人に頼るのが苦手…何でも自分でしてしまう…それはあなたの性格のこんなところに原因があるのかも？
あなたは人に頼ることが苦手ですか？
もしかしたら、どちらかと言えば「頼られる」方かもしれません。
ですが、人に頼れない現状を
「社会人であれば、何事も自分の力だけでこなすことが出来ると評価は高くなるし…」と思い込んでしまうもの。
ですが意識しないところで、長い目で見るとデメリットがあるということを知っていますか？
人に頼るのが苦手…何でも自分でしてしまう…それはあなたの性格のこんなところに原因があるのかも？
デメリットをお伝えする前に、そもそもあなたはなぜ、人に頼ることに苦手意識を感じているか考えたことはありませんか？
具体的な例を挙げると、「人に頼ることが苦手な人」の性格的な特徴に
こんなものが当てはまると言われています。それは…
1.頼ったりお願いした時に断られてしまうのが怖い
2.相手に気遣ってしまって頼れない
3.頼るのは甘え、悪いことだと感じている
4.自分で限界まで努力しないと頼ってはいけないと思っている
5.過去に人に頼って、辛い・裏切られた経験がある
こんなものです。
「人に頼るより自分でやった方が早い」と考えるタイプの場合、「頼れない」というストレスを感じていないので除外していますが…
どうですか？もし、まさに人に頼ることが苦手だとしたら
あなたにも当てはまることがあるかもしれません。
さらに、人を頼ることが苦手な人の傾向として
・真面目で努力家なので人に頼るのは甘えに感じてしまう
・周囲に迷惑をかけてしまうと気遣ってしまう
・「自分」でこなさなければと責任感を強く持っている
と言われていますよ。
つまり、「人に頼ることが苦手」なあなたの場合、
人の気持ちに敏感であったり、状況を察したりすることが長所なのですね。
ですが、そうは言っても時には効果的に
あなたのために「人に頼る」ということは重要です。
なぜなら、「人に頼らない」とこんなデメリットがあると言われているためです。
人に頼らないデメリット、あなたも感じているかも
では、人に頼らないせいで感じてしまうデメリットはこんなものが挙げられます。それは、
1.頑張り過ぎてキャパオーバーしてしまう
2.強いストレスと責任感の重圧に悩まされてしまう
3.必要以上に時間を奪われてしまう
4.孤独感を感じて最後の最後まで助けを呼べなくなってしまう
等々。
こんなデメリットを見て、どう思いましたか？
「それでも、頑張れる」という人は少ないのではないですか？
特に、ストレスが過度にかかってしまうと
気持ちが安らぐ時間を奪ってしまい「頑張り」の糸がプツンと切れて
何もかも手につかなくなってしまう…なんてことにもつながりかねませんよね？
ですが、人に頼ってみることで
あなたの負担を軽減させてくれますし、自由な時間も増えます。
それに、長い目で見てあなたを頼りにするだけではなく頼られることで
「同僚も成長して、お互いに信頼関係を築くことが出来た」
「職場で感じていた孤独感がなくなって、仕事も明るく取り組めるようになった」
という実感を得ることが出来ますよ。
人に頼るということが苦手なら克服するための第一歩はこれ
もし、あなたがそれでも「人に頼ることが苦手」という意識があるとしたら
まずはほんの小さなことから頼ってみることがおすすめです。
「あの書類、どこにあるっけ？時間がある時に持ってきてもらっていい？」
「この品出し、今しないといけないからあっちの棚をお願いするね」など
コミュニケーションスキルを磨くつもりで頼んでみるのです。
コミュニケーションといえば、人が打ちとけるためには
「お願いをして、聞いてもらい、感謝する」というケースがあります。
お願いをされると人は「信頼してもらってる」「頼りにされている」と
喜びを感じると心理的効果があるのですね。
脇道にそれましたが…
小さなお願いや頼ることを続けることで
「頼るのも悪くないな」「意外とカンタンだった」という成功体験を積みあげてみてください。
ですが、もしあなたの職場で
「小さなことでも人に頼ることが許されない空気がある」
「自分ばかりに重圧があってストレス過ぎる」という状況であれば、
これ以上の負担を避けるためにも環境を変えるという手段も忘れないでくださいね。
特に、今まで仕事に人に頼ることが慣れていない場合、コミュニケーションのスキルアップもかねて
キャリアアドバイザーを信頼して、転職活動をスタートすればまさに一石二鳥の成果が得られるチャンスです。
最後に、あなた自身を追い詰め過ぎはあらためて禁物です。
たったひとりのあなたです。
心も身体も不安からか不調に陥ってしまう可能性が非常に高くなりますから。
自分にほどほどに厳しく、甘えられる部分は力を抜いてみてくださいね。
