転職と副業のバランスはどうやって取ることは正解か知っていますか?
「稼ぐだけ稼いで仕事を辞められる人が羨ましい」
「私も宝くじが当選したりと、馬券で当ててお金に執着せず生きてみたい」
「お金を貯めるだけ貯めたら、働かずに生きることが出来るはず…」
この考えは【FIRE】と言われています。
あなたもこのような考え方に憧れたことはありませんか?
そもそも【FIRE/ファイア】というのは、「Financial Independence(経済的自立)」、「Retire Early(早期退職)」の頭の文字を組み合わせた言葉です。
「定年まで働かず、仕事を早期リタイアしてお金のために働く自分を解放する」という考え方を指します。
そんな悠々自適な暮らしのFIREを実現するためには、早期リタイア後でも生活出来るだけの【投資収入】や【経済的自立】が出来ているかどうか、ということが重要です。
ですが、FIREを成功させる人はそもそも生まれながらに裕福であったり、環境が恵まれているタイプが多いのも事実。
実際、家族がマンション一棟を一等地に持っていて、生まれながらに不労所得を持っていたり、祖先が残した財産だけで食べていけるような人もいますよね。
こうなると「親ガチャ」のように「どうせ努力しても自分にFIREは無理」「だから努力をしたり、FIREに向かうこと自体がナンセンス」と諦めていませんか?
ですが、FIREではなく、【サイドFIRE】をすることであなたらしく無理なく生きていくことは可能かもしれません。
FIREより実行しやすいサイドFIRE?それはどんなもの?
サイドFIREは資本投資や貯金だけでリタイア後の生活をするのではなく、現職を持ちながらパートタイムやスモールビジネスを平行しながら行うことを意味します。いわゆる、「副業」ですね。
ザックリ言えばある程度の収入や貯蓄がある上で、不足分だけをスキマ時間のバイトで補ったり、副業として動画編集の仕事を請け負うなどをするのです。
不労所得の収支を柔軟に組み合わせながら働くスタイルのサイドFIREは、やりがいや意欲がないのにフルタイムで働くよりも「自分らしいライフスタイルを作れる」、というわけですね。
このようにサイドFIREの場合はFIREの概念より、「自分らしくをモットー」「自分のペースを重要視」としてるなど働き方を見直すキッカケになる一面を持っています。
さらに、いずれFIREを目指すとしても、サイドFIREとして副業を持つことで現状より実現のスピードアップがかなったり、FIREをしなくても楽しんでお金を稼げる副業を本業でフルタイムにすることでも可能になる場合もあります。
「努力しても叶わない夢もある」?「向き不向きによって成果が変わる」ということはよくあること?
ところで、サイドFIREの目的以外にも「隙間時間に副業をすること」「従業員でありながらスモールビジネスの会社を起業して自分の好きに働くこと」など、公務員を除くと副業が当たり前になった時代ですがどのような企業が副業に対してネガティブな印象を持っているか、チェックすることも大切ですよ。
副業NGの企業の言い分は?法律的に副業は制限されるの?
時には懲戒処分の要因にもなる副業…。
そういう状況では、なかなか一歩踏み出すことに勇気がいりますよね。
そもそも、日本国憲法第22条の「職業選択の自由」により、どのような仕事を選んでも自由であり、退社後のプライベートな時間の使い方を会社によって制限されることはないはずです。
ですが、企業には業務や顧客に関する重要な情報を所持しているもの。
副業は実は、企業側にとってのリスクマネジメントの一環として就業規則上、禁止している場合がありますよ。
さらに、このように副業禁止の場合は入社前に告知されるか社則にも記載があるものです。
さて、話を戻しますと副業を禁止する場合の企業の見解はどのようなものでしょうか?
▼メインとしている業務に支障が出る・見込まれる場合
例えば、手が空いているからといって本業中に副業を行ってしまうのは問題です。
従業員は「時間」で雇われているのではなく、あくまで企業に割り振られた業務を行い、成果を求められるもの。
繁忙期ではないからと言って、業務外のことを行うことは本業の妨げになり、発覚した際に信用も失うことに繋がります。
▼個人の副業によって、会社組織のイメージや信用に影響を及ぼす場合
企業に属している以上、あなた個人の責任は重く、「企業の一部やイメージを担う」とも言えます。
TwitterやティックトックなどのSNSでアルバイトスタッフの勤務態度が問題になる時代です。
副業を行う場合も、集客や話題性のために現職の名前を使うことは、個人の副業を管理・把握していない企業側にとって不足の事態や「炎上」のリスクを招きかねません。
▼本業と同じ職種・顧客をターゲットに副業した場合
「本業で得た顧客リスト」や「本業で知った業界の人脈」などを個人の副業に活用することは「情報漏洩」になり問題です。
場合によっては懲戒処分や裁判に至るケースもあるので、しっかり認識をする必要がありますよ。
ですが、これまであなたが培ってきた働き方のノウハウやスキルを次のキャリアに活かすことは問題ありません。むしろ、これからの副業選びや転職の際にも活用出来るので、積極的に磨いてくださいね!
今の時代、副業のために転職すべき?あなたにマッチした道は
ですが、これまでのスキルやノウハウを副業や転職に活かそうとは言っても…
「同期が転職成功して、副業でも稼いでて毎日キラキラしてて羨ましい…」
「副業で成功した先輩が、セミリタイアしてキャンプや旅を楽しんででいいな…」
「残業も多いし、人間関係も悪いし副業はともかく転職したい…」
「でも…そうは言っても自分には無理かも…」
「将来のために副業を見越した転職、めちゃくちゃハードル高い…」
なんて、毎日に業務や、友人や知り合いと比較してしまうと、現状に不安を感じてしまいますよね。
でも、不安を感じて悩む時間が長いからといって問題が解決するとは限りません。
現在あなたが抱えている問題やあなたの実績を客観的に第三者の目線で知ることが解決の近道です。
今のキャリアに悩んでいたり、やっぱり転職という選択肢に悩んでいるのなら
まずはキャリアアドバイザーの意見を取り入れてみることもおすすめします。
現職でのステップアップやお悩みなど 些細なことでもあなたのキャリアの不安の解消を全力でサポートします。
ひとりでキャリアや行き止まりの現状に悩んでいるとしたら、解決のためにも早いアクションを起こしてみてくださいね。