キャリアで自己否定ばかりの人が見過ごしていること7選
あなたは自己否定ばかりですか?それとも
どちらかと言えば「まあ、なんとかなる」と前向きなタイプと自覚していますか?
まさに今、あなたは
「自信がないから、自己否定ばっかりだ…」
「むしろ、社会人になって働き始めてからネガティブ思考が強くなった」
「自己否定がメンタルだけじゃなく、体調にも影響するようになった」
と悩んでいたり、周りから「自己否定しすぎ」と言われて悩んでいるのなら
自己肯定感を遠ざけるこんな7つの行動を取っているかもしれません。
ついついやりがち…キャリアで自己否定ばかりの人が取り入れていないこと7選
1.不安に感じることを言語化していない
あなたは1日に、不安に感じたことをちくいちリストに書き出したり、吐き出したことはありますか?もしまだしていないのなら、不安に感じるもの以外にも、
「もっと○○すればよかった」
「あの時○○したことに後悔している」
ということを、そして
「嬉しかったと思うこと」
「勉強になったと思うこと」を日記を書くように記録して、読み返してみてください。
モヤモヤとした不安を感じる気持ちを書き出すことで客観視することも出来て不安要素を洗い出すことが出来ますし、楽しく感じたことはもっと伸ばしていけば良い部分になります。
2.自分と他人を比較する考え方をしがち
自己肯定感の強い人を見本にすることで理想に近づく…という場合もありますが‥‥人と比べることで、自己肯定感は向上しません。むしろ、欠点や足りない部分ばかり目に付きやすくなってしまいます。意識して「この人と自分は別の人間、比較しても意味がない」と思うなど、人と比べることをやめてみてくださいね。
3.「自分とは無関係」と感情を切り離すことが苦手
「挨拶した時あの人、不機嫌だったな…タイミング悪くてもっと怒らせなかったかな…」
「グループ長、なんか怖くて苦手なんだよな…一緒に仕事するの恐怖でしかない…」
このように「怖い」「怒らせてないかな」というような持ってしまった感情を引きずっていませんか?
もし何かと感情をため込んでしまうとしたら、意識的に目の前のことだけに集中してみてください。
露骨に物に当たったり、皆の前であなたを責め立てるようなそぶりを見せるなら別ですが、
もしあなたが「なんとなくそう感じて」話しかけにくいけど、用事があるから話しかけたいという場合は
持ってしまった感情をひとまず無視して、ありのままを見ると心の負担を軽くすることが出来ます。
4.「これは余分なもの」として物や嫌な感情を手放しずらい
あなたが自己肯定感が低くネガティブな気持ちにしてしまう理由として、部屋に不要なものが溢れていたり、「嫌だな」と感じてるコーナーがある可能性もあります。
部屋はその人の心理状態を表すということも言われています。
1年間使っていないものは思い切って処分して、スッキリとした空間を作りは気持ちもリフレッシュされますよ!
5.やることを「漠然と」決めてしまっている
「部屋の片づけをする」「運動をする」というように、やることをリストにするけど「結局できなかった」「思ったよりはかどらなかった」という経験はありませんか?
漠然としたリストでは「何から手をつけるべきか」「何が出来たらOKか」をイメージしずらいので、想像した以上の成果が得られないことにつながります。
部屋を片付けたいのなら、「8時から9時の間にクローゼットだけ断捨離する」
運動をしたいのなら、「8時にランニングウェアに着替えてプレイリストの10曲分だけ走る」というように段階を踏んで行動できるように具体的に決めてしまうことがおすすめですよ。
6.「何のために」行動しているか、労働しているか決めていない
働いているなかで不安な気持ちになったり、生活しているうえでストレスを感じることはありませんか?
もしかすると、そのうちにあなたにとって「不要なストレス」かもしれません。
これは「目的」を見失っているために受けてしまいやすいもの。
例えば「この職場にいるのは、生活に必要なお金を得るため」と目的をはっきりさせていれば不要な人間関係のトラブルを避けることにつながります。
生活しているうえで部屋の散らかりが止まらない場合は、「休日をしっかり休める部屋にする」と決めればいらないものを捨てたり、余白のある空間を作れますよね?
