少し先に進めば手に入る狩場も、可能性も目をつぶってしまっている状態になりかねません。

ところで、あなたが仕事をしているとしたら
「こんなに頑張って働いているのに全然待遇が良くならない!」
「こんな会社ダメだ!終わってる!」

ということをしょっちゅう言っている人はいますか?
それとも、あなたも言ってしまっていますか?

この言い方、先ほどお話した損得勘定に縛られている状態です。

実は、同じように相手に自分のキャリアを委ねているという点で
損得勘定にかられていると言えるんです。

もっといえば、「定時に帰してしてくれない」と思っているとしたら
あなたは自分が作業スピードを上げる努力をするのではなく
企業に代わってもらいたいと期待しています。

してくれて当然、そうするべきだという気持ちが勝ってしまうと
それは「依存」と言えるのです。

もしそんな状態が続いているとしたら、「自分」か「環境」を変えることから自立出来る道を選ぶことがおすすめです。

なぜなら、会社に依存する損得勘定をしているままでは、あなたは本当の意味で「自立」することが難しいからです。自立していないということは、軸がぶれていて、企業や社会に決定権を渡すに近いんですよ。

そうなってしまうと、本来あなたが出来るはずのキャリアアップの可能性も潰してしまいます。それは本当にもったいないことです。

少しでも悩んでいるのなら得か損かだけではなく
「本当の自分らしく自立」した働き方が出来るやりがいのある働き方を選んでくださいね。

 
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