20代転職でつい避けがち、年中求人募集=ブラック企業にはならない理由
「毎日仕事が楽しくないのは今の職場がマッチしてないから…」
「仕事で働きに応じた待遇がないからやりがいがない…」
「入社時に比べて職場に行く道のりが遠く、足が重く感じるようになった…」
という不安から、今より新しい環境に一歩踏み出す選択は珍しくありません。
ですが、だからと言ってすぐに転職のために職務履歴書を用意する前に「この企業は自分にとってアリかナシか」を決める必要がありますよね。
特に要注意とされているものが「年中求人票を出している企業はヤバイ」というもの。あなたも、常に求人募集している企業に様々な印象を持ってるかもしれません。
年中求人募集=ブラック企業にはならない
「あの会社はずっと求人募集しているからブラックだ」「常に求人募集しているのは人か定着せず辞め続けるからだ」とよく耳にします。ですが、結論から言えばそうとも言い切れません。
それは求人を募集しているのは企業として事業拡大をしていたり、急成長している傾向もあるためです。そもそも、経営の観点から見ると「従業員は足りないくらいでちょうどいい」とも言われているので、慢性的に人材不足にも関わらず求人票を出していない企業も問題ですよね。
ですので、安易に「常に求人募集」=「待遇の悪い企業」というレッテルを貼ることは避けた方が良いです。さらに、企業にエントリーする前にあることにも注意しないといけません。それは…
常に求人募集している企業より要注意なものは求職者の「●●」の数
基本的に働く上では長くキャリアを積み重ねる方が社会的に信用が高い、と言われています。
そのため、近年の人事の傾向としては「3回、4回転職を頻繁に繰り返す人材はNG」とされています。
長く企業に勤めていればいるだけスキルや実績があり、信頼関係か築きやすいという点がポイントなんですね。
ですが、そうは言っても求職者はそれぞれ学歴やキャリアの重ね方が異なります。
一概に「NG」ではなく、転職に至る動機や前職で得たスキルを獲得し活かしているかなどで短期離職や回数が不利ではなくなるのです。
職種や業種によっては1つの企業で長いキャリアを積むことが求められる場合があるので、あくまで自分にマッチした長く続けられるキャリアを探すことを忘れないでくださいね。
長期的な勤務と短期の転職…コロナ禍でも選ぶべきはどれ?
転職サイトやハローワークには求人票があふれているし、
未経験からも挑戦できる職種もあるし転職回数が必ずしも不利ではないからといって
「職場の雰囲気が合わないから」
「もっと待遇の良い企業に行きたい」
という決断をするのはちょっと待ってください。
なぜなら、働き方次第でスキルや実績が身に付かなかった場合
転職は成功しても必ずしも年収アップや
希望通りに就職できる約束はなく、限りなく自己責任になるためです。
実際、未経験職種にキャリアチェンジ転職をした場合、スキルアップを目指すキャリアアップ転職に比べ年収が下がるということは珍しくありません。
それだけではなく、タイミングによって求職者が多ければ多いほど、限られたエントリー出来るポストの倍率は上がりますし、
それだけ企業側からは未経験者より実績や経験のある人が企業に好まれる傾向が強まります。
また、職業や企業によってスキルや成果を上げることでキャリアアップしたことで
「仕事にやりがいを見出して断然楽しくなった」という体験も散見されます。
もしあなたが今
「とりあえず転職」を考えているのなら漠然とやりがいと待遇向上の他に現職でのスキルアップのチャンスを見直したりこれまで積み重ねてきた自己研鑽のスキルを生かした求人に絞って検討することが絶対におすすめです。
でも、そうは言っても
「ただ求人を眺めたり、転職サイトからのスカウトメールを見ていても
自分にマッチする企業やピンとくる職種がない…」
と感じて、そのまま何もせず諦めてしまったり妥協した選択をしてしまうのなら、
転職のプロの転職エージェントに詳しく話を聞いてもらうことも大切なのことなので、今すぐにでも検討してください。
特にキャリアアップ転職や、キャリアチェンジ転職をより真剣に、密に行いたい、失敗したくないと感じている場合は転職エージェント「キャリサポ」を活用してくださいね。