今、何かにストレスを感じているのであれば改めて「目的」を見つけてみることも大切です。
7.失敗したりサボった自分を許していない
あなたは「できなかった自分」や「習慣化したかったのに挫折した自分」を責めてしまっていませんか?
自分で決めたことを実行できないことはつらいですよね。
ですが、もしそれができかなったとしても、決して引きずってしまったり、「自分はダメな奴だ」とあきらめる必要はありませんよ。
もし、できなかったとしたらさらに目標や習慣のレベルを落として行動することもできますし、3日1度、一週間に1度でも行っていれば「何もしない」よりははるかに成果が出てくるはずです。
高すぎる運動目標は継続出来ないと自己肯定感を下げてしまいかねません。あくまで「だるい」「面倒くさい」と感じてしまう日でもこなせる程度のレベルから始めるのです。
習慣をつけたり、自己肯定感はゆるやかに、自然と身に付くもの
さて、7つのNG行動を紹介しました。もしあなたが当てはまっているとしたら、今日からどれか1つだけでも、意識して遠ざけてみてくださいね。
ところで、自分自身を肯定感ではなく、過大評価によって過信してしまうことも危険です。
あなたは自己肯定感が高いと、なぜ不利な立場に陥る危険があるの?と不思議に思うかもしれません。
自己肯定感が低く自己否定的であるよりは、高い方が仕事でもよい成果を挙げられそうですし、実際管理職など高いポストについている場合は特に自己肯定感が高い人物が多くいるように思えます。
Appleのスティーブ・ジョブズもFacebookのマーク・ザッカーバーグも人前で堂々とスピーチをしている姿はとても自己否定的には見えません。
ですが、これはあくまでこれまで築き上げていた実績があるからこその自信と判断力に裏打ちされていると言えます。
例えば、同じ言葉を使ったとしても、新入社員で社会人経験がない人と、数々のCEOと同じに語ることは出来ませんよね。
たまたま的を射た発言か、確信と経験から発せられた言葉では、受け取る側も印象が変わるはずです。
自己肯定感はビジネスにおいて重要ではありますが、あくまで自己肯定感は見せつけるように表面に出すものではありませんし、自分の言葉を曲げずに強い言葉で主張すればいいものではないのです。
なぜなら、自己肯定感というものは、自分で自分を客観的に評価する、というもので「過大評価」することではないためです。
自己否定的な性格の人間からすると「自信満々な発言」「強気な発言」はイコールで「正しい主張」と受け取りがちですが、必ずしもそうではありません。
同じように、自己肯定感が高い=能力がある、ということを考えてしまうのは発言する側としても「自分を過大評価」してしまい、「自分はデキる人間だ」「自分は優秀だ」という傲慢さにも繋がってしまうと言われています。
そうなってしまうと、
例え現職でキャリアアップしたいと考えていても「まだ実力不足」なのに「評価されない会社は最低!」と余計なストレスを感じてしまうかもしれません。
転職活動に踏み切っても「自己評価に反して能力に差がある」と、面接において良い印象を与えられないかもしれません。
つまり、自己否定的ではない場合、在職中や転職活動中に関わらず「自分を過大評価しているかもしれない」という可能性を危惧する必要があるんですね。
さらに、自己肯定感を高めたくても、悲しい時や落ち込んでいるときに無理は禁物ですよ。
ひどくネガティブに感じているときに無理やり自己肯定感を高めようと、「大丈夫」と言ってしまうと
現状の自分に嫌悪感がどんどん膨らみもっと自己嫌悪してしまいます。
落ち込んでいる時はそんな自分を受け入れて、しっかり眠るなどしてケアや、相談出来る友人に話を聞いてもらうなどしてくださいね。
もしかしてあなたは現在、仕事やこれからのキャリアで悩んで暗い気持ちになってしまっていませんか?しかも、身近な人に相談出来ないのです。
そんな家族や友人にも相談できない、、、なんて時には親身になってくれて、かつたくさんのキャリアカウンセリングの経験のある
専門のキャリアアドバイザーに相談してみることも、問題の解消に繋がりますよ。
キャリアの不安も、自己否定的な思考もカウンセリングを通してポジティブシンキングを高めていくことが出来ますので、ほんの少しのコツを取り入れてみてくださいね。