あなたは知ってる?ハラスメントに遭ったら真っ先に相談すべき2つの機関と打開策

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」
あなたはつい、職場の目上の人に対して「ご苦労様です」「ご苦労様でございます」という言葉を使ってしまったことはありますか?新入社員「あるある」かもしれませんが…
 

基本的に上司など目上の人に対して「先に帰宅する意思」を伝える時は「ご苦労様です!」はNGです。

一般的に「ご苦労様」という言葉は「目上の人が部下などをねぎらう言葉」という印象があるためです。ですので、上司より先に帰宅をする際や退室をする場合は「お先に失礼いたします」が正しいとされていますよ。

もしうっかり間違えて使用してしまったり、「今までご苦労様って使ってた!」という時は気づいた時から訂正すればOKですよ。そうすることで相手に誠意が伝わりますし、今後も円滑なコミュニケーションを築くことが出来ますので、実践してみてくださいね。

また、今後も敬語などを間違って伝えてしまった時は、必ず謝罪の言葉を添えたり、「念のために申し添えます」というワンクッションを入れることで誤解を解くことが出来るはずですよ。

ですが、そうは言っても
「うちの上司はミスを訂正しても許してくれない…」
「仕事でも休憩時間でも、小言や業務の監視ばかりで辛い…」なんて悩みを抱えてるかもしれません。

例えば、ちょっとしたミスで上司によっては機嫌を損ねたことで

「定時直前で有無を言わさず『今日中』の仕事を振られた」

「皆の前で怒鳴られ、一方的にまくし立てられて泣いてしまった」

「『使えない奴!』と周りにたくさんの人が見ている中言われた」

「仕事終わりに自粛したいのに飲み会に強制的に連れて行かされて説教される」

「過去に起こしたミスを未だにネチネチ蒸し返したり、古傷を抉って責めてくる」

このように「上司からパワハラを受けることになった」という体験や叫びが問題になっています。

しかも直属の上司だと睨まれると厄介なことに同僚や先輩に伝えても見て見ぬふりをされたり、
逆に自分が注意をされてしまうなど
一部の旧体制やワンマンで経営している企業のメンタルDVともストレスでやりがいを超えた負荷がかかってしまっては元も子もありません。

あなたは、こんなパワハラの起こる職場に対処する方法はあると思いますか?

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そもそも、法的に見るとパワハラってどんなもの?ミスした自分が悪い?

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パワハラとは社会的地位や立場を利用して目下の人間に圧力をかけること。

パワハラは、部下が上司から受ける仕事の立場上避けられないハラスメントです。

パワハラは、社会的に「悪いこと」「なくさなければならないこと」という認識になっていますが、
残念なことに上司の立場を利用してパワハラ的に残業を強要したり、
風邪でも休んだら怒鳴るなど、パワハラと思われることが横行することは問題です。

ですがもし、あなたが「パワハラをされる原因が仕事でミスする自分にある…」と考えているとしたらそれは間違いです。なぜなら、それはいじめられている側にも原因があると言っているようなもの。いじめは加害者である当人にのみ責任と問題があり、いじめ被害者には落ち度はありません。

パワハラを受けてしまっている場合も全く同じで、もしあなたが悩んでいるとしたら自分を責任を感じる必要はありませんよ。
ですが、理不尽なパワハラを受けてしまわないように、まずはパワハラをはじめハラスメントに対抗する術を知る必要があります。

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理不尽なパワハラに対応するには?具体的な打開策は2つ

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・相手の発言を復唱する

もし、あなたがパワハラ(セクハラ)発言を受けた場合、
「今、●●とおっしゃられましたか?」と同じ言葉を復唱することが重要です。
復唱することで、相手に同じ言葉を受けてもらい、
行き過ぎていたとか、問題がある発言だったことを意識することが出来ます。

さらに、周りに人がいた場合、いざという時に証言をしてもらうことも出来るので試してみてくださいね。
ただし、強めに言い返してしまうと、人によって「煽られている」と感じさらに逆上してしまう可能性もあります。気を付けてくださいね。

・ボイスレコーダー、録音機を机の上に置く

すぐに発言を録音する状況を作ることで、精神的に安定が得られる効果もあります。
言った、言わないという水掛け論も避けることが出来るので、記録に残すということはとても効果的です。
「あの人はすぐに録音するから」と思われると、人によっては嫌悪感を感じるかもしれませんが、仕事は仕事、と割り切る派にとっては人との距離感を適度にキープ出来るので、取り入れても良いかもしれません。

ですが、、
あきらかに理不尽な場合でも周囲に訴えることが難しい場合も、残念なことにあるかもしれません。

例えば、

▼声を上げる必要があると分かっているものの、逆らうことを許さない空気があったり

▼同調圧のせいで泣き寝入りするしか選択肢がなかったり

▼同じ目に遭っている同僚や後輩を見ても助けることが出来ず自分を責めるしかなかったり

▼職場のパフォーマンスを大きく左右する人間関係に軋轢があるために転職を余儀なくされたり

▼逆に「自分は転職しても上手くいかないんだ」という先入観を持たせキャリアの選択肢を奪う

という結果ももたらしかねません。

もし、自分が理不尽にパワハラに合っていたとしたら、どのようなアクションをすべきでしょうか?

あなたは知ってる?ハラスメントに遭ったら真っ先に相談すべき2つの機関。

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社内に人間関係を相談出来る「人事窓口」があれば、まずは相談してください。
窓口は相談に関するプライバシーを尊重したり、匿名で相談が可能な場合もあり敷居は低いですね。

ですが、中小企業や個人事業ですと 人事と経営が一緒のため、直に相談はかなりハードルが上がってしまいます。
そこで、次に紹介する都道府県の2つの労働監督機関もぜひご活用ください。

【労働基準監督署】
◎厚生労働省が定める労働基準法を守るための機関

残業代を支払わない、セクハラを行うなど
パワハラ以外にも労働基準法に反する場合に申告することが可能です。
労働基準監督署は上記に違反があった場合に企業に直接勧告を行ったり、指導をします。

【労働局】
◎労働者と企業の間でハラスメントをはじめ問題が起きたら調整を行う機関

パワハラやセクハラ、不当な人事や解雇が発生した場合など様々なトラブルに対する相談を受け付けています。

ただ、この2つの機関にはあくまで勧告や指導など
企業に強制力はないという点があります。

2020年6月1日より施行される
「パワハラ防止法」と呼ばれる
「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」(略称:労働施策総合推進法)でも、解決は個人と企業の歩み寄りに委ねられ、罰則は設けられていません。

ですが、今後この「パワハラ防止法」に違反したとされる企業は公表される措置がありますので、転職・就職の際に1つの指標となると言われています。

もし、あなたが現在仕事でのパワハラに悩んでいるとしたら 一人で抱え込まず、上記の機関や、ビジネスや人間関係を専門とする弁護士など専門家に相談も検討してみてください。
その際は証拠となる罵倒の録音や、出勤簿の記録などしっかり資料を収集する下準備をしたという体験談もありますので、相談の際に確認すると良いでしょう。

もしあなたが一人でセクハラやパワハラに悩んでいて
自分のパフォーマンスが発揮出来なかったり、理不尽な職場のストレスに悩んでいるとしたら、まずはキャリアアドバイザーに相談することも大切です。

大事になる前にひとりで悩みを抱えすぎず、前向きに生活するためにも、今日から出来る最初の一歩を踏み出してくださいね。

